雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

「ゴミ」か「宝」か

2016-01-29 00:27:05 | Weblog

 Yオクで落札したN社某レンズ、当時は地味なスペック故か販売数量も伸びなかった様で、中古市場に出回る数も少なく、偶に程度の良いものが出ると結構な値段になるのですが、偶々安く出品されているのを見つけ、説明には無いけど、まあこの値段なら多少のカビやバルサム切れは仕方ないかな、と余り期待しないで落としてみたら... まあ想像を上回る、本当のゴミでした。レンズを覗けばカビを拭いた跡がくっきり(俺でももう少し綺麗に拭けるぞ!)ピントリング回すとガリガリするし、手許に転がっていたD600ボディに付けてファインダーを覗けば、テスト撮影するまでも無く、どこにもピントが来ないことが判ります。おまけにズーミングするとピントが移動していくのがハッキリ判ります。ほぼ確実に素人分解品の元に戻せなくなった奴でしょう。出品者はカメラカテゴリにも結構出品しているので、素人だから分からないという言い訳は通じないでしょう。一応こんなの使い物にならないよ、と言うメールを入れたけど音沙汰無し、もう少し待って何もアクションが無ければ「非常に悪い」評価を付けさせてもらうか。(まあ、そんな怪しい出品に手を出す方が悪いと言う声もあろうと思いますが、例え数千円にしてもこれは酷いな)

私が初めてYオクに手を出した約10年前は、ゴミも宝も一緒くた、だったのが、最近は大量の悪意あるゴミの山の中に極僅かな宝が、と言う感じで、博打にしても段々割に合わなくなってきたかな。最初のうちは売り手、買い手ともカメラが好きだと思われる方も多く、多くは使う立場ならここは確実にチェックする、と言う部分はきちんと説明してあったものですが、(少なくとも自分なら気にする部分は最低限説明しているつもりです)、昨今は怪しげなカメラ転売指南の情報商材を手に小遣い稼ぎでの出品が多数を占め、欠陥があっても意図的に分かりにくく説明したり隠したりする悪意ある出品が余りにも多いのには目を覆いたくなります。手数料も段々上昇してきたし、もう止めちゃおうかな、と思うこの頃…


一応上がり

2016-01-11 11:48:59 | 大手・準大手私鉄

 ワブ501、窓ガラスも入れて、カプラーと車輪も組み込んで、一応完成と言う事にしておきます。カプラーは最初MT-7にするつもりだったのですが、組み込んでみるとスタイル的には恰好良かったのは良いが、車体端梁と干渉してほとんど首を振らずダメだったので、結局MT-10に変更しました。

軸箱守がW型の華奢なタイプなので、スポーク車輪が効果的です。KATOの貨車用長軸タイプを使いました。デッキ側の窓ガラスは、裏から貼ると丸見えになるので、填め込みにすべきなんでしょうが、私の腕じゃ汚い仕上がりになりそうなので、安直に裏から貼りました。

牽かせる機関車が無いので、検車区の隅っこに救援車代用として転がしておくのが当面は正しい使い方でしょう。堺東電留線や高野山検車区(橋本駅構内にあった。小原田検車区に業務移転して閉鎖)の端に鎮座していたのを思い出します。特に後者は除籍後もかなり長い間(平成になるくらいまでだったかな?)置いてあったのに、わざわざ見に行かなかったのが悔やまれます。

 

と言う事で、南海時代の同形式の写真はありませんので、代わりに富士急に譲渡されたのを。今は下吉田で綺麗になっていますが、河口湖の隅でボロボロの頃です。良く見ると、「南海」の文字や、旧番を消した痕跡が透けて見えます。


これは「ケーディ」だよね?

2016-01-10 20:12:51 | 大手・準大手私鉄

 マイクロトレインズのN用マグネマティックカプラーのことを「ケーディ」と呼ぶ人は、多分30代後半以上でしょう。立派なオジサンの仲間入りしています。無理矢理「南海」ネタにこじつけるなら、南海ホークスの門田博光が40歳の時に44本のHR打って二冠王に輝いた年、「凄いオジサンだなー」なんて嘯いていた中坊も今や立派なオジサンです。南海ワブに付けようとストックパーツの中から出してきたのがこれ、模型店の閉店処分セールで長期在庫品を二束三文で手に入れたものだった筈です。パッケージが紙袋からポリ袋に替わってからも久しいですね。

パッケージを開いて、あれ? アダプターが樹脂製のって初めて見た…現行は勿論亜鉛ダイキャストですが、樹脂製のは何か問題があったのかな? まあ良いや。このタイプのカプラーはNゲージ黎明期からあるので、40年以上も経って現行で同じ規格の物が入手できるのも、あらゆる工業製品が数年で陳腐化して市場から姿を消す今の時代にあって凄いことだと思います。この40年程の間に様々なタイプのN用カプラーが開発され上市されていますが、機能性と意匠性がこれだけ高度なレベルでマッチした製品は、今なお他には無いと思います。昔は「高いな」と感じましたが、今では寧ろ安いと思えるようになりました。#1015とか並行輸入品で20個入りパッケージなら1個当たり100円ちょっとですし。


あちゃー

2016-01-10 13:02:45 | 大手・準大手私鉄

 緑の南海電車作る片手間で弄っていた富井電鉄ワフ1改め南海ワブ501形、インレタまで入れたので、艶消しクリヤーでトップコートしたら…一度に吹き過ぎた為、インレタがシンナーに侵されて「 南 海 」ロゴにクラックが入ってしまいました。あちゃー…どうせ良く見ないとわかりゃしないし、面倒だからもうこのままで良いや、とやる気なし。

加工個所は屋根中央の湯口の修正、ガイコツ型標識灯の別パーツ化、デッキ側妻板の車体への接着固定と、ブレーキシリンダーと車軸発電機(GM客車用)の追加、車体を黒、窓枠をキャラメル色、標識灯を深緑に再塗装です。ブレーキシリンダーは本当はシリンダー本体とエアタンクが別体ですが、取り敢えず手元にあったのが一体型のワールドの貨車用なので、本当は間違いです。まあ車体幅とかリベットとか根本的に色々不満もあるので、これでそこまで追求しても仕方ないかな、と。

あと1輌分材料がありますが、これはデッキ未増設のワブ551形にしようかと思案中。因みに南海ワブ501形とワブ551形の違いですが、本来はブレーキシリンダーがあるのを501形、未設置なのを551形と分けていました。末期に501形はデッキを増設して、お馴染みの形態になりましたが、551形はそれ以前に貨物列車の緩急車としての任から外れ、救援車など事業用車代用になっていたものが多かった為か、原型のまま生涯を終えている筈です。昭和59年の貨物全廃直前でも556番の1輌のみ在籍していましたが、未だ晩年の556番の画像を発見できず。どこにいたのかな?


あっという間だなぁ

2016-01-04 23:21:38 | 大手・準大手私鉄

 正月休みも今日でお終い、明日からまた仕事です。早いなぁ…

で、最後の日は家で南海電車の仕上げをちまちまと。組んでみると、床下機器や台車が自己主張し過ぎな感じがしたので、エナメルでウォッシングして落ち着かせてみました。どうでしょうか?

先日シートカバーを色入れした21000のクロスシート、組み込んでみるとこんな感じ。親の実家に帰省する時、難波の高野線大運転でこれが来たら嬉しかったなぁ。まあ自己満足ですね。

 

1521も先日作成した床下のジャンパ線受けを組み込みました。現場で作業する立場とすれば、連結と同時に電気系も空制系もワンタッチ接続の現代の電車の方が有り難いのでしょうが、メカマニア的にはエアホースやジャンパ線が一杯ぶら下がっている方が恰好良いと思います。両運車は幌付き、片運車は幌無しにしてみましたが、やっぱり幌付きの方が恰好良かったな。気分次第で片運車の方にも付けるかもしれませんが。幌のパーツは80年代初頭位までの濃緑色ですが、晩年は淡緑色になっていました。さて、前サボは何付けようか…

さて、積みキットの中から拾い出したこれも。慣れたもので、パーツの切り出しから箱になるまで小一時間です。実車は昇圧で廃車になっているので、今回のテーマの時期からは外れますが、たまたまストックがあったのと、1輌位はこの手の電車が欲しいかな、と言うところで。色も濃緑色一色で楽だし。余談ですが、南海は昇圧で荷電を全廃していますが、その後は一般旅客車での代用荷電とかあったのかな? 例えば名鉄は専用荷電デニ2001を廃車にした後も、AL車で代用荷電を永らく運行していましたね。逆にこの手の電車は事業用牽引車として使い勝手が良いので、荷物輸送を廃止にした後も荷電は廃車せずに、事業用として保有し続けたのが東急やJR東とかですが。


初撮り

2016-01-04 10:31:51 | 撮り鉄日記

 今年の初撮りはどこにしようかな、阪堺161は最大でも4輌しか動けないようだし、一番撮りたいツートンの165は未だお休み中だし、住吉公園廃止も重なっていつも以上に激混み必至なので、近場で良いや、と言う事で、昨日の上毛デハ101の方に行ってみました。

天気が良いので、新屋―粕川で浅間山を望めるポイントを探してみたのですが、新しい建物が増えたりして、良い感じのポイントを見つけられないうちに、一発目の西桐生行の時間が迫って来たので、結局在り来たりのポイントに落ち着きました。

 

返しは少し粕川寄りに移動して、だだっ広い畑の中を真っ直ぐ突き進む場所で車輛中心に。細い鉄柱が昔からの電化私鉄っぽくて良いですね。それにしても超満員です。そのせいか所定より少し遅れ気味で来ました。

これを撮り終えたら、直ぐに大胡より中央前橋方面に移動すれば、何とか中央前橋→大胡の返しがもう一発行けそう、と言う事で、江木まで行き、駅近くでポイントを探すも、道を間違えてしまい、結局ここに落ち着いたのは所定ぎりぎり、三脚をセットする時間は無いからフィルムだけかなーと最初思っていましたが、でも5分位遅れていたので通常通り機材をセットする余裕位はありました。セット完了して一息つくと、踏切が鳴り出して、向うから釣り掛けの響きが聞こえてきました。


もうちょっと

2016-01-02 21:57:59 | 大手・準大手私鉄

 折角の21000クロス編成、どうせならそれを目立たせたい、と言う訳で、シートカバーを白の色差しで表現してみました。結構雑ですが…

先に黒く塗っておいたウエイトとモーターカバーを組み込みます。21000に組み込む17mユニットのフレームも塗っておけば良かったかな。

1521の床下側に付くジャンパ線受けを作るのを忘れていたので、タヴァサのパーツを真鍮帯金で作ったブラケットに接着して作成。阿波座で一体になったエッチングパーツが出ていますが、高いので有り合わせの材料で済ませたと言うところで。