雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

バラバラ

2011-06-26 23:47:06 | 地方私鉄(中国・四国)

 頂き物のターミナル琴電キット、とりあえずパーツを切り出してみました。構成としてはBONAとかのと同じ様なコンバージョン系キットですが、バラバラ板キットは久し振りです。

 で、この製品、何が問題かと言うと、説明書の解説が殆ど文字だけで、良く読んで想像力を少し働かせないと構成が理解しにくい事です。CAD図を併用して簡潔だけど解りやすいKitcheNの説明書に慣れた身にはちょっとしたパズル感覚です。例えば車体の組み方で、「側板の板厚を妻面に出す」か、「妻板の板厚を側面に出す」様に組むのか、説明も無いし、全体図の1枚も入っていないので困ってしまいます。いきなりパタパタと箱にしてしまわないで、仮組みしながら現物合わせで結論を出さねばなりません。接着剤でOKと謳っている割には各部の接合強度にも不安がありそうな構成ですが、まあ端から半田で組むつもりですので良いでしょう。ただ流石にメタルの屋根を半田付けする勇気は無いので、構体の剛性上両側板間に補強の梁を数本渡したいところです。

 67と違いバス窓で近代的に仕上げたつもりが、屋根と裾から覗く台枠でお里が知れる230。


着弾!

2011-06-22 23:28:35 | 地方私鉄(中国・四国)

 昨晩職場から帰宅すると、何やら私宛に荷物が届いています。先日オークションで落札したバスコレが届いたかな?と送り状に目をやると、送り主は何故か友人Y氏、???と思いながら開封すると入っていたのは何とこれです。ターミナルからは67と750は出ていたのは認識していたのですが、230まで出ていたのは失念していました。火に油を注ぐと言うか、こうして泥沼に嵌っていくのであります…重ね重ね言いますが、Yさん有難う御座います!

 Y氏にお礼のメールを送ると、「こちらにあっても、生きている間に日の目を見る事は無さそうなので」と返って来ましたが、耳が痛いと言うか、こちらにも完成の目処が全く立たない「積みキット」が山程あるぞ…しかし、折角頂いたのだから、これは何とか完成させねばとプレッシャーが掛かります。問題は、屋根がホワイトメタルの板なのでトップヘビーになるのと、KitcheNの素材と各部表現がかなり違うので、如何に違和感無い様に仕上げるのがポイントとなるでしょうか。

 他の仲間たちも、週末ごとに少しずつ進めています。71のオデコも一応復旧完了、パンタ台や手摺や側窓の保護棒を付けたりしました。窓柱が極端に細い71と880は保護棒もイモ付けするしかありませんが、コテの熱で窓柱も真鍮線の保護棒も曲がるしで、四苦八苦しながら付けました。窓柱に太い部分がある20形はそこに穴をあけて、割ピンで固定するつもりです。あと、KitcheNの20形のパンタ台は、取り付け孔が小さ過ぎるので、足を細く削るか、孔を広げるか、或いは足を切り落として屋根に直接イモ付けする必要があります。

 そう言えば昔の仏生山にはこんな物も転がっていましたね。載っている車体は旧京急1000と言うのもこれまた…


メルトダウン?!

2011-06-18 23:51:16 | 地方私鉄(中国・四国)

 時節柄不謹慎極まりないな表現、失礼します。不注意で張り付いてしまった71の事故復旧側貫通路の渡り板を剥がそうと、いささか乱暴にバーナーで軽く炙ったつもりが、火力が強すぎて妻板接合部の半田まで融けてずれてしまいました。修正を試みるも、がっちり溶着されているオデコメタルがここでは仇になり、オデコメタルを一旦完全に除去してやり直した方が早いという結論に(涙) で、71の車体の前に転がっているのが、溶融した燃料棒、もとい更にバーナーで炙って融かし落したオデコメタルの残骸です。

 惰円ナンバーのオリジナル軍団達にも、前面の手摺と、琴電独特のヒサシ状なジャンパ栓収めを付けてみました。取り付け位置を調べていて気付いたのですが、現存車は最近の写真を見ると、現役末期の時とはジャンパ栓の向きが反転している様です。