雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

何か変…

2008-09-29 00:36:28 | コレクショントイ

 鉄コレ8弾出ましたね。でも旧小田急の顔が何か似ていない…友人曰く、縦横比が変なのでまるで上信の旧型に見えると。幅が有り過ぎるのかと思って測ってみたけど、幅はほぼ正確みたい。手近にあったkitcheNの小田急1400と比べて謎が解けました。高さ方向への寸法が不足していたのです。小田急HB車は胴長短足なイメージの強い電車なのに、裾の長さが明らかに足りません。もし再塗装が必要な加工をするのなら、車体裾を1mm位プラ角材で延長しましょう。このような加工をするとなると、リベット省略が却って好都合?

 しかし鉄コレ全体を通して、シルヘッダのある戦前型の電車と、ノーシルノーヘッダ張り上げ屋根の近代型?電車との間には、設計担当者の情熱の温度差を感じるのは私だけでしょうか? 


アクリル挽物製レンズに一工夫

2008-09-28 00:56:49 | 模型工作全般
 銀河とかのアクリル挽物レンズを填め込むタイプのライト類、大抵の方はレンズを塗装終了後に接着すると思いますが、そのままではレンズ表面が磨りガラス上に曇っていてらしく見えません。私はレンズの固定に接着剤代わりでクリヤー塗料を使っていますが、その時レンズ表面まで一緒にクリヤー塗料を塗ってしまえば、表面の光沢と透明感が増し見栄えが良くなります。クリヤーに微量のクリヤーグリーンを落とせば、旧型電車のバルブ式前照燈に多い、薄緑色のレンズが表現できます。

シールドビーム

2008-09-26 00:46:02 | 地方私鉄(北陸)

 北鉄、なかなか前に進みませんが、ちょっとだけ悪戯を。

 LP42前照燈のケースを活かしたタイプのシールドビーム、kitcheNの913E/前照灯E(シールドビーム化)として出ていますが、シールドビーム部のリムが厚くていまいちなので、φ1.2のドリルでさらって内径を拡大してみました。判りにくいですが、右が加工前、左が加工後です。少しは見栄えが向上したかな? 更に塗装後、プラレンズを填め込むつもりです…


モハ3773ジャンパ栓納めの謎

2008-09-18 00:29:24 | 地方私鉄(北陸)

 相変わらず鈍行ダイヤで製作中の北鉄旧型車、並行して引き続き資料収集も実行中なのですが、ここまで作っといて、とんでもないことが発覚してしまいました。

 「ジャンパ栓多芯化(KE-70)前のモハ3773のジャンパ栓納めは、車体側でなく、モハ3700形や3740形と同じく、床下にある」

 僚車3772やクハ1720形全車で、3連のジャンパ栓納めが車体側にあるのをなまじ認識したばかりに、3773も当然同じ、と思い込み、何も考えずに、でんしゃくらぶのジャンパ栓を3つ付けてしまいました。良く資料を確認しないまま、思い込みで工作してはいけませんね。しかし、ここで立ち止まっていても仕方ないので、対処策を私なりに考えてみました。

1.どうせ模型だから難しく考えない、とすっとぼける
2.ジャンパ栓を外して、穴は埋める
3.ジャンパ栓をKE-70に交換し、昭和59年以降の姿にする
4.晩年仕様で製作中の3772と車体振替

 言うまでも無く1.が最も簡単ですが、折角あれこれ作り分けているのに、これはあんまりでしょう。 次に2.が簡単で考証上も問題はありませんが、個人的には3連のジャンパ栓がぶら下がった姿に魅力を感じるもので。同じ理由で3.も却下。最後に残った4.、一見簡単そうなのですが、ここでも特定番号での作り分けが仇になるというか、屋上手すりとランボードを再び直さなければならず、これまた面倒…うーん…

 しかし、北鉄に入線した愛電デハ3300一党の中で、3773の1輌だけ何故ジャンパ栓納めの取り付け位置が違うんでしょうね?


コロンブスの卵

2008-09-14 11:47:22 | 地方私鉄(北陸)

 乗務員扉下のステップを付け忘れていたので、銀河のパーツを慌てて半田付け、既にパテ盛りしたり、瞬間でディテール工作したりしていますが、手早くやれば多分問題は無いかな。瞬間が熱分解すると有毒なシアンガスが微量であるが発生するらしいので、人には決してお勧めしませんが。

 当該のパーツ(銀河一般用)は2段、実車のステップは1段、ということで、最初は下1段を切り落として付けていましたけど、付けてみたらちょっと小さい。これじゃウテシ氏大変そうw そこでパーツをじっくり観察すると、上段より下段の方が高さがある。それではずらして上段が車体裾に隠れる様に付けたらどうだ? ということでそうした結果が上の写真。これなら正しいステップの寸法が表現出来るだけでなく、パーツを切り落として切断面を仕上げる必要も無いし、取り付け強度上も有利と良いこと尽くめ。何だ最初からこうすれば良かったじゃん…行動する前に一瞬立ち止まって考えてみることの重要性を思い知らされた出来事でした。

 今回の作品、屋上手摺とか、ランボードの長さの違いの表現とか、ただ個体差を表現したいがために、わざわざディテールパーツを付けている。。。その所為で工作ペースもスローダウン。いつもだったらこんな面倒なことしないぞ。


キハ35買ってきた

2008-09-13 10:18:54 | 国鉄型

 既にネット上でも似ていない!と散々な評価のKATOキハ35、早速買ってきました。

 前評判通り、ヘッドライトがかなり大きめの様で、かつリムの厚みが凄いので、やたらライトばかりが目立っているのが「変な顔に見える]敗因の様です。試しに手持ちの銀河シールドビームや国電切妻用ライトをあてがってみましたが、周りに大きな隙間が出来てダメ。修正には全塗装必須決定です。101系の時、散々指摘されていたポイントなのに、全く改善されていないのはある意味KATOらしい…また、屋根とベンチレータの色分けも蛇足です。実車は鋼板に直接ペイントした屋根なので、色は一緒です。あと、ジャンパ栓受けは取付しにくいし、如何にも飛ばして紛失しそうなのに、予備が全く無いので注意!

 最近のKATOの国鉄型は、造形がいまいちなことが多いです。この手はKATOよりトミーにやって欲しかったファンも多いかなと思いますが、以前のキハ52は、造形に関してだけは非の打ち所が無いだけに、なんだかなぁ…

試しにMODEMOのキハ30をディテールアップしたものと並べてみました。ディテールのシャープさは流石KATOですけど、やっぱりヘッドライトが…


針金細工は苦手…

2008-09-11 22:03:46 | 地方私鉄(北陸)

 北鉄は相変わらず微速進行中。極めて乏しい資料に想像を交えながら、油性ペンで屋上配管の配置をけがき、これをガイドに穴あけ、BONAの割ピンと配管止めセットで極細真鍮線を留めていきます。この作業は相変わらず苦手です…そうだ、乗務員扉上の水切りも付けなきゃ。

 相変わらずあまり進展が無くて飽きた方は、。これでも見ながらコーヒーブレイクでも…宝塚ホテルのパティシエ謹製、箕面有馬電軌1型です…全然本題と脈絡ありませんが…


ちょっと一息?

2008-09-07 21:55:36 | 実車資料

 ちょっと一息、といっても、いつもそればっかりでは何時まで経っても進行しません>北鉄旧型

 と言うことで、今日は箱根登山108のSE金太郎塗りを早速見てきました。友人に見せたら速攻で「オデコが朱色に塗られていない」と厳しいツッコミが返ってきました。そう言えば京福福井2001の登場時や名鉄510急行色も、キャンバス部分まで車体色で塗っていたのを思い出しました。

 余談ですが、今日一日で乗った電車が全部旧型というのも最近珍しい…残り2連1本となった吊り掛け車にも乗ったし。

(撮影:2008年9月7日 箱根登山鉄道 大平台駅にて)


パンタでも一苦労?

2008-09-06 20:47:03 | 地方私鉄(北陸)

 遅々としてなかなか進行しない北鉄旧型ですが、今日はパンタを作ってみました。いつもだったら適当にPT42系やPG16あたりを載せてお茶を濁すところですが、今回は妙に気合が入っています。その所為で進行速度もスローダウンですが…

 実車が載せているのはPT42系やPS16より若干小ぶりで華奢なパンタです。探してみたところ、MODEMOの江ノ電に載っているのが近い感じなのですが、単品売りが無いので手軽には入手できません…そこで、手軽に入手できる材料で似たようなものが出来ないか考えてみました。

使う材料は、中央東線や身延線等、小断面トンネルのある線区の電車に使われる「薄型パンタ」、PS23と、小田急7000など私鉄電車広範に使われるPT4212-S、両方ともTomix製品です。

まずはバラバラにします。PT4212-Sは下のベース部分のみ使います。

PS23下枠のV字型の補強と、横から見て下枠の下に見える補強材をニッパーで取り去り、代わりに真鍮線で関節付近に一直線の補強材を半田付けしておきます。

PS23の上枠、先に加工した下枠と、PT4212のベースを組み上げて完成。少し小ぶりで華奢な北鉄電車のパンタの感じが出たでしょうか?

参考までに、PT4212-Sをそのまま載せてみました。ちょっと立派過ぎるかな?

ついでに、俗に「走るんです」パンタのPS28を載せてみました。これはちょっと小さ過ぎだったようで。三井三池のシーメンスに載せるつもりで買ってきたものですが、蒲原とか地方私鉄旧型電車の小型パンタに応用できそうです。

 以前だったらGMのPS13、16とPT42、KATOのPS14位しか選択肢が無かったですが、Nのパンタも随分と種類が増えたのは有難い事です。


安いのは良いのだが…

2008-09-02 00:31:31 | 地方私鉄(北陸)

 工作途中で在庫があると思っていたパーツがどうしても見つからず、いつもの様に会社帰りに某量販模型店に、しかし銀河パーツのコーナーを見回しても在庫はスカスカ…やっぱ使えないじゃん!素材に関しても、プラ関係のモノはそこそこあるかな、と思いますが、真鍮線や帯材等、金属素材はお寒い限りで、やっぱ安いなりなのかな。しかし長年通っていた所も昨年廃業してしまい、周辺の個人店は壊滅状態なので、真鍮角棒1本や銀河パーツ1つ買うにも都心まで出なくてはならず不便な事この上ないです。買う側も安さばかりを追求する姿勢だと、結局は自らの選択肢を狭めるという良い例ですね。

で、話は変わりますが、週末にこんなものが出ているのを見つけてきました。先述のDD51用とは違い、今度こそは北鉄旧型車晩年についていた物とズバリの形状のようです。

で、早速まだジャンパ栓受けが付いていなかったクハ1721に付けてみました。うーん。。。精密なのは良いが余りに大袈裟なような…他の車のを付け替えるのは止めておこうかな…