雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

とりあえず何でも付けてみたくなる

2016-08-29 23:43:30 | Weblog

 PENTAXの場合、機能制限はともかく、純正Kマウント間で物理的に取付出来ない組み合わせって無かったよね?とK-1の取説を読んでみても、使用出来ないレンズについての注釈はありません。不変のFマウントを謳う某財閥系N社なんて、同スペックのレンズでも、シリアルナンバーで使用出来ない組み合わせが存在したり、その複雑怪奇なボディとレンズの対応表を完全理解している人ってどんだけいるのだろうか…「全てのFマウントレンズを装着して使用できるボディ」は全く存在しない筈ですし。それに対し、K-1はじめP社のDSLRは全てのKマウントレンズが装着できる筈、それどころかマウントアダプターを介せばM42タクマーも全て使える筈、と分っていても、本当に物理的に着くのか?と思えるレンズもいくつかあるので。で、手持ちの中で一番ヤバそうなME-F用AF35-70mm/F2.8を…全く問題なく装着できました。勿論AFは動作しませんが。AFスイッチをOFFにしても、クラッチが切られる訳でなく、ピントリングを回転させるとモーターとギアを強引に回転させる感触がモロに伝わってきますし、ピントリング自体が申し訳程度にしか無いので、実用的ではありませんが。

次にヤバそうなシフト28mm/F3.5も、最大シフト状態で360度リボルビングしてもOKです。やはり純正レンズは特殊な物も含めて一通り検証してあるのでしょうね。サードパーティーのレンズには最近話題になったS社の絞りリングの無いAFレンズの様に問題が起こるケースがまだあるかも知れません。因みに今は同じ会社になったR社のKマウント互換レンズ、実は一番要注意だったりして。独自に拡張したAE信号ピンが悪戯して引っ掛かるのとか、AFリケノン50mmF2の様に、明らかに測距ユニットに干渉して物理的に取付出来ないと思われる組み合わせもありますし。


西鹿島で見つけた???

2016-08-28 17:44:35 | 撮り鉄日記

 駅のすぐ脇の民家の庭からナローの線路???メジャーを持参しなかったのでゲージは不明です。線路は現状、道路に突き当たって途切れていますが、道路を挟んで向かいにあるのは製材所なので、多分これ絡みの物件でしょうか。

 

車庫の隅にはお約束の古台車、仮台車として利用されているのでしょうか。台車自体は良くあるBW型ですが、車輪が鉄コレのなんちゃってスポーク車輪みたいなリブ付きプレート車輪なのが珍しいです。さて、これの出処が気になりますが…(旧モハ1型の台車はブリルMCBタイプですよね…)


試し撮り

2016-08-27 22:01:17 | 撮り鉄日記

新しい機材の習熟運転、さてどこに行こうか、と考えた挙句、そう言えば遠鉄25の夏休み特別運転が今日までだったっけ、と言う事で、朝一番、いざ浜松へ。当初の計画では吉原で途中下車し、岳南の吉原本町で準片(2)(一番下が豊橋の方、使わないで持って帰るのは少々躊躇われる値段なので、浜松だけでも使っちゃおうかな、と)を購入してそれで行こうかと考えたのですが、あ、窓口の営業時間ってどうだったっけ?と調べると、休日は7:40からなので、寄っていたら遠鉄25の1発目に間に合いません。で、結局浜松直行。

普段はこの手の電車ばかりです。抵抗制御とVVVFのがありますが、上回りは似たようなもの。

微妙な顔つきのこんなのも1本だけいますが、やはり朝夕以外は出番は無い模様。前面窓周りの凹み、富山地鉄14760との関連を指摘する向きもあるようですが(遠鉄51の凹み部分を目一杯にガラスを入れたら地鉄14760の様な顔になるから、前面の設計を流用?)、真実はさて…

西鹿島に到着したら、主役はパン上げでスタンバイ中でした。冷房付きだし、ボルスタアンカ付きエアサス台車だし、床下機器にも釣り掛け感は感じられません。台車はおろか、CPすらも旧品流用していないし。

 

浜松の近郊路線だけあって、流石に開けた場所は少ないです。とりあえず一発目は西鹿島を出て少し新浜松寄りに行ったポイントで待ち構えます。

拡大すると前方にはVTRのレンズ満載です。この手の顔も絶滅寸前になってしまいました。昭和53年製なので、湘南フェイスとしては最末期の作品で、当時としても既に時代遅れになりつつありましたが、ここでデザインを変えると、在来車が一気に古臭く感じてしまうので、同じデザインで造ったのでしょうか。それなら何で51のデザインを中途半端に変えたのか、とツッコミが入りそうですが。

本来なら西ヶ崎の主、ED282とツーショットを収めたかったのですが、ここの交換駅って、交換の有無にかかわらず、上下決まった方を進行するのでなく、交換が無い場合は、常に直進側進行なんですね。それを知らず、下りは退避側に入ると思って構えていて不発に終わったと言うお粗末さ…

綺麗に列車写真が収められる場所は、自動車学校の近くのここ位しか無さそうですね。勿論、沿線ではここが一番人が集まっていました。

結局、高架区間で駅撮り、が無難かも知れません。真新しい高架上だと、25の時代錯誤感がたまりません。

 

最後は乗って締めました。70㎞/h程度までしか出さないし、駅間が短いから力行区間も短いので、昔の一畑とかと比べると物足りないですが(むしろ車輪径が小さい分回転数が高い北勢線の方が良い音が鳴るかも知れません)、何と言ってもこの電車、釣り掛け車では珍しい電制常用なので、ブレーキ時にも豪快に鳴くのがポイントです。


ポチッ

2016-08-22 00:17:59 | Weblog

待望の…だったんだけど、出てからしばらく様子見、1年後位に恒例の色物が出てから買おうかな…なんて思っていましたが、状況的にもしばらくは劇的に安くなるのも想定しにくいので、このあたりで結局逝ってしまいました。

対応レンズが少ないから売れないとか何とか言われていたけど、今のところセールスは好調とのこと。多分これを欲しかった人はみんな昔のレンズを沢山持っているんだよ…俺も買ったのはとりあえずボディだけだし…


822赤電(3)

2016-08-19 23:16:11 | 撮り鉄日記

 次の日は早朝に日野を出て米原~近江八幡~八日市留置となる仕業でした。朝一番に彦根の宿を出て、高宮で待ってみますが…

早朝で日が低いので、やっぱこうなっちゃうよな。まあここで撮るのはオマケと言うか、行き掛けの駄賃だし、想定していたことだけど…

次の走りはどこで撮ろうかと迷ったのですが、定番の愛知川橋梁は綺麗に撮れても、一回きりしか撮れない、八日市線内なら往復撮れる、と言う事で、開けている太郎坊宮前―市辺間に行っては見たのですが、

どうも数年前の除草剤事件の余波か、沿線どこも線路際が雑草伸び放題になっているので、市辺駅手前のここ位しか足回りが見えるところがありませんでした。こんなのだったら一発勝負になっても愛知川の方が良かったかな…

直ぐに駅に戻って、回送列車との交換を。

 

同じところで撮っても面白くないので、八日市への返しは、新八日市で旧い駅舎をバックに撮ってみることにしました。

この日は平日ダイヤの設定だったので、勿論平日朝限定窓口も開いています。と言う事で、副産物として新八日市の硬券もゲットできました。準片はA,B2種類あり、最短区間のきっぷは駅名がまだ旧称「太郎坊」のままでした。

    

あとは夕方まで八日市で昼寝、パンタが降りているのは仕方ないですが、まだ比較的撮り易い位置に留置されていたのは幸いです。

まだ撮り足りないなー。宿を探してもう一日延長戦行こうかな、とも余程思ったのですが、仕業表を見ると、次の日もほぼ一日八日市線封じ込めでダメじゃん。次は草が枯れた冬場かな。


822赤電(2)

2016-08-15 19:48:00 | 撮り鉄日記

 夕食後、駅を覗いてみたら、朝方聞いた通り、出庫した822Fが多賀大社前行としてホームで待機していました。

 

1往復だけ乗ってみることとします。AK-3空気圧縮機の懐かしい響きも楽しみながら、束の間のファントリップ。

 

多賀大社前まであっという間、駅舎は綺麗に立派になりましたが、夜は寂しい処です。ここを鉱石列車が1日14本も発着していたのも、遠い昔の話の様です。

今日はあと1往復したら、彦根~貴生川~日野駐泊。おやすみなさい…


822赤電

2016-08-14 14:43:11 | Weblog

 何時かは行ってみたいと思っていた近江822F赤電塗り、折角休みなんだからと数日前に思い立って、11,12日と行って来ました。近江の仕業表を作成して公開してくれている人のサイトは勿論参考にしたのですが、問題は限定運用じゃなく、他の車輛と一緒のローテーションに組み込まれているため、どの仕業に入るか直前まで分からない事です。まあ地方私鉄なら朝に運用が決定しているだけマシとも言えますが(当日の午前中に聞いても昼過ぎからの運用は未定だと言われた会社もありますし…)。

 とりあえず朝一番の新幹線で米原~彦根まで、近江の窓口で、1日フリー券と準片2枚を求めがてら、中の人に、赤電今どこにいる?と聞いてみると、八日市からこっちに向かうところで、あと米原まで行ったら10時過ぎ彦根入庫、後出て来るのは夜になってから、と返ってきました。折角来たのに昼寝か…まあ少しでも動くだけマシか? 効率的には朝ラッシュ限定運用車を追い掛けるのと大差ありませんし。では今から向かっても、往きと返しが撮れる佐和山越えに行ってみるか…と鳥居本へ。

しかし、かつてよく通った峠越えポイントへ行ってみたのですが、水田はほとんど耕作放棄されて藪になり、樹木は伸びて見る影もありません。2F赤電引退から流れた約16年の歳月を実感すると共に、こんなんだったら最初から鳥居本で駅撮りと割り切っておけば良かったな、と。

彦根に戻ったら定位置でお昼寝していました。出庫するのは夜…とすると彦根を1932に多賀大社前行で出て多賀線2往復し、そのまま貴生川に向かって、日野2258着で泊まりになる仕業だよな…翌日は…順当に行くとまた昼寝付きじゃん…どっちみち夜まで出てこないので、じゃあ切符でも買いに行くか、と言う事で前回買い逃した準片を求める旅に…


久々にJNRクオリティ

2016-08-13 10:11:08 | Weblog

 近くまで来たのだからついでに、と立ち寄った某3セク鉄道、終点の窓口はJR、社線への連絡乗車券の種類が豊富なことで、その道の人たちから良く知られている会社です。終点に到着して、早速窓口を覗きこんでみると、事前情報通りホルダーには多種の硬券が刺さっています。列車到着直後でまだ忙しそうだったので、駅周囲を少し散策して、ほとぼりが冷めた頃にもう一度窓口に向かうと、無情にも「事務処理中です。しばらくお待ちください」と言う札で封鎖されています。奥には数人がいましたが、昼休み中なのかな?、まあまだ時間あるから良いか、と待ちます。

次の列車到着時刻が近付いてきた頃、やっと窓口に係員がやって来ました。さてどれ買おうかな、と硬券ホルダーを品定めしていると、

いきなり目の前で券売機で買えと言わんばかりに無言で窓口のカーテンを引いてしまいました。

そうこうしている間に列車が到着してしまい、係員はそちらの対応に追われる始末、折り返しの発車時刻が2分を切ったところで購入を諦め、帰りのきっぷのみ券売機で買って、結局手ぶらで戻る羽目に…

昔は地方私鉄の窓口では硬券があっても、券売機で買えと発券拒否されることもしょっちゅうでしたが、少なくともここ10年位はそれやられた記憶がほとんど無かったので(偶々タイミングが悪かったのか、嫌そうな顔をされたことはありましたが、その場合も最終的には発券してもらえましたし)、懐かしの国鉄クオリティな対応に何ともまあ…もう20年位社会人やっていると、嫌なお客さんも多々見てきているので、お客様は神様だ、なんて申せませんが、こっちがマニアと見ると?こんなのもあるよ、と営業を掛けて来るお隣さんと比較するとちょっとあまりにも…と思ってしまいました。


幌枠付けてみた

2016-08-10 00:00:53 | 地方私鉄(近畿)

淡路に行った2輌の阪神601のうち、610号のみが前面側に幌枠を付けたままだったので、これを再現してみました。比較的若いファン(それでも30代以上と言う事になりますね…)なら野上モハ24の幌枠無しの顔が、阪神時代をご存知のオールドファン(もう最低でも60代以上ですね…)なら幌付きの顔が馴染み深いのでしょうが、淡路のは洲本方と福良方で違う顔が拝めて2度美味しいですね。

幌枠の取り付けに邪魔なので、610の非パンタ側の貫通路周りのリベットを削ります。ヤスリで削っていると、ロストパーツのリベット表現が相当大袈裟なのが体感できます(笑)

連結面(前パン側)にも幌を付けなくてはならないので、同じ様に削ります。と言う事で、貫通路周りのリベットを残すのは609号の前位のみです。

 

実車の写真を見ると、車体幅は狭いくせに、幌は国電と同じ位のサイズのを付けています。さて、市販パーツで近いものを探してみたところ、タヴァサの半流国電用の下辺を切り飛ばし、手摺の取り付け孔を埋めれば丁度良さそうです。何故下辺が切り欠かれているの?と思う方もいるかも知れませんが、淡路入線時に前位側のみトムリンソン密連から自連に交換したので、カプラーとの干渉を避ける意味があったのでしょう。でも今度は何故609号と同じ様に幌枠ごと撤去しなかったのか?という疑問が…

まあ、模型的には変化があった方が楽しいですけどね。