KATOから発売の西武旧101系159F赤電、イベント限定の「実車がウソ電」だし、最初は買うつもりは無かったのですが、意外に良さ気な出来なので、買っちゃいました。
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旧101系の車体は赤電でデビューした801系とほぼ同等ですが、いくつかの差異があります。
1.台枠の厚みが101の方が少し厚い様です。
2.前面の運転士側窓上に101は小さなベンチレータがある。
3.側面の車番標記の位置が違うので、801赤電では塗り分け線の下に納まっている社章が、159F赤電では塗り分け線上にはみ出している。
4.オデコの塗り分け線が違う。
私が把握している限りではこんなところでしょうか。あと床下機器とM車の台車は勿論の事、Tc車の台車もクハ1801は良く見ると何故かインダイレクトマウント仕様のFS067でクハ1101のFS072とはボルスタアンカの形態が違います。
と言う事は、台枠厚みの差は赤電塗りにする限りではほとんど目立たないと思うので無視する事とし、クハ前面窓上ベンチレータのモールドを削り落し、クハの屋根を接着して継ぎ目をパテ埋めし、クーラーと横のランボードは撤去して跡にグロベンを追加、M1車のパンタは1基撤去してこれも跡にグロベン追加、モハの台車をFS342同等品のDT21グレーに振り替え、クハの台車はボルスタアンカを鉄コレ571系のFS40又は小田急LSEのFS508より移植して、各車の床下機器を正規のものに並べ変えれば、一応非冷房、AE自動ブレーキの赤電801系が出来そうです。但しこれをやると再塗装必須になりますし(よって黄色い方でもOK)、まあ、ここまでしなくても、この159F赤電の車体はそのままに、非冷房化と1パン化、モハの台車振り替えと車番変更だけで、一部濃い西武マニア以外の大半の人は騙せそうではありますが。
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最後発とあって、全体的な造形はGMエコノミーキットやマイクロより良いと思います。ディテールレベルは昔から出ている101Nと揃えられているので、ヒューズボックスや避雷器は今時珍しく屋根と一体成型だったり、30年位前のKATO水準ですが、当時非常に高い水準だったので、今でもそれ程古さはありません。
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床下は101Nの流用と思いきや、ちゃんと旧101用のを新規製作しており、M2車のCPは省電の象徴AK-3×2です。但し159Fは晩年CPが新型に更新されていたので、正確を期するなら要加工です。
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鉄コレ赤電とも色調はほぼ揃っているので、並べて遊んでも違和感はありません。さて、801赤電化はどうしようか…