雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

綺麗さっぱり

2014-06-29 21:21:06 | 地方私鉄(東北)

 シンナープールでの剥離完了後、おでこのパテ盛り部を中心とする各部の修正、ディテールの追加工と、位置を間違えていたモハ2250の避雷器の移設を行います(モハ2250形のうち、2250だけパンタの前に付いています。他3輌はパンタの後ろですが)。接着剤やパテに影響を与えないよう、乗務員扉の下のステップは手早く半田付けします。クハニ1271とモハ2233にはステップが付いていませんが、決して忘れたわけではなく、この2輌は付けると台車に干渉してカーブが曲がれなくなるからです。

おでこに盛ったパテの銘柄の違いが色で一目瞭然です。収縮によるひび割れの程度は、ポリパテの銘柄と、盛った後に十分な熟成期間を置いてから仕上げたかで差が表れるようです。やはりこれだけ厚く盛ると、1~2か月位では不十分で、年単位で熟成しないとかなりの確率で割れます。その点、半田は冷めればすぐ仕上げられるので格段に作業性が良いです。

 モハ2250形3並び。左から2253、2252、2250。2250は2扉で避雷器が前側、2253はこれだけ尾灯が埋め込み式になっています。4輌の同形式のうち、2250だけ3扉化されなかったのは、この1輌だけ新潟鉄工製で、他の日車製と車体構造が違うことが影響しているのでしょうか?

今回は納期?があるので、出来るだけ簡素に、と思っているのですが、やっぱり配管はこれ位付いていないと寂しい、と針金細工に悪戦苦闘。


旧作も

2014-06-29 18:23:08 | 地方私鉄(東北)

更新修繕のため窓ガラス等を外します。

再利用するパーツは慎重に外します。ワイパー1つひん曲げたorz

お椀型ベンチレータ、KitcheNのロスト製と旧作に使ったペアーハンズの挽物だと大きさが結構違いますね。表現の統一のためどちらかに揃えたいですが、ペアーのは現行品はホワイトメタルになって挽物は絶版となり入手困難なので、KitcheNロストの方に統一します。この手のパーツは、挽物の方がシャープで好みなんですが、現在入手出来るのは鋳物ばかりなのが残念。外した挽物の方は、ストックに戻して他で再利用するつもり。

で、パーツを外し終わったドンガラはシンナープールにドボン。


一晩一輌

2014-06-27 00:41:44 | 地方私鉄(東北)

 夜な夜な進行中、と言っても寝る前の工作で配管工事は一晩一輌が集中力の限界だな。避雷器とアース線がまだだし。あれこれ調べて検討を重ねた?結果、元武蔵野の避雷器はパンタの真後ろに付いているという結論に達しましたが、避雷器の形状が不詳(円筒形かな?)だし、木製屋根なのに車体側板に直接アースされていないということは、アース線がパンタ側に戻って、母線被覆管か空気作用管を介し車体にアースを取っているのでしょうか?


少しはらしくなってきたかな?

2014-06-22 20:16:05 | 地方私鉄(東北)

灯具類やランボード、弘南特有の箱型のジャンパ線納め、手摺他ディテールパーツが付いて、少しはらしく見えるようになってきたでしょうか? 屋上配管の取り付け孔を開けるため、資料を漁るも、モハ2233の避雷器の位置が分からない…パンタの後ろに付いているっぽいのですが、色々写真をあたってもパンタと干渉しない納得の行く位置が割り出せません。キャンバス張り屋根なら避雷器のアース線が側板上端に接地している筈ですが、それも無いし…とりあえず資料が見つかるまで、2233の避雷器は無しにしておこう。

旧作の旧富士身延2250、1281、1283と伊那電1271も、合わせて経年で収縮して継ぎ目にクラックの入ったポリパテ充填のおでこの修正や、若干のディテールアップ、動力の更新、再塗装等のリニューアルをするつもり。キット自体が初回ロットでエラー品(日車製なのに新潟製と窓寸法を混同、現行ロットは修正済み)のモハ2251は更新修繕を見送る予定ですが、処遇をどうしようか考え中…

 


遂に来る日が

2014-06-15 20:10:33 | 撮り鉄日記

 立川までいつものようにパーツの買い出しに出かけた帰り、あと20分ほどすれば松本行が来るので、またこれを待ってみます。

 

で、来たのがこれ。いつかは来る運命の日だとは分かってはいましたが、いつも当たり前に見ていた115系山スカが日常の風景じゃなくなるんですね… 東海道の113系がとうの昔に消え去っていることを考えれば、良く今日まで残っていたと考えるべきなんでしょうが。

トップナンバーでした。一応「国鉄」の電車です。来年でこれも30年選手なんですね。


まあこのあたりまでは

2014-06-15 19:18:55 | 地方私鉄(東北)

 いつでもそうだけど、このあたりまではサクサク進むんですが。構体の箱組みが1輌1時間位で休日にまとめて、おでこの取り付けは仕事から帰って来てから一晩1輌のペース、おでこの仕上げはまた休日にまとめて、と言った感じ。今回は7月上旬までに完成させたいので、考証地獄に陥らない様にしなくては。

川造や富士身延とかの全鋼車体は、リベットが屋根まで沢山あるので、継ぎ目の仕上げが難しいですが、裏返せば多少継ぎ目処理が不完全でも、リベットに紛れ込ませて誤魔化せる、とも言えます。

クハ201とかの旧弘前電鉄系の車輛は、正面にサボ掛けの金具が付くのが特徴です(例外もあり)。

阪和は素材そのままでは、更新後としては雨樋の表現が貧弱なので、2段雨樋のエッチング板を貼り重ねます。電動車にしようか、電装解除後にしようか迷ったのですが、電装解除後は旧東急の中間に挟まれて前に出ることが少なかったのと、製作予定車のMとTのバランス上、電動車として製作しようかな。

今のところ、旧作の富士身延、伊那電サハニフも合わせて同等レベルに更新修繕し、こんな感じの編成にするつもり。大鰐も弘南線もごっちゃに混じっているけどまあ良いや。組み合わせも適当だし。
 モハ2250+クハ201
 モハ2252+クハニ1281
 モハ2253+クハニ1283
 モハ2233+クハ1267
 モハ2026+クハニ1271


別府のバケットカー

2014-06-08 22:40:42 | 地方私鉄(近畿)

 淡路1005を修正する傍ら、別府を彩るもう一つの名優、キハ2と3も製作再開。小さい割には部品点数が多く、KitcheNの素材にしては組み立てがシビアです。端梁のレリーフとか、付けなくても良いと書かれていると、意地でも付けたくなる悲しい性…

その一方で、とある方面へのウケ狙い?で新たにストック品を引っ張り出して手を付け始めたり。今回は考証地獄に陥らないようにあっさり仕上げるつもりではありますが、7月上旬までに仕上げられるのか?


早速

2014-06-07 19:30:28 | 地方私鉄(近畿)

 位置が違うことが判明した淡路1005のパンタ台をバーナーで炙って外し、付け直しました。正しい位置は常識的な台車中心ピンの真上位です。キサゲで仕上げはこれから…

 本当は客扉の幅とかも違っていますが、そこまで追求すると限が無いので、今回はこの程度で。