モデルアイコンのマニ44が出たので、それを組みがてら、ついでに途中で数年間塩漬けになっていたスニ40とワキ8000も引っ張り出してきました。
シンナーで脱脂。今回のマニ44、前作のスニ40やワキ8000と比べると、成型のヒケは目立つし、エンドミルが走ったような痕跡が残っていたり、昔のGM板キットの様な、ちょっと残念な仕上がりです。成型色も青の彩度が高く、塗り残しがあると結構目立つので、これなら前の黒でも良かったかな。造型は悪くないんですが、製造業者の技術力と経験値の差でしょうか? これが出る少し前にGMもリニューアル品を発表しましたが、今度は画像を見る限りは造型が残念で…(しかも旧製品でエラーだった片側の側窓の大きさも改善されず…)
とりあえずさっと塗ってみました。青15号はガイアノーツです。
スニとワキの側扉は、ネットで見た他の方の作例を真似て、シルバーに少し白を混ぜて銀白色の白色アルマイトを表現。
最近本業が忙しく、しばらく更新サボっていましたが(いつものことですが...)、余り更新していないと死んだんじゃないかと思われそうなので(そんな心配してくれる方がどれだけいるかは疑問ですが)、直近のネタで。
小田急SEが5連で、しかも陽光の下で展示される最後の機会と言う事で、一応行ってきましたが...
原型復元された側と、最新鋭GSEが並ぶ側は凄いことになっていました。午前中順光のSEの海側は空き2線しかなく、通路を確保するためゼロ線空きでロープを設置の最悪な条件。でもねぇ、これ見ても分かるように、山側の側線は目一杯空いているじゃん。「最後の機会」なんだから、こうなることは事前に想像できるよね。もう少し山側の線に入れて、2-3線空けてロープを張れば、もっと多くの人が一度に撮れるんじゃないかな? いや、これはファミリーイベントであって撮影イベントじゃないからって? なら車内にも入れないのって中途半端だよね。
と言う事で、これが精一杯でした。これでも、沢山人が群がっても、良いポジションを取れるのって一度に精々数人じゃないかな? しかも前に頭や手が次々と出てきて、前の人も撮れるまで中々動けないので余計回転が悪くなる悪循環。これだけの集客力があるなら、どうせなら会費5000円位(本当に撮りたい人なら1万円払っても良いと言う人も居ろうかと)取っても良いから、人数限定撮影イベントをやっても良いのでは、と。まあ、中間車を解体するため外に引き出さないといけないから、ついでに並べて見せびらかそうか、と言う程度のやっつけ仕事感漂うイベントでした。鉄ヲタはカネを落とさない上にマナーも悪いから、そのためのイベントを開く必要もないし、保存車も潰して構わんよな、と言う態度が見え隠れしますが、何故そうなっているのか、どうやったらファンからおカネを毟り取れるか、考えることも面倒なんだろうな。ファンとの付き合い方はJRや大手私鉄より、最近の地方私鉄の方が上手にやっている気がします。
潰されるのは末期SSE仕様の2輌なのかな、でも車販準備カウンターのある車は残して欲しいかな、と。客扉上部のアーチ型が今の電車には無い優雅な意匠ですね。
端っこには忘れ去られたように、赤い登山1000系。通勤車は標準化が進み、この様な色物しか楽しみは無くなったかな。SEもどうせならこんなアングルでも撮りたいよね。
(2019年5月26日 小田急海老名検車区)