雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

早速買ってきた

2021-06-26 23:13:28 | フリーランス

 鉄コレがスタートした頃から買っている人には懐かしさを覚える?新シリーズ、早速引き上げてきました。値段が昔の3倍位になってしまったのは仕方ないですが(中国が経済的に豊かになった以上に、日本が貧しくなったのでしょうね)。

箱絵からして、どのような層をターゲットとしているか何となく分かりますね…

EB10、キワ90、津軽DCもどきの台車レリーフは全部共通ですし、客車の足回りも東武ヨ101の流用で、効率良く手際良くチャチャっとまとめた印象。極力投資を抑えつつ、市場の反応を伺おうという意図が見えますね。

汽車風、日車風の2種類の客車は、デッキ部も屋根も相互に入れ替え出来るので、日車風Wルーフやオープンデッキも簡単に作れます。汽車で丸屋根は無かったと思いましたが、切妻に更新されたのはどこかにありましたね。夕鉄だったっけ?

ボックスアートには汽車タイプらしきCタンク蒸機が描かれている通り、この客車に本当に似合うのはこの手の蒸機なんでしょうね。今回この手のものが入っていないのは、「様子見」だから何でしょうか? これを機にバスコレのボンネットバスや、1度きりしか作っていないいすゞBA741も再生産して欲しいし。

津軽もどきDBの長さは、古のKSKタイプとほぼ同じ、ならこれ相当の3軸ロッド付き動力ユニットを開発すれば、これも本来の姿に近いものに出来る筈…サードパーティーではその様な物が出ていますが。


こんな機会でも無ければ

2021-06-20 14:10:19 | 撮り鉄日記

 いくら東北一の大都会、仙台の隣とは言え、2連のワンマン電車が往復するだけの支線のどん詰まり、特に他に見どころの無さそうな平凡な田舎町、こんな機会が無ければ、一生足を運ぶ事は無かったかも知れませんね。

  

東北本線旧線の一部なので、現在の輸送事情とは釣り合わない施設の立派さです。

 

現在は断ち切られてしまった旧線跡にも、少し遺構が残っているみたいですが。

新しいと思っていた701系も、登場から30年近く経ち、設計寿命を考えると、置き換えもそう遠くないかも知れませんね。無くなると分かってから慌てて行動するより、普段から動向を予測しつつ、普段通りの姿を記録することが大切と、頭では理解しているつもりですが…

(2021年6月12日)


またしても泥縄?

2021-06-18 00:17:41 | 撮り鉄日記

 いつかは見に行きたいと思っていても、尻に火が付かないとなかなか行動に移せないのは悪い癖ですが、これもまた解体という話が出て、始めて動いた始末で。聞くところによると、所有権がある鉄道会社側は、解体するつもりなら所有権は只で手放すけど、処分費用はそちら(自治体)持ちね、あと、作業はうちの関連会社によろしくね? 廃材と部品はこっちが全部始末するから、な感じで、その処分費用の見積額は機関車2輌を整備(アスベスト等の除去も含む)して、屋根まで付けられそうな額を提示されて何だかなーな話なのですが。現在、地元有志らが色々動いている様子なので、しばらくは静観なのかな?

  

車体の設計は当時の私鉄向け箱型電機に準じますが、三菱(ED911)、日立(ED9121)と比べると、胴長で野暮ったい感じでありますが、個人的にはこういうのは結構好きだったりします。ガラス(アクリルかな?)が一部破損していたりしますが、状態は決して悪くないように伺えますが。

  

この手の顔にはやっぱりひさしが似合います。前照灯にも付いているのが良いですね。

東芝ロゴが昭和30年代っぽいです。

台車は簡素なペデスタル式。

交流電機で問題になる変圧器の不燃性絶縁油(PCB)ですが、一連の交流試作機の中で、これのみは乾式変圧器を採用しているので、新製時のままだとすると、PCBが大量に存在する可能性は低いです。整流器も後年イグナイトロン(水銀整流器)からシリコン整流器に換装されているし、アスベストは、まあどこかしらにあるでしょうが、優等客車の吹き付け断熱材と違い、絶縁材等のセメントや樹脂で固化されたものばかりでしょうから、普通にちゃんと管理されていれば然程心配することもないでしょうけど。乾式変圧器は使用成績がイマイチだったようで、ED70以降の交流量産機は油冷式変圧器になりましたが、電車はともかく、機関車なら絶縁油は有害性はともかく高価なPCBを使わなくとも、安価な鉱油でも良かったのでは?とも思いました。ディーゼル機関車やSGの燃料は許容されるのに、と。