数日前に「連休明けに解体」と言う話を聞いたので、戒厳令、もとい緊急事態宣言中の連休最終日だというのに、わざわざこれだけの為に遠出してきました。3年前に一度解体の話が出ていたのに、保存団体の立ち上げで何となく安心して、後回しになっていましたけど、結局何も具体的な方向性を打ち出せていなかったみたいですね。
流石に連休最終日の下り、かつ緊急事態宣言中だけあって、新幹線は自由席でも人もまばらです。そんな時に出かけるんじゃない、とか叱られそうですが。
数年前までは腐るほどいた、西の国鉄な電車も、流石に少なくなってきましたが、日本第二の大都市圏の主要駅に103系や113系がまだ顔を見せること自体、驚くべきことかも知れません。
今回の目的地最寄り駅に到着。目標は駅ホームからも少し見えます。
駅から徒歩数分で到着。廃線跡は完全に道路に飲み込まれて、旧駅舎のみポツンと取り残された感じ。
こちらが元の入り口側。終端側から。
終端側妻面を正面から。
こちらが旧ホーム側。かなり手は加えられていますが、往時の面影は感じられます。
浜大津側から。
この建物の由来を解説した掲示が窓に貼ってあります。
バスがかつての廃線跡を通過。江若じゃなく西JRバスですが。
見られるのは今日が最後とあって、カメラを向ける人が数人いました。まあ、国鉄型車両の引退間際とは比べ物にならない位静かですが。とりあえず、解体の告知の掲示や、バリケードの設置等の目に見えた動きは、今日時点ではまだありませんでした。
簡単に済まそうと組み始めたけど、パンタ周りの配管が、エアホースが、開放テコが…となって、結局いつも通りなかなか進まない、と。やる気になったら、今度はパーツが足りない、それで買いに行くとどこにも在庫が無い、お決まりのパターンですね。最近、銀河とかの汎用パーツが欠品なものが多く困ります。それだけ作る人が減ったんでしょうね。良く使うパーツは見たら余分にストックしなければ、いつ供給が断たれるかという不安に苛まれます。結果、また在庫が積み上がると。