雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

ピカピカ…かな?

2015-07-26 21:32:10 | 大手・準大手私鉄

 余りにも酷暑なので、どこかに出掛ける気も起きず、取り敢えずやり掛けだったこれを塗ってみました。初期ステンレスカーならではのピカピカギラギラな質感を表現したく、今回はガイアノーツの「プレミアムメッキシルバー」を試してみました。ラッカー系なので扱い易いという触れ込みですが、薄くてなかなか染まってくれず、下地の黒が消える頃には光沢も失せてしまう感じで、以前、岳南1105で試行した「AMCスーパーミラー」の方がアルコール系だけど使い易かったかなーと言う印象。おまけに一瓶¥1200と高価なのに、6輌塗ったらほぼ使い切っちゃったし。下地の平滑度が低かったこともあり(と言ってもコルゲートのモールドがあるのでコンパウンドで磨けないしなー)、光沢度はメッキには遠く及びませんが、まあ余り蒸着メッキみたいにギラギラになってもトイライクになってしまうので、まあこれ位が丁度良いのかな? 光沢のせいでゴミも傷も元の鉄コレのモールドの欠陥も炙り出されたダメダメな作例ですが… あとはこの金属光沢を消さないように上手くクリヤーコートが出来るかどうか?

 


これ何時の間にか…

2015-07-25 22:59:58 | Weblog

 ほぼ年一で開催している、同居する両親に日頃の感謝を込めて招待する?ちょっと贅沢な一泊旅行も何とか無事に?終わりました。まあ色々と反省点はありますが、ここはツボだろうと判断して多めに時間を取ったのに、父が途中で飽きて?次に進んだ結果、最後に時間を持て余すパターン、まあいつもの事なので、乏しい知識の引き出しを総動員して時間を潰す方策を一生懸命?考えるのですが、今回も富山駅でやはりハマってしまいました。でも外は酷暑で、こんな時に街歩きは私でもしたくない、でも居心地の良さそうな待合場所が無い、そこで目に入ったのが、新幹線開業に合わせて駅ビルの改札の前に移動した地鉄市内線の電車、これだったら涼しくて座る場所もあって、尚且つ同時に市内見物も出来るじゃん、しかも1往復乗れば程よく時間も潰れる、と逃げましたが、まあまあ好評でホッとしました。

その「早く行きたい」の一言でふいになった候補の一つ、前々回の山形、酒田で幾つか提案した中の「仙台食糧局酒田政府倉庫」が何時の間にか解体されてしまい、大変残念な結末になってしまいました。観光地化されていないので一般にはマイナーだけど、近代建築に興味がある方なら「山居倉庫」と併せて是非見て欲しい物件だったのですが(因みにウチの母は近代建築が好きなので)。 今月のRJに載っていた酒田港線の写真に、件の物件のあるあたりに、以前は無かった銀色の仮設フェンスが、嫌な予感がして調べてみたら、2013年から昨年にかけて更地にされたとのこと、ほぼ同時に、田野浦公共臨港線の撮影ポイントとしても有名だった「福岡食糧局門司政府倉庫」も解体されてしまいました。利用されないまま永年に亘り塩漬けになっている政府倉庫がいくつもある→財政難だし、買い手も付いていないけど、売りやすい様にとりあえず更地にするか、程度の貧困な発想で貴重な近代化遺産が抹殺されてしまうのは悲しくもあり。


余りにも暑い…

2015-07-20 21:32:08 | 大手・準大手私鉄

 余りにも暑くてどこかに出掛けようという気も起りません。この前シンナープールでストリップした鉄コレ南海6000でも塗るか、と思ってエアブラシとコンプ引き出してきたのですが、下塗りの黒を吹いている途中でエアホースが老朽化のため破断して中断、勿論こんなモノの買い置きはしていないので、とりあえずボンベ用アタッチメントを引っ張り出してきて、下塗りのみはボンベで片付けました。替えのエアホースはネットでポチッと、ついでに?前より欲しかったハンドピースももう一本ポチッと、中華製安物は懲りているので、信頼のMade in Japanの岩田製のにしました。

室内で手軽に、有機溶剤臭を漂わせなくても済むステッカー貼りでも、南海7000のクーラーキセのグリルステッカーを貼りますが、1輌あたり分散クーラーキセ8台×1台に付き4か所×6輌=192枚! これだけあると結構しんどいです。


半世紀前の美女平

2015-07-19 18:17:41 | Weblog

 今は”Hybrid"だの”CLEAN DIESEL"だの大書したクルマばかり走っていますが(場所柄当然でしょうが)、そんなのが出る前は当然こんなエコじゃないクルマが黒煙を撒き散らしながら走っていました。まあ関電トンネルトロリーバスは採用理由からして、ある意味エコカーの嚆矢と言うべき存在でしょうが。都市交通としてのトロリーバスは日本で定着することは無かったのは残念ですが、重いバッテリーを大量に積む必要が無い分、エネルギー効率上有利なトロバスはもう一度見直されても良いかと思います。架線から外れると走れないという欠点も、海外では無電区間はバッテリーで、架線下ではトロリ線集電で走るハイブリッドトロリーバスも登場しているようですし。

平湯特急線でのイベント運行で注目を浴びた日野P-RU+富士重5B(これも先代の立山高原バスの格下げです)の様に、日野+富士重の組み合わせを昔から好む地鉄らしい組み合わせですね。Hinoウィングマークの下にBlueRibbonエンブレムがあるので、センターアンダーフロアのBDかBTかな?

 

これは純正の帝國ボディかな? こんなクルマが列を成して黒煙を噴き上げながら山岳道路を走るなんて何と反エコな!と今なら叩かれそうです。剣道の面ボンネットも凄いところ走っていますね。今のバス市販車は非冷房車の設定自体無くなってしまったので全部冷房車になっていますが、やはりこのような場所位は非冷房車で窓全開!で走ってみたいところです。


二十数年振りの訪問

2015-07-18 19:59:42 | Weblog

 もう前来た時の記憶がかなり曖昧になっていますが、こんなに昭和な雰囲気の処だったんだ…

最初来たときは未だバス窓で丸形ボディの初代(100/200形)が健在でした。海外譲渡されたそうですが、まだいるのかな? 新しいと思っていた現行車も既に車齢20年位に達します。一般のディーゼルバスよりは寿命は長めでしょうが、VVVFの素子の確保が困難になる頃だし、そろそろ代替の時期が近いかも知れません。

    

ここもやっぱりこんな感じ…

地域輸送は国有鉄道本来の役割ではないと鉄道省と戦い、遂には北陸本線と並行する路線の免許を勝ち取った佐伯宗義氏の晩年の遺産でもあります。その北陸本線が三セク化されたことも、国家権力を利用してライバルを排除し会社を大きくし、彼にとって思想的に最も相容れないであろう五島慶太氏の会社のお古の電車が地鉄の線路を走る様になったことも、彼が存命中には考えられなかったかもしれません。

Web予約全盛の現代にあって、このような掲示を見る機会も少なくなりました。今時この掲示を見て当日に駅員に空室の問い合わせする人がどれだけいるのだろうかと思うとともに、明確な予定も決めずに(当然宿や列車やバスや飛行機の予約もしないで)気ままな旅をするのも困難な世の中になってしまったと感慨深く。自由席が付く定期夜行列車がほぼ絶滅した今となっては、東京の各ターミナルから東北、上越、信越北陸、中央、東海道の各方面に自由席がある夜行の急行や普通列車があり、当日思い立ったらそれで遠くに旅立ち、と言うのも遥か昔の事のようです。

  

こちらは相変わらずでした。地元を走っていた営団6000系でもお馴染みだった汽車會社東京支店の銘板も健在。


これは期待しています。

2015-07-06 00:29:55 | Weblog

 JNMA、年々内容が薄くなって、只の鉄道フリマに成り下がってしまった上に、有料化されたのに、年々人だけは多くなるのは何故なのでしょうか…それとその中にいつも「臭い」人が必ずいる、しかも何日か風呂に入っていない、とか単に汗臭いと言う感じでなく、それって何か代謝異常みたいな病気じゃないのか?と心配したくなるような異様な臭気を放つ奴が…

 KitcheNさんに関しては、最近は別会場で前夜祭とかをやる場合が増えたので、ゆっくりお話がしたいとか、自慢の作品を見せびらかしたい?とかいう向きには、こちらの方が良いでしょうね。ガレージ系キットに関しては、大抵は事後でも購入出来るので、中古漁りが目的でない人にはJNMAの存在意義が無くなってきているでしょうね。

なのでJNMA本番の方は昼頃に顔出してさらっと流しただけなのでろくに写真も撮っていないため、前夜祭の写真が少しだけ。この5枚窓の手作りサンプルは801ですが、601もきっと作成することでしょうし、604や609,610の譲渡後の姿もお約束でしょうから、604の最晩年に乗ったことがある者としては、大変期待しております。勿論譲渡車3輌分はお布施させて頂きます。

日車系のバス窓はプラ製品を含めても色々出たので、ナニワ系のバス窓と言うことで、「奈良電」に続いて「宮島」と「永平寺谷」だそうで。奈良電は特急専用車改造後は他所から出ましたが、原形は初めてですね。

 

流線型いろいろ、樺太はフリーネタにするか、いっその事末期の共産圏的な派手な出で立ちにするのも面白いかな。原形のいもむし3400と言うのも新鮮です。馴染み深いスカーレットの更新車も良いですが、オリジナルの緑濃淡ツートンにすると綺麗だろうな、と思いつつも、手を出すと限がないので今回はスルーしました。