雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

コレクター的にはトンデモな話ですけど

2009-07-29 23:01:36 | 国鉄型

 今回はちょっと旧作の話でも。

 と言っても、ネタにしたのは塗装状態の悪い(端梁にベッタリ汚い色入れがされていた)「ジャンク品」ですけどね。巷ではトミー香港製DD13の中でも新幹線色は特に稀少との評ですが、私にはどうにも使い道に困る代物だし、前述の様に状態不良なので、思い切ってシンナープールにドボンし、個人的にも馴染み深い東新潟港の主、新潟臨海鉄道のDD55にしてしまいました。

 このDD13、御存知の通り、とても現代のレベルで出来を云々する代物ではありません。同時期に発売されたKATOのDD13が、現代でも通用するディテールレベルを既に達成していたのとは対照的です。なので、手摺を真鍮線に交換するとか、銀河のパーツを追加するとかしても、バランスが悪くなることは明白なので、ここは出来るだけオリジナルのテイストを残す方向でレストアを進めました。当時トミーからこのバリエーションが発売されていたらこんな感じかな…というトイライクな部分を残して。

 寂れた埠頭に伸びる草生した線路の上、石油タンク車を牽いて走る姿が昨日のことのように思い浮かびます。考えてみると、今に至るまで、イコライザ台車のDD13って材質形態を問わず、製品化されたのはこれだけなんですよね…鉄博にも保存車があるんだし、KATOさんDD13のリニューアルと同時にバリエーション追加して欲しいところです。


RoHS指令くそくらえ?

2009-07-25 20:20:35 | 地方私鉄(中国・四国)

 KitcheNの一畑、特に60、70系に入っているオデコメタルは他形式(銚子801)の流用なので、長さが全然足りません。半田をたっぷり盛って帳尻合わせておきますが、見るからに切削時の鉛ハザードが…

 あと大き過ぎるのを削るのより、足りないのを継ぎ足す方が、一般的には大変ですので、大きめのを入れて置いて頂けると有難いです>台所主任氏

 そう言えば昔、説明書では「妻板が大き過ぎる時は削れ」と指示しているのに、いざ組んでみたら妻板が車体断面より二回り小さくて、どうにもならなかった、某試作DLのおバカキットもありましたね…


久々に再開

2009-07-20 19:59:11 | 地方私鉄(中国・四国)

 暫く放置プレイ中だった一畑旧型、久しぶりに少しだけ触りました。と言っても、ジャンパ栓受けと解放テコの残りを付けたのと、メタルのおでこを付けただけです。

 おでこは接着剤でも良いのですが、今回は半田で付けます。前面パーツとかだったら恐る恐るですが、おでこはどうせ後で削って修正するんだから、少し位熔けたって、また半田を盛り付ければ良いだけだから気楽です。何よりも接着剤より硬化が早く作業性が良いメリットは大きいです。

 例によってメタルのおでこと車体の間には隙間が開くので、この段階で半田をたっぷり盛って、大まかに隙間を埋めておきます。最後の仕上げはパテと接着剤にするにしても、最初から大きい隙間をパテを盛って仕上げるより、後で継ぎ目がヒケて目立ったりすることが少ないので、綺麗に仕上がると言うのも美点です。削る時に鉛の粉塵が大量に出るのが健康上良くないですが…

 まあ妙に休みが多いと却って捗らないと言うか、適度に忙しい時の方が、作業が捗る様な気がします。このペースじゃ今年中に落成に持ち込めるか微妙かな…


在りし日のキハ52新津車

2009-07-17 21:59:02 | 国鉄型

 他のフィルムの整理をしていたら、懐かしいものを発見しました。飯山線のキハ110系置き換えで押し出され、米坂線に転入してきたばかりのキハ52120の姿です。国鉄色も良いし、一番似合っていると強く思っていますが、国鉄末期~民営化初期のバラエティ豊かな各地域色に染まった晩年の国鉄型の記録も、それはそれで貴重なものになろうかとも思います。旧飯山色なんて、今後絶対再現されることは無いでしょうし…

(P:1998年8月17日 羽越本線 新発田駅にて)


難攻不落の久留里城

2009-07-16 20:21:21 | 国鉄型

 朝一番横浜発アクアライン経由のバスで、平日朝の久留里に乗り込んだは良いけど、まあ予想していたとは言え、ターゲットが走っているのを見たのは、朝方最初に入庫してしまう増結運用に入っていたのと擦れ違ったの一回きりでした。この猛暑なので、当分昼間や土休日に非冷房のキハ30自体の出番は無いでしょうね。おまけに間も無く学校も夏休み、イベントが無い限り走る姿を拝むのは絶望的に…国鉄色が追加される秋以降に期待することとし、当分は大糸北線集中攻略ですな。

 キハ30は朝の通学ラッシュが終わったら3輌共木更津派出で昼寝でした。キハ30系の一般色は、約30年前の和歌山線以来、左のキハ30-100は相模線電化まで茅ケ崎に残ったメンバーの一員で、これまた17年振りの再会です。1輌位は首都圏色にして変化を付けてくれると嬉しいけど。

 キハ37や38もここでしか見られない希少種なんですけどね。多分もうこちらも死亡フラグですし…

 とにかく暑い一日でした。やっぱ暑いのは寒いのより苦手です。それと久留里線が大糸線より心理的に遠く感じた一日でもありました…

(P:2009年7月16日 上2カット/木更津駅にて、下1カット/久留里線 下郡駅付近にて)


これがまた…

2009-07-10 21:00:55 | 地方私鉄(北陸)

 越前の丸窓一党、これがまた拘り出すと難儀なネタな訳で…某ガレージメーカー氏も頭を抱えてしまう代物であります。戸袋窓が原型の楕円のまま、裏から鉄板を当てて埋めただけの、完全に埋めてしまった物、角窓に直されたのとあって、更に各エンドで違っていたり、一度は埋めてしまった戸袋窓を開け直したのとあって、各個体の差を特定するのに難航するのが明らかで。

 北鉄や宮城以上にまとまった資料にも乏しいので、全車再現とか無謀な行為?に及ぶなら、断片的な写真を寄せ集めて地道に考証して行くしかない様です。私としては今回はお気楽にやりたいので、資料がそこそこ揃っている個体のみをつまみ食いするつもりです。

 京福福井の過去の車輛たち、RMライブラリーとかで特集して欲しいところですが、執筆者として最適任と思われる方が(涙)


今日の催事

2009-07-05 18:43:16 | Weblog

 今日の戦果はこんなところ…一部友人からの頼まれ物も含みます。

 ステップ付き日車丸窓は色々潰しが利くので、2輌×3セット購入。1輌は某氏が計画中の1/150鉄道に勝手に配置になるかも。


SHINKYO品質低下…

2009-07-04 20:49:52 | 模型工作全般

 Tomixのスハ32系に使おうと買って来た台湾製SHINKYOカプラー、開けてびっくり、はめ込みが緩くてすぐポロポロ分解するのに絶句…以前はきつ過ぎて組み立てに苦労する位だったのに。これじゃランナーのまま2ピースを組んでもぎ取って行くと言う手が使えないじゃん…良く観察すると…

樹脂を射出成型する際の圧力設定が適切でないため、湯回りが悪く、一部欠損しているものが散見されました。爪が緩いのも同じ理由に起因していると思います。日本型に進出して貰いたいほど、最近の台湾製Nの品質向上ぶりは目覚ましいものがあるのだから、こう言うところもしっかりやってもらいたいと思います。