雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

招待券頂いたので

2016-07-31 23:36:26 | Weblog

 どうせ行かなくてもすぐに画像がUPされるだろうけど、友人から招待券も頂いたし、現物も見てみたいので、ちょっと銀座まで行って来ました。それにしても、KATOの飯田線シリーズはどこまで続くのでしょうか。

 

期待を裏切らぬ完成度のトミーのC11、これでKATOがどう動くかが見ものですね。

ミュージアムショップ限定パッケージのが先行発売されていますが、まだ手にしていないので、現物を見るのは初めてです。ワム3500については、先行するホワイトメタルキットも、中国製プラ製品も残念な出来だったので、やっとまともな出来の製品が、しかも安価に供給されるのは嬉しいのですが、ちょっと綺麗過ぎる仕上がりかな。ミュージアムショップありきの企画だと思いますが、これだけでは寂しいので、観音開きのトム1か5000、スム1とか同時期の貨車も欲しいところです。

第21弾はほとんど田舎のバス...中型や小型のバスは地方都市では今や主役ですし、個人的には歓迎なのですが、セールス的には大丈夫か?と思います。

車齢30年近くにして、こういう形で注目を浴びることになったクルマもそうは無いでしょうか。

 

以前のブラインドの焼き直しか?と思ったけど、一応貫通扉が違うバージョンが新規作成。それより雨樋こんなに目立たないし、位置も変なのを直してほしかったな。

車体自体の出来はまあ良いとして、そろそろ専用パンタが欲しい気もします。MODEMOの路面電車用パンタが分売されれば良いんですけどね。

シークレットの銀色のを手に入れそびれた方には朗報でしょう。どうせ色は塗り直した方が良さそうだし。台車はFS40なので、DT10と振替えて近江とかに転用すれば良いし。

何か相変わらず色が変だなぁ。個人的には馴染み深い題材なのですが、末期の改装後より、本線600V時代末期~貴志川線封じ込め直後から昭和50年代位までの姿で欲しかったです。縦樋や貫通扉の番号板を追加するのは簡単ですが、モールドされているそれを綺麗に削り落とすのは容易じゃないし、京福や水間にも簡単には出来ないし。


毎度の事なんでしょうが

2016-07-31 21:48:37 | Weblog

 「田舎のバス」で、尚且つ「旧い」となると、不人気枠になってしまうのは毎度の現象なんでしょうが、ボディ、シャーシ共々仕様が集約してバリエーションが少なくなった昨今、旧い奴をラインナップから外しちゃうと今度は飽きられる、メーカー企画者としては悩ましい所なんでしょうね。少数派と言っても、敢えて旧い奴目当てに買ってくれる人≒コアなファン、即ち沢山買ってくれる「良いお客様」である可能性もあろうし。次回のラインナップを見ると、そのあたり担当者の苦悩?が浮かばれます。

 で、いくら400円だって言っても、琉球バスばかり4台…20弾の富士3Eのうち、あと3種は末期のK-U31直結冷房車だけど、これだけU20サブエンジン冷房車で、方向幕が小型なのもこれだけなので、モノコック全盛期のBU04や4R105、MR410とかのシャーシ架装車に改造するには好都合、と言う訳で。個人的には頸城や井笠のK-ECM430や、山形交通のDR15にしてみたいな…と考えてみたのですが、9m車は単に短く詰めるだけでなく、窓割が全く別物なので、結局側構は全面的に造り直しになりそうなのが悩ましく...


気になりだすと仕方ないもので

2016-07-30 18:58:36 | 地方私鉄(近畿)

 どうせ現車は半世紀前に姿を消しているんだし、資料が少ないことを良いことに?適当に済ませちゃえば良いものの、やっぱり判明している部分に関しては可能な限り表現したく、こうやって泥沼に嵌っていく… 折角のロスト前面なのに表現されていなくてがっかりした昇降ステップ、先行している1005とか1010は自作したけど、その後の調査でRFL#404 鉄コレパーツセットに含まれている、テールライト上ステップが丁度良さそうなので、これを流用してみました。ちょっと大振りかな?と思うけど、真鍮板の切れ端から10個の極小ステップを均一な大きさに切り出して仕上げることを考えれば… しかも取り付け位置が前面の接合部のすぐ横、もたもたしていると折角付けた前面やドア下ステップの半田が融けてズレてしまうので、手早く作業したいけど、相手は厚みのあるロストパーツ、鏝を当ててもなかなか熱が回らず、結局前面やドア下ステップがずれないようにクリップとかで押さえながら、バーナーでさっと炙って何とか済ませました。

サイドビューが何か妙にすっきりして物足りないな、と思ってよく見ると、ドア上の水切りが表現されていません。そう言えばこのメーカーの旧南海も表現されていなかったな、と、0.3x0.1の真鍮帯板から切り出した水切りを半田付けしました。画像で見ると物足りなそうですが、エッチング表現とのバランスを考えると、この位が丁度良いかな? 福原金属も廃業した後、この手の極細の真鍮帯板やアングルって未だ入手できるのかな?


これでちょっとは恰好良くなったかな?

2016-07-27 00:21:50 | 地方私鉄(近畿)

 ロスト前面に一体鋳造された前照灯、イマイチ貧相だとバッサリ切り落としてしまったので、代わりに台所の関西型ロストパーツを付けておきます。ライトケースの尻が丸い南海に多いタイプと、平たい阪神小型車に多いタイプの2種類ありますが、私の手許にある乏しい資料ではセオリー通り平たい方みたいですので、全部平型を付けました。しかし淡路交通は南海とも縁が深いので、どこかで一部すり替わっている可能性も(事実、野上の元阪神小型車は末期、多くが南海放出品の丸型にすり替わっていましたし)…余り深く考えるのは止めておきましょう。また積みキットの深い闇に沈んでしまうのでw。

さっさと片付けてしまわないと、また今日こんなものが着弾しちゃったし…いくら好きな電車と言っても、実在しただけの数買うことも無いのに…


ブチッ

2016-07-23 11:39:21 | 地方私鉄(近畿)

 その表現が気に入らなかったロスト前面一体成型の前照灯、結局レール切断用の強力ニッパーでブチッと切り落としました。ガイコツテールも本当はイマイチ気に入らないのですが、リベットが近くにあるので綺麗に削り落とすのが困難と判断、そのままにするつもりです。この手のベースキットを手にする方なら、パーツを別途調達して、孔を開けて取り付ける程度は問題無さそうに思いますが…そんな余計な物をモールドするより、やると意外に面倒な前面隅の昇降ステップを表現して欲しかったな…灯具類は各種パーツが揃っているけど、適当なパーツがなかなか無いし。

それにしてもロストパーツを手で削るのは硬くて骨が折れるので、個人的にはモーターツールはあまり好きでないのですが、ここはミニルーターで荒削りしてから手作業で仕上げですね。

あ、それはそうと、これ前面貫通扉上の雨樋の処理が間違っている…本当は扉周りは平面なんだけど、その上の雨樋は綺麗な円弧を描いています。これを修正するのはかなり面倒そうなので、放置かな…


記憶に御座いません…

2016-07-23 11:19:35 | Weblog

 物置部屋で探し物をしていたら、何やら蒲原鉄道の封筒が出てきました。

何入っていたっけ?と中身をぶちまけてみると、すっかり焼けてしまった廃札券がドサッと。主に先行廃止された村松―加茂間の片道、往復の各駅の乗車券に入場券、準片、定期券に車補…こんなのいつ買ったっけ? 残存区間の廃止直前にセット売りされていたのを村松の窓口で、だったかな? とにかくはっきりとした記憶はありません。それだけ歳月を経過した、と言う事ですな。

準常備式往復乗車券(準往)って現物は初めて見たような…要は準片を横に2つ繋げた体裁ですが、ただでさえ余り売れていないことが多い(ので窓口で焼けた券を出されることが多い)往復券、常備券を作るほどの需要が無い区間なら補充式対応か、もっと適当に片道券2枚にスタンプ対応で良いんじゃない?と言った中途半端な存在なので、あまり目にする機会が無かったのも無理ないんでしょうね。


一見簡単そうなのですが

2016-07-18 00:09:22 | 地方私鉄(近畿)

 旧阪神小型車と言うと、客扉下の張り出しステップが無いとらしく見えないような気がします。譲渡先によってその形態や取り付け位置等はまちまち(勿論阪神時代晩年も)ですが、淡路の2輌は最もシンプルに、車体裾に板を取り付けただけ(車体裾と、ステップ板の下面が面一になる様に取付。対し野鉄はステップ板の上面と車体裾が面一)なので、帯材を単純にイモ付けしただけですが、2輌で12ヶ所も、傾いたりズレることなく半田付けするのは意外に大変です。ステップ板の厚み分だけヤスリで裾に切り欠きを入れ、裏からアングル材をはめ込んで表現した方が位置決めの容易さでも、強度上も良かったかもしれません。


ランボードの足付けてみた

2016-07-17 11:36:04 | 地方私鉄(近畿)

屋根に開いている足を差し込むスリットが緩いので、全部差し込んでおいて裏から一気に半田を流すと言う業は通用しません。一つずつ付けていくのも、数が多いので面倒ですね。足を半田メッキして、ピンセットで押さえながらマイクロバーナーで炙り、何とか全部付け終えました。

あとはおでこの継ぎ目を修正して…一体モールドされている前照灯が小さ過ぎるような気がします。削り落として台所のロストパーツに交換かな? 客扉下に張り出したステップ(阪神時代とは形状も位置も違う)も付けなきゃ、と思うし、609番の増設ランボードも表現方法を思案中だし、まだまだ先は長い…


また懐かしいものを

2016-07-15 23:56:29 | 地方私鉄(近畿)

 マスターピースの野鉄モハ24が出たついで、昔(15年位前だったかな?)買ったまま積んであった錦林車庫(岩橋商会)の野鉄電車のキットを引っ張り出して来ました。ガレージメーカーが雨後の筍の様に次々と新設され、毎月の様に新しいキットが続々市場に投入される、ガレージキット全盛期の製品ですね。普通には形にならない酷い製品も結構ありましたが、ほとんど中古品のフリマと化した今のJNMAより、素材を眺め、完成後を想像するだけでワクワクする時代でした。

板材の側面と、ホワイトメタル鋳造の屋根を組み合わせる構成は、好き嫌いがあると思いますが、エッチングもホワイトメタル鋳造のクオリティも高く、今でも十分通用する出来じゃないでしょうか? この種の電車には珍しく、床下機器も専用品が入っています。昨今の3Dプリンタ一発造形じゃなく、エッチングと挽物、手作業での切削品を原型にした手の込んだもので、淡路1003にも使えるMKコントロールのスイッチボックスもモールドされているので、作る前にシリコーンで型取りしておくか… 動力ユニットはGM小型電車用を付属のエッチング板と切り接いで作る様指示がありますが、今なら鉄コレ用動力で一発ですね。


これでも仕込むか

2016-07-10 18:58:58 | 地方私鉄(近畿)

 外に出る気にもなれない陽気なので、先週のJNMAで仕入れた阪神小型車でも仕込むかな、と淡路の方2輌を持ち出して… インレタ作成などでお蔵入りになっている旧南海の方も合わせて、そろそろ何とかしてやらなければ…

ロストワックスは以前の南海タマゴ型と同程度のクオリティ、リベットが多いので綺麗に仕上げるのは困難を極めます。原型は板金細工したものでなく、今流行りの3Dプリントとかかな? 

一応箱にしてみましたが、ロスト前面の合わせがなかなか上手く行かず、少しずれてしまいました。後で直しておくか…阪神と淡路の場合、裾部分で前面と側板に段差が出来るのが正当です。それに対し野上は一直線になりますので、端梁の継ぎ足しが必要です。他、淡路609と610の差異ですが、非パンタ側(連結運転時、常に前に出る面)前面が609はキットそのままで良いですが、610は幌枠座が残っています。また、屋上のランボードが、今度は610は基本的にキットそのままで良いですが、609がパンタ~中央のベンチレータの間と、中央のベンチレータより車端部に向かって足4つ分、両脇に継ぎ足されています。台車は609のBWタイプは良いとして、610のブリル77E長軸距タイプが鉄コレにも無いんですよね。(短軸距のは能勢60に付属していますが)。27Eを少し弄って誤魔化しておこうかな。