雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

北鉄の台車その2

2010-07-19 11:58:19 | 地方私鉄(北陸)
 北鉄の台車、D16或いはTR-14で良いクハ1720型以外は一筋縄には行かない代物なのが、これまた何とも。少し昔だったら、全部GMの「日車D型」「DT-10」「ブリル」のどれかでお茶を濁して済ませていたものですが…余談ですが、GMの「ブリル」、日本で採用された短軸距のブリル台車は、27E系或いは77E系が大勢を占め、MCB系で有名なのは京阪京津線260のMCB-X位です。しかもこの台車は枕バネを避けるため、イコライザーの中央部が弓なりになっており、GMの様な一直線のタイプは思い当たりません。と言うことで、GMのは拘り出すと使えない台車になってしまいますが、京津線以外への流用を考慮してアレンジした、大らかな時代の産物なんでしょうね。

 さて本題に、続いてはモハ3740型の台車を、この形式4輌中2輌はモハ3710型から流用した汽車MCB改、残り2輌は名鉄由来のBWタイプです。MCB改は単純に鉄コレMCBのブレーキシューを両抱き式に改造です。BWタイプは鉄コレBWとはイコライザーの曲率が異なり、名鉄モ700と750が晩年に履いていた台車同等品を両抱きブレーキに直したものです。MODEMO名鉄モ750の台車を改造した方が良さそうにも感じますが、同製品の台車はPOM(デルリン)製で接着塗装が困難、しかもモールドが浅くてイマイチなので、GM日車D型(T台車はPOM製なので、材質がABSのM台車枠を推奨)を加工し、銘わぁくすの北鉄3700に付属していたイコライザー(このパーツ、3700には使わないんですけどね…)を貼り付けて表現。これを見ていると、美しい曲線を描いたイコライザーが、生産合理化の為につまらない一直線な形態になってしまったのは残念ですね。



GM加工品を鉄コレ動力に取り付ける時は、台車枠裏面の軸受部をドリルでザグッておきましょう。動力台車側に突き出したピボット集電板を避けるためなので、適当に大きめに削っておきましょう(但し、削り過ぎて表まで貫通させないように)

こんなものも…

2010-07-18 18:45:57 | 地方私鉄(北陸)
 進捗率9割超に達しているのに、暑くなってきて製作意欲が益々減退中ですが、モハ3740形の床下でポイントになるコンプレッサの冷却管を線材を曲げて作成。ついでにプラ材で作っても良さそうなんですが、ブレーキシリンダやエアタンクの保護板も真鍮の切れ端で作成しました。

無駄

2010-07-11 23:41:22 | Weblog
 別にコレクションするつもりは無かったのに、気付くとペンタKマウントレンズが50本ほど手許に…まあ大半は中古やヤフオクで数千円の安物ですが、K20mm/F4とかK85mm/F1.8とかの「ちょいレア」な玉も数本…こんなに持ってても全部使う訳じゃ無いのに。

 まあ「マウント不変」を謳っている割には、装着できるレンズに制限が多いN社と違って、ペンタは初代「アサヒペンタックス」以来のレンズほぼ全てが、最新のK-7やK-xにも装着でき(M42スクリューと67、645用はマウントアダプター併用で)、露出計やフォーカスエイドは勿論、手ブレ補正まで機能するのは親切です。スペックやAF性能、ラインナップでC社やN社に及ばなくてもペンタを使い続けているのは、そういうユーザーフレンドリーな姿勢に依るところが大きいのかな。

この前の窓セルは

2010-07-10 11:30:33 | 地方私鉄(北陸)

 こうやって、戸袋窓の部分の窓ガラスに裏から重ね張りします。



表から見ると、戸袋窓内側の窓枠がチラリと覗きます…まあ完全自己満足のみの世界ですが、肉厚のあるプラ嵌め込み窓では困難な表現です。



 ついでに台車も、鉄コレに入っているKS-30L台車枠はブレーキシューが片押し式ですが、北鉄電車は積雪時、確実な制動力を得る為にか両抱き式を標準採用、旧来片押し式だったKS-30LやブリルMCBも両抱き式に改造されていました。

 そこで2タイプのKS30L改を作成。左側のタイプ1はモハ3700型が履いていた名鉄モ700原型由来の台車で、当初から両抱き式への改造を前提にしていたような形態です。模型ではKS30Lの端梁部を切飛ばし、鉄コレKS-33Lから移植しただけの安易な物です。

 右側のタイプ2はモハ3770型(一時期はモハ3760型も)が履いていた伊那電由来の台車を再現。プラ片と他の鉄コレ台車から切り取ったブレーキシューを切り張りしましたが、結構面倒な割にはイマイチなので、1輌分しか作成せず、もう1輌分はタイプ1でお茶を濁しておきます。



 余談ですが、タイプ1と同タイプの台車は間もなく引退する銚子電鉄デハ701が履いています。因みに名鉄に残ったモ700型は瀬戸線に転出後モ600(初代)のBWタイプに振り替えられ、北鉄でも後年モハ3740型と同時に同タイプの台車を手に入れていますが、こちらはまた後日紹介しましょうか。


これは買い逃したけど

2010-07-04 20:43:07 | Weblog

 浜松町でのJNMAフェス、本命だった?あまぎの鹿島参宮42200は買い逃したけど、予約だけしてきました。でも只の鉄道フリマみたいになってきて、昔より面白くなくなった…昔では考えられない様な、ありとあらゆるジャンルのマスプロ完成品がこれだけ市場に溢れたら、手を動かしてモノを創ろうと言う人間が少なくなるのも無理も無いかも知れませんが…

 それ以外に仕入れたもの…
近鉄5820系(旧伊勢電改/「かもしか」号)2編成・・・銘わぁくす
宮崎交通ED1+コハ300(エラー品)・・・kitcheN
福井鉄道モハ80単行・・・あまぎ
・・・その他小物パーツ少々

 宮崎は機関車にエラーが有る為に格安でしたが、これを欲しがりそうな人はこれ位の修正作業はものともしなさそうというか、正規品を作り直しても売れなさそうな…(欲しい人が極めて少なさそうなネタ故、に鉄コレで出る可能性は限りなく0に近いけど) ミニレイアウトで遊ぶには良い材料ですけどね。


休み取れるかな?

2010-07-02 22:09:51 | 地方私鉄(東北)

 8月の末に津軽でこんなイベントが有るようです。

http://tsutetsu.web.infoseek.co.jp/service/info.html

 最後の川造形、ナハフ1200が走る姿を見られるのも、これが最後かも知れないので、何としても行きたいところですが、悪い事に土曜は出勤日、何とか都合を付けて有給を獲得しないことには…さてどうなるか。



 キハ22は1輌だけ残っている筈ですが、まだ動かせるのでしょうか? もし可能なら動かして欲しいですが。

(P:1996年2月14日 津軽鉄道 津軽五所川原駅[1カット目]・金木~嘉瀬[2カット目]にて)