雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

地鉄デキフォトラン

2021-09-11 12:40:26 | 撮り鉄日記

 富山遠征の主目的は勿論これ、今回は過去2回とは別団体よりお誘い頂きました。

 

まずは三郷から、駅舎が改修され奇麗になっていました。好みが分かれるところではあるでしょうが、ここは改修前も中途半端なサイディング張りだったので、まあ良いかな?という感想。有峰口はちょっと残念な気持ちですが…

  

今回の運転区間には、本線電鉄黒部以遠、立山線岩峅寺以遠の山岳区間は含まないので、千垣のアーチ橋や宮野山俯瞰とかの派手な見せ場は無し、それでもきれいに列車写真を撮れるポイントは無数にありますが、まあ3回目なので、今回は普通の列車写真はパスかな。三郷の駅すぐそばに良い感じの鎮守の森があったので、これを添えて、バラエティ豊かな電車たちを撮りながら、本番を待ちます。

昼近い時間帯なので、ちょっと暑苦しい絵になってしまいました。東京方面から日帰りで来る参加者に配慮してのスタート時刻設定でしょうが、ここは早朝から走らせて欲しかったです。多分このダイヤなら、稲荷町を日の出とともにスタートして、岩峅寺ー有峰口を2往復程度走らせてもらってから寺田で合流しても良さそうかなと。

直後の電車で追い掛け、途中の上市で機回し中のデキ+ホキを見て。

電鉄黒部に先回りして、北陸線をオーバークロスする築堤で。

   

お約束の木造の車庫前で撮影会。やっぱり夏場の快晴だと、車体の微妙なピンク色が出ないし、足回りが潰れてしまいます。

電鉄黒部の大屋根、これも地鉄の駅を象徴するシーンでしょう。

今度は立山線方面、上市で追い越し、寺田で後からやってきたデキをショット。直後に来る立山方面の電車で先行します。

どこかで見て、気になっていた榎町駅に行ってみることに。立山方すぐの踏切からのお手軽ポイントです。

返しは駅の寺田方から。こっちの方が個人的には好みかな。夕刻の斜光線も良い感じ。この後は寺田~上市と走って、1時間程停泊後、稲荷町に戻るダイヤでしたが、雲行きも怪しくなってきたし、時間的に光線状態が厳しそうなので、私はここで引き上げることにしました。

(2021年8月29日)


風前の灯火

2021-09-04 19:32:39 | 撮り鉄日記

 このご時勢なのに、久々の富山です。

ここ10年で大きく姿を変えてしまった富山駅の中でも、地平ホームのまま取り残されている地鉄の電鉄富山駅、高架工事の進展で、徐々に姿を変えつつあります。既に1番線は閉鎖されています。

余り怪しげな中古桁は無いと思っていた地鉄ですが、意外なことに富山駅至近に2つあったのですね。1つは電鉄富山駅をすぐ出たところにある陸橋の下り線。

所謂ポーナル桁ですね。どこから転用したのでしょうか?

もう一つは、ここから少し稲荷町側に行った小川に架かる小さな橋、高架化工事の進展の影響で、近付けなくなってしまいましたが、ここも下り線のみポーナル桁です。何故両方とも下り線かと言うと、電鉄富山→稲荷町の複線区間の、上下各線で敷設事業者が異なっていたという歴史に由来しているようです。因みに1969年までは本線が現在の上り線、旧立山線(現、不二越/上滝線)が下り線の、単線2本並列として運用されていました。

この2本のポーナル桁も、高架化が完成すれば姿を消すことになるはずなので、見るなら今のうちですね。