雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

ちびちびと…

2020-07-19 23:49:41 | 外国型

 台鐵客車は床板や台車、シートなどを塗ったり、少しずつ進行中。ついでとばかりに、作り掛けだったスニ73改めオエ70やマロネ41等を塗ったりしているので、なかなか進みません…


こんな感じに

2020-07-15 23:37:19 | 外国型

 台鐵客車の床下機器は、乏しい資料を見ながら、適当にキングスの客車用プラパーツをプラ板ベース上に配置、只のツルペタな板じゃあんまりなので、一応中梁らしきものもプラ角棒で表現してみました。

付いているものは基本的に日本の旧客と同じ様な流儀です。本当は水タンクが楕円断面ですが、そんなパーツは無いので10系用溶接タンクでお茶を濁してあります。手持ちの資料だと、座席車と半行李車で機器位置が微妙に異なる(単に個体差かも知れませんが)ので、一応差を付けてあります。


塗り直してみた

2020-07-14 23:43:08 | 外国型

 一度塗ってみたけど気に入らなかった台鐵17公尺藍皮客車、青部分だけ塗り直してみました。今度はGM小田急ブルーに、ガイア青15号を約2:1程度に混ぜたものです。こんなものかな? 因みに現行の実車ではもっと彩度が高い様ですが、私は淡水線や東勢線等が健在だった頃のローカル客車列車をイメージしているので、80年代頃までのくすんだ藍色にしてみました。因みに鉄支路の通勤客車もこんな色なので、今でも残っている南廻線の普快車(これに使われる通勤客車はインド製なので、製品とは形態が違いますが)をイメージすると色が違うと感じるかと思います。

床板はGMのプラ製を切り詰めて使おうとも思ったのですが、折角入っているので勿体ないのと、車端ステップの取付強度の関係上、キット付属のボンデ鋼板製床板をそのまま使う事にしました。接合部周囲を軽くペーパー掛けして皮膜を除去すれば、普通にハンダ付けできます。床下機器はキット付属のエッチング板ではあんまりなので、薄手のプラ板でベースを作ってから、GMかキングスホビーのプラパーツを接着するつもりです。


んー違うな…

2020-07-05 23:53:36 | 外国型

 別府の方も一段落なので、作り掛けで放置の台鐵17公尺藍皮客車を塗ってみましたが、安易にガイアノーツの青15号を塗ったら、思ったより色合いが暗すぎました。おまけに白帯もこれじゃ太過ぎるかな。実車は日本国鉄の等級帯と同程度だと思いました。それよりこれのインレタを作成しなくては…


17公尺鋼體客車

2020-02-08 11:04:53 | 外国型

 臺灣客車どうなった?と言う事で、一応少しだけ進めています。ついでに日本の17m切妻客車も、こうしてみるとどれも一筋縄で行かない曲者ばかりですね…

妻面に省略されていた昇降手摺を追加してみました。テールライトは標識円盤(昔のJNRのと全く同型。臺灣鐵路ではこれが最近のEMU700新型電車迄標準装備)はキットに入っているのですが、テールライト本体が何故か含まれていません。まあ銀河かタヴァサので用は足りるか、と思って近場の模型屋を探してもどこにも置いていません。心当たりを何軒か回ってようやっとタヴァサの客車用を確保しましたが、最近こういった汎用パーツの入手難が顕著な気がします。特定の車輛(大抵私の興味の対象外)にしか使えない専用パーツは店頭に溢れているのですが…

ついでのスニ73と片上ホハフ2000。スニはキングスホビー閉店セールで手に入れた塩漬け物件ですが、オエ70として組むつもり。資料によるとかなり個体差があるようですが、扉上の水切りは一直線に、あと省略されているクツズリも0.8x0.2帯板で取付。良く見ると取付位置がずれたり微妙に傾いたりしていますが、実車写真でも時節柄工作が粗雑で、ちゃんと真っ直ぐ付いていない様に見える場合も多いので気にしない? 片上は素組です。どちらも修正が必要な個所は少なくサクサク組めます。強いて言うならスニ73の屋上にある水タンク給水口に貼り重ねるパーツが極小で紛失注意(しかも予備が入っていない。まあオエ70として組むなら、後天的に撤去された個体もあるし、適当な真鍮の端切れで自作しても訳ないですが)なのと、片上のプラ屋根の加工が面倒な位ですが。

スニ73の台枠は標準ではモハ30由来の魚腹台枠ですが、説明書によるとモハ31やクハ65復旧車の長型台枠にするには、真鍮帯材で自作しろとあるけど、実際には注釈が無いだけでパーツ自体はランナーに入っています。作ろうとしている個体はモハ31改なので、勿論こちらのオプションを使います。因みに種車がクハ65の個体だと、更に全長が少し短いと言う罠があります。

片鉄ホハフは、かつての横長時代のGMカタログでショーティ客車の実例として、臺灣鐵路SP32100(JNRオハ35の17mショーティ)と並んで紹介されていたのも懐かしいですね。オハ61プラキットのキットバッシュに格好のネタ、と思いきやデッキの手摺に悩むことになりましたが…臺鐵SP32100は、やはり実在したシングルルーフのオハ31系(長型台枠でリベットも少ないので、実態はスハ32のショーティに近いのですが、側面の見付けはオハ31そのもの)や、同系の1/2等合造車を改造した17m展望車とかも欲しいところですが。


もう休みも終わりか…

2020-01-05 21:50:31 | 外国型

 正月には遠出を目論むも、新年早々体調を崩すと言うお粗末っぷりで、結局何も出来ないまま正月休みは過ぎ去って行きました。ただそれだけでは余りにも悔しいので? 年末に大宮で仕入れてきた2輌の台湾客車でも組んでみることに。これだけ見ると海外モノを組んでいると言う感覚が無くなりそうですが、省型で17mの切妻鋼製客車って戦災復旧車以外には無いので、ちょっと新鮮な感じです。1/80だと昔、フジモデルからこの類のベースキットがお馴染みの構成で数形式出ていましたが、当時は今ほど台湾の鉄道に注目するモデラーが少なかったと見え、今となってはまず出てこない超レアもの扱いになっているようですが。

日本型には無い、台湾らしいディテールと言うと、デッキの低床ホーム対応大型ステップと、やたらゴツい幌枠でしょうか。バリアフリーが叫ばれ、新幹線や観光列車まで座席を削って車椅子スペースにしろと要求されるご時世ですが、欧州でもアジアでも北米でも、長距離列車の客車はバリアフリークソ喰らえの低いホームから高いステップをよじ登らなくてはならん所の方が多くないかい? しかも先進国でも、と思ってしまうのですが。

基本的には日本のガレージキットに似ていますが、経験の浅さ故なのか、設計に?が付く部分も少々見受けられました。妻板のRは角が出ているし、妻板の内張と一体のデッキ扉部分を綺麗に曲げるのは至難の業だし、あと屋根を曲げ易いように裏側にエッチングのスジが入っていますが、蒸機や凸電機のキャブ程度ならともかく、17mの車体全体だと綺麗に曲げるのはかなり難しくないかな? しかも悪いことに中心線上にはベンチレータの取付穴、普通に曲げようとすると中心に綺麗に?稜線が入ってくれます。裏からスジにハンダを流して、表をヤスってごまかしておきましたけど。


何となくこんなものを

2019-10-14 12:44:54 | 外国型

 日本型と同じ規格の外国型(まあもともと成り立ちからして日本が関わった訳だし)、前から興味はありましたが、なかなか手にする機会がありませんでした。安く買える機会があったので、こことぞばかりに。

  

パッケージはなかなかスタイリッシュで結構なのですが、蓋が外れやすく、持ち歩くときはスリーブに入れた方が無難です。中の帯には「G22U+35FPK10500」、G22UはR100形DELのメーカー(EMD)でのモデル名だから良いとして、35FPK10500は「光号」の客車の形式なんですが...

 

R100形はディテール、走行性能共に1世代前と言う感じですが、個人的には十分ですね。ユーザー取付部品の手摺はピアノ線に塗装したものですが、プライマー処理が不十分らしく取付時に塗装が剥がれ易いのでタッチアップ必須です。あとプラ製のホイッスルも含め、細かいのに予備が無いので紛失注意!(それを見越してかメーカーも補修用として別添パーツセットを分売で用意していますが...) 因みに実物では電気機関車E200/300共々後継機の導入が発表され、DLはスイスのシュテッドラー(今回は永年付き合いのあったEMDじゃないんだ…)ELは東芝(意外にも日本製のELは初導入、EF210/510の仲間達がまた増えるのかな...)だそうで。

  

35TP32850日本製通勤客車は、分解するときは屋根から外す等、大昔のKATO製品みたいな構成です。窓が開いている表現は結構なのですが、プラの厚みが目立ちますね…はめ込み窓のはめ合いも隙間が大きいので、やはり日本型だと昭和の時代の水準と言った感じです。ただ伸縮カプラー標準装備で、連結面感覚が狭いところは現行KATO旧客より現代的です。カプラーはナックル型で、SHINKYOカプラーやKATOカプラーとは連結できますが、本家マグネマティックカプラーとは相性が悪いです。台車はTR51にボルスタアンカを付けた形態ですが、ドアステップとの干渉対策か、偏心台車を採用している所は面白いところ。塗色は車体は青15号近似、屋根は本来はグレーですが、汚れた状態を表現したのか、ライトブラウンになっています。

商品名もレタリングも、35「TP」32850なのですが、尾灯が表現されているので、これだと本来は守車(緩急車)の35「TPK」32850です。さて、最後尾になる車輛以外は埋めて本来の「TP」にしようかどうしようか… この編成にオハニ61を17mに縮めたような合造客車35SBK32300(確か真鍮モデルがあったはず)でも追加して、往年の淡水線や内湾線を再現したいかな、そうするとカマはより古いR20の方が...

確かに今の日本型Nと比べるとヌルいですが、こんな時代のNゲージを一応リアルに体験している世代としては、この程度のヌルさなら何となく許容できてしまうと。価格も出来の割には少し高い気もしますが、米国型や欧州型Nと比べれば、国際的にはこんな物なんでしょう。手の切れるようなシャープなモールドのハイディテールモデルが国際水準よりかなり安価に入手できる日本のモデラーは、実はかなり恵まれているのだなーと。中国生産のM社が価格爆上げ状態ですが、それも国際水準に近付いたということか、KATOが品質に対して安過ぎる価格で売っていると言うべきか。