雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

今更ですが

2019-10-28 00:08:59 | 国鉄貨車

 久しぶりの更新、ホキ3500他はまだ写真を撮っていないのでまた後日と言う事で。

 こんな物を引っ張り出してちまちま弄っています。発売当時各種買い込んだものの、腰高感が気に入らず、ずっと押し入れの肥やしになっていましたが、解決策をあれこれ考えてみました。これに対応する3Dプリントの台車は各種ありますが、耐久性や転がり性能に不満があったので(既に数個車輪を組み付けるときに破壊してしまいましたし)、製品の台車を生かす方向で何とかできないか思案。

とりあえず解体。中国製の常で、各部接着組み立てですが、瞬間接着剤なので少し抉れば簡単にばらけます。アシェットみたいに溶剤接着だと困りますが。

ボルスタの高さを詰めます。真鍮帯金を適当に曲げて治具にし、これをガイドに鋸とかで切り飛ばします。高さはとりあえず2mmで設定。

 

切り飛ばしたらセンターピン穴をドリルでザグり、Φ3.2のプラパイプを差し込み接着。

元の台車を組んでみると、ギリギリで車輪のフランジが台枠に当たるので、ワッシャを噛ませて調整。

 

んーまだちょっと高い気もしますが、これ以上下げようとすると、車輪のフランジか台枠を削らなくてはなりませんから…(勿論3Dプリントの台車を使ってもそれは同じ) かつてKATOが出していたローフランジ車輪があれば…と今更思うのですが。

3DプリントのTR41D(DS/E)を組み込んだ車輛と組んでも高さOK。うるさいことを言えば、タキ7750の保安対策車が履いているのはTR225か213Cなので、製品が履いているTR213とは側枠の形状が少し違います。そこ迄拘ると、同社のホキ10000からTR213Cをコンバートするか(何でこの型があるのに、これを使わなかったのかな?)、3Dプリントの台車しか無いですね。


何となくこんなものを

2019-10-14 12:44:54 | 外国型

 日本型と同じ規格の外国型(まあもともと成り立ちからして日本が関わった訳だし)、前から興味はありましたが、なかなか手にする機会がありませんでした。安く買える機会があったので、こことぞばかりに。

  

パッケージはなかなかスタイリッシュで結構なのですが、蓋が外れやすく、持ち歩くときはスリーブに入れた方が無難です。中の帯には「G22U+35FPK10500」、G22UはR100形DELのメーカー(EMD)でのモデル名だから良いとして、35FPK10500は「光号」の客車の形式なんですが...

 

R100形はディテール、走行性能共に1世代前と言う感じですが、個人的には十分ですね。ユーザー取付部品の手摺はピアノ線に塗装したものですが、プライマー処理が不十分らしく取付時に塗装が剥がれ易いのでタッチアップ必須です。あとプラ製のホイッスルも含め、細かいのに予備が無いので紛失注意!(それを見越してかメーカーも補修用として別添パーツセットを分売で用意していますが...) 因みに実物では電気機関車E200/300共々後継機の導入が発表され、DLはスイスのシュテッドラー(今回は永年付き合いのあったEMDじゃないんだ…)ELは東芝(意外にも日本製のELは初導入、EF210/510の仲間達がまた増えるのかな...)だそうで。

  

35TP32850日本製通勤客車は、分解するときは屋根から外す等、大昔のKATO製品みたいな構成です。窓が開いている表現は結構なのですが、プラの厚みが目立ちますね…はめ込み窓のはめ合いも隙間が大きいので、やはり日本型だと昭和の時代の水準と言った感じです。ただ伸縮カプラー標準装備で、連結面感覚が狭いところは現行KATO旧客より現代的です。カプラーはナックル型で、SHINKYOカプラーやKATOカプラーとは連結できますが、本家マグネマティックカプラーとは相性が悪いです。台車はTR51にボルスタアンカを付けた形態ですが、ドアステップとの干渉対策か、偏心台車を採用している所は面白いところ。塗色は車体は青15号近似、屋根は本来はグレーですが、汚れた状態を表現したのか、ライトブラウンになっています。

商品名もレタリングも、35「TP」32850なのですが、尾灯が表現されているので、これだと本来は守車(緩急車)の35「TPK」32850です。さて、最後尾になる車輛以外は埋めて本来の「TP」にしようかどうしようか… この編成にオハニ61を17mに縮めたような合造客車35SBK32300(確か真鍮モデルがあったはず)でも追加して、往年の淡水線や内湾線を再現したいかな、そうするとカマはより古いR20の方が...

確かに今の日本型Nと比べるとヌルいですが、こんな時代のNゲージを一応リアルに体験している世代としては、この程度のヌルさなら何となく許容できてしまうと。価格も出来の割には少し高い気もしますが、米国型や欧州型Nと比べれば、国際的にはこんな物なんでしょう。手の切れるようなシャープなモールドのハイディテールモデルが国際水準よりかなり安価に入手できる日本のモデラーは、実はかなり恵まれているのだなーと。中国生産のM社が価格爆上げ状態ですが、それも国際水準に近付いたということか、KATOが品質に対して安過ぎる価格で売っていると言うべきか。


あと一息

2019-10-12 11:51:26 | 国鉄貨車

本当は仕事だったんだけど、巨大台風接近で周囲の鉄道路線ほとんどが午後には順次計画運休が確定したので、今日は臨時休業。

遠征を予定していた方は残念ですが、大した被害が出ないことを祈りつつ…家でセメントホッパの仕上げ、デカール貼りと手摺やブレーキテコの色入れまでは完了、あとはクリヤーコートして軽く汚しを掛け、台車とカプラーを取り付けるだけ。

テキ200の社章はインレタですが、社章板ギリギリ一杯のサイズなので(実車もそう)、マスキングテープでまず位置決めガイドを貼ってから貼らないとほぼ確実にずれます。

大体OKかな?

ホキよりは貼り付け箇所は少なくて楽かな? それにしても、側板は内張/側扉(内)/側扉(外)の3枚張り合わせなので、鋳物パーツが無くても結構重量級です。まあ編成中に大抵1-2輌程度しか挟まらないので問題は無いのでしょう。


1日1輌

2019-10-11 20:18:01 | 国鉄貨車

 私有貨車の常で、細かい標記が多いので、1輌分のデカールを貼り終えるのに1時間位掛かります。寝る前のちょい工作タイムでは1日1輌を貼るのが集中力の限界です… デカール軟化剤はむやみに強力なのを使ったら却って気泡が多発して失敗、弱めのに替えた方が良い結果が得られました。そこは適材適所ですね。

しかし、昭和の時代からプラホビーに親しんできたオッサンにしてみたら、劣悪な環境で保存していた約20年前のデカールがほとんど黄変もせず普通に貼れるのが、実はすごい進歩だと思うのですが。昭和の時代のプラモに入っていたデカールなんて、数年で真っ黄色になってひび割れていましたから、回転の悪い店の店頭にある箱が埃を被ったプラモなんてもう…


何とかここまで

2019-10-05 18:02:54 | 国鉄貨車

 いつもながら無気力で放置プレイですが、水面下ではホキを少しずつ進めていました。

大阪窯業3態。上から3671-78、3728-47、3723-26

3671-78(右)は他ロットより屋根が低いタイプ。3728-47(左)はデッキの手摺が特殊なので、真鍮線で作り直しました。

敦賀も含め、ほぼキットに入っているパーツで組みましたが、ホッパ妻板の梯子のみはレボリューションの幅広タイプに交換しました。手ブレーキハンドルは図面上の寸法ではキットのもので正しく、レボのパーツでは大き過ぎるようですが、実車写真では他形式も含め、それより大きいものも混在しているように見えます。と言う事で、敦賀はキットそのまま、大阪窯業はレボに交換しました。(本音はキットのハンドルを1個紛失してしまったのですが...)

 

ついでとばかり、また懐かしいものを引きずり出してきました。これも20年前に手を付けて放ってあった奴で、盛大にはみ出した屋根のハンダのキサゲ処理にえらく手間取りました。まあそもそも当時、この屋根のビードを上手く付けられず嫌になって放置されたと思ったのですが...

   

床下は魚腹台枠のみでは余りにも寂しいので、ブレーキシリンダーとエアタンクだけは付けておきます。キングスホビー/アルナインの客車用プラパーツにφ0.8真鍮線でピンを打ち込み、床板に穴あけして接着しました。

ついでその2、これも20年前のですねぇ…途中経過は撮り忘れましたが、組立図が手書き原稿なのが当時の同人テイストで懐かしいですね。構成はいつもの台所でサクサク進みましたが、説明書にあるとおり、妻面の梯子の下部は真鍮線に置換、あと両端ステップを銀河の電車用にしました。

 

今日は良い天気だったので、前日までに洗浄まで済ませて、ウォッシュプライマー→つや消し黒と一気に塗装まで、ちょっと気温が真夏並みだったので、乾燥するのが早いこと早いこと! まあ今回はつや消しだからいいけど、光沢塗装はこんな日にやってはいけませんね。