雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

キハ40系も・・・

2010-03-28 22:08:08 | 国鉄型

 キハ52や58系が消えたら次は車齢的にも40系の番、と言う訳では無いですが、久々に国鉄型の固定クロスに揺られる旅を味わいたいと思い、青春18きっぷを握り締めて始発電車で出発、高崎から上越線727M(115系湘南色)、水上から1733M(115系新潟色)と乗り継いで、途中越後湯沢で停車時間中に駅弁を仕入れて、小出1111着、接続の只見線430D会津若松行の出発まで2時間以上あります。

 さて、只見線ホームに待機している430Dの編成は、会津若松方からキハ40-579+40-2025、前者はオールロング&WC撤去車、後者はセミクロスのままだけど3列シート改の、どう見てもハズレ編成orz... エンジンも2025は原型のDMF15HSAなのに対し、579は直噴に換装されているので、勿論2025一択で決定ですね。

 構内には撮ってくださいと言わんばかりの場所に新鋭排雪モーターカー、ENR-1000が待機中。DD14やDD53に引導を渡した悪役扱いされていますが、こうやって見ると大型スイッチャー並みの規模があり、なかなか迫力があります。

 只見のキハ40やこいつを撮ってもまだ時間が有ったので、駅前をうろうろして時間を潰し、余裕を持って1時間前に只見線ホームに戻ると、もうキハ40-2025の前に行列が出来ていてまたまたorz... 勿論?579の前には誰も並んでいません。まあ何とか1列ボックスを確保出来ましたが、直前に8737~1737Mで来た人はロングに行くしか無かったようで。

1列クロスは標準のシートを単純に半分にしただけなので、暖房管が邪魔で足元がちょっと狭いですが仕方ないです。430Dは1317小出発、湯沢で仕入れた弁当を広げ、美しい雪晴れの風景を楽しみながら…それにしても美しい風景ですね…乗り鉄人気線区ランキング上位の常連なのも頷けます。(上:只見~会津蒲生間、下:会津蒲生~会津塩沢)

427Dとの交換待ちで8分間停車する会津川口では、ちょっとした撮影会状態…

 只見線430Dは総運転時間約4時間と適度な長さで、ほぼ全区間で車窓を楽しめるので(冬場だと会津坂下過ぎあたりで日没になりますが、この辺りは特に面白くないしね)、首都圏近郊からの日帰り乗り鉄なら、只見を過ぎたあたりで暗くなってしまう下り427Dを若松から乗るよりお薦めだと思います。東京近郊なら、特急や新幹線を一切使わなくても一応日帰り出来ますしね。

 今度は是非時間を掛けて「撮り鉄」で訪問したいな…

(P:2010年3月20日)


これもそろそろ…

2010-03-25 22:28:39 | 国鉄型

 湘南色やスカ色の近郊型電車も希少種になってきましたね。上越線高崎~水上や吾妻線を中心に活躍する、新前橋所属の115系はクーラーキセや内装が更新されているものの、パンタもPS16のままだし、外観的には非常に原型に近いです。

 今流行りの「リバイバル国鉄色」なんかじゃ無く、普段着の湘南色115系。もう置き換えも時間の問題かも知れませんし、騒がれないうちに行っておいた方が良さそうですね。

 少し前まで113系の楽園だった房総各線も、急速に209系への置き換えが進行し、113系が大量廃車されていっていますし・・・

(P:2010年3月20日 上越線 水上駅)


酒田港もう一つの「近代化遺産」

2010-03-22 11:13:27 | ストラクチャー

 酒田の「山居倉庫」はある意味、建築遺産の理想的な保存活用がなされている例ではありますが、近くにもう一つ、酒田の歴史を物語る食糧倉庫が遺されています。

 酒田港駅の近く、かつては駅から側線が伸びていた痕跡もあります。昭和初期建築の当時としては近代的設備を誇る食糧倉庫であり、戦時中の迷彩塗装の名残が窺えるなど、昭和の酒田ミナトの歴史を物語る貴重な遺産でもあると思うのですが、閉鎖されて久しく、積極的な活用がなされていないのは残念です。東北東ソー内に運用終了後も残る「タキ42642」と共に、酒田の昭和を代表する近代化遺産として、早期の保存活用を望みたいところですが、昭和期のモノに対する認識がまだまだ薄い現状は何とも哀しい現実です。

 これらの貴重な遺産も、現実に有効活用となると、「空間の有効活用」=古い建築は解体撤去して住宅地、マンション、ショッピングモールに再開発、「金属資源リサイクル」=不要な旧い鉄道車輛はスクラップ、になってしまうのが落ちなんでしょうが…

(P:2008年3月22日 酒田港駅付近)


観光名所ですが

2010-03-22 01:07:40 | ストラクチャー

 ここは今や酒田を代表する観光名所ですが、今でも現役の米穀倉庫として運用されています。それを象徴するように、倉庫の前に置かれた一台のフォーク、「写真撮るのに邪魔なフォークだな…」と思う人も多いのかも知れませんが、この「小道具」が絶妙な現役感を醸し出し、建物自体に生気を与えている様で、個人的には大好きなシーンです。

 建築遺産を只の見世物で無く、限定的にでも現役として使い続けるのは、ある意味理想的な活用手法なんでしょうね。例え現役続行する為に改変が加えられていたりしても、現役である建築には、只の見世物になってしまった建築には無い「生気」が宿っているような気がします。

 それにしても、この様なシーンに「日通イエロー」は何故か良く似合います。ヤラセで良いから、この色に塗った旧いトラックやオート三輪をここに置いてみたいものです。


敗北

2010-03-21 23:44:35 | Weblog

 どう足掻いても、大自然の力の前には人間は無力です。

 何のこっちゃ?ですが、単に本日吹き荒れた強風の為、小牛田で2時間以上の抑止を喰らいゲームオーバー、もとい普通列車のみでは終電に間に合わなくなったので、青春18きっぷ利用中の禁じ手?「新幹線ワープ」発動に至っただけです。しかも本来ならワープ区間は最小限に留めておくべきところ? これから先はどうせ701系ロング地獄だし、いい加減面倒臭くなったので結局仙台から大宮まで…最近は大周り一筆書き普通乗車券+用時その都度特急券購入のパターンばかりだったので、久しぶりに乗車券と特急券を同時購入したら、新幹線って高いな…とブツブツ。

 まあ出発前に天気予報を確認した時点で、そうなるリスクは事前に織り込み済みとは言っても、いざ抑止を喰らうと嫌なものです。


今度はこれにでも

2010-03-17 00:16:38 | 国鉄型

 熱くなって追い掛けた物がまた一つ消えた今、気になりつつもなかなか足が向かなかった物を少しずつ摘まんでいくのには、絶好のタイミングかも知れません。

 「青春18きっぷ」もある事だし、今度の連休はこれに乗って只見線を全線乗り通してみようかな…あと、新専貨列車が消滅して以来とんと御無沙汰している、羽越線村上→酒田の始発列車(新ニツのキハ40、47系)に揺られて日本海を眺めるのも良いかな…


まだ平和なうちに

2010-03-14 22:22:21 | 国鉄型

 とうとう大糸線の定期列車からキハ52が消えました。この久留里の国鉄型も遠からず新系列へ置き換えの運命にあるのは確実なので、落ち着いて撮影出来る今のうちに頂いておきましょう、ということで、過去2回国鉄色キハ30に振られたリベンジも兼ねて、今日行ってきました。

 キハ30の運用ですが、ほぼ確実に入るのは朝夕の1輌増結運用(A31仕業:920D~921D~926D~以上日曜運休~941D~946D~947D~950D~951D~以上土曜運休)で、あとは2連運用にランダムに組み込まれます。非冷房車のため、夏場日中の運用は敬遠される傾向があるようなので(でも過去八高や相模線で散々乗った経験から言うと、キハ30系は冬場も例の外吊り扉からの隙間風が多く、これまた地獄なんだよな…)、夏場の休日に走りを撮るのは期待できません。

 沿線風景ですが、大糸線、只見線、米坂線のダイナミックな大自然に慣れた向きには物足りなくもあるかも知れませんが、ほのぼのした純ローカル線的魅力でしょうか。小櫃より奥は山間を縫うように走り、随所にそれなりに絵になるポイントは結構ありそうです。

キハ38や37も、もう先は長くないので、記録は忘れずに。(P:横田駅)

沿線はもうすっかり春の雰囲気です。日中A15で走っていた3098は木更津方連結で残念。3輌共動いているのを見られたのはラッキーですが。(P:下郡~小櫃間)


台車改造中

2010-03-13 01:25:27 | 地方私鉄(北陸)

 モハ3772・3773の台車KS-30Lと、モハ3744のMCBタイプを両抱きブレーキに改造中。鉄コレ台車をベースに、ブレーキリンクの取付板を追加後、余っているDT12より調達したブレーキシューを接着しますが、接着面積が小さいので強度的に不安…まあ結構面倒な割には効果の少なそうな?加工です。

 鉄コレ動力台車等のABS成型品を加工する際、プラバン=PS(ポリスチレン)材とは溶剤系接着剤では完全に接着せず、一見接着したように見えても、ちょっとした衝撃で直ぐ剥がれます。なので、追加工する時に使うプラ材は同じABSであるランナーの切れ端や、動力ユニットのスペーサーの余り等を使えば、プラ用溶剤系接着剤で普通に接着できます。


とうとう明日で最後

2010-03-11 21:52:05 | 国鉄型

 大糸線のキハ52も定期運用は遂に明日でお終い。私は行く事は出来ませんが、凄い人なんでしょうね。

 これで北海道を除く全国の山岳路線で活躍したキハ52の定期運用に終止符が打たれます。保留状態だった新津車も輸出される模様ですが、ともあれ今まで長い間ご苦労様…

(P:2010年2月20日 糸魚川駅)


取り敢えずインレタ貼ってみた

2010-03-10 00:20:12 | 地方私鉄(北陸)
 長期放置中の北鉄石川総線、待望のインレタがKitcheNからやっと発売されたので、取り敢えず貼ってみました…3色刷りなので高価なのは仕方ないですが(それでも特注する場合の版代や原稿作成の手間を考えればまだ安いですが)、欲を言うならば、形式・検査標記やバラ数字をもう少し沢山入れて欲しいです。後はクリヤーコートして、床下の作成と台車枠の加工です…