さて本題に、続いてはモハ3740型の台車を、この形式4輌中2輌はモハ3710型から流用した汽車MCB改、残り2輌は名鉄由来のBWタイプです。MCB改は単純に鉄コレMCBのブレーキシューを両抱き式に改造です。BWタイプは鉄コレBWとはイコライザーの曲率が異なり、名鉄モ700と750が晩年に履いていた台車同等品を両抱きブレーキに直したものです。MODEMO名鉄モ750の台車を改造した方が良さそうにも感じますが、同製品の台車はPOM(デルリン)製で接着塗装が困難、しかもモールドが浅くてイマイチなので、GM日車D型(T台車はPOM製なので、材質がABSのM台車枠を推奨)を加工し、銘わぁくすの北鉄3700に付属していたイコライザー(このパーツ、3700には使わないんですけどね…)を貼り付けて表現。これを見ていると、美しい曲線を描いたイコライザーが、生産合理化の為につまらない一直線な形態になってしまったのは残念ですね。
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GM加工品を鉄コレ動力に取り付ける時は、台車枠裏面の軸受部をドリルでザグッておきましょう。動力台車側に突き出したピボット集電板を避けるためなので、適当に大きめに削っておきましょう(但し、削り過ぎて表まで貫通させないように)