預かり物のキハ07と東武妻沼、両方とも一応関鉄鉾田風味にすべく進めてはいますが、東武は元の動力機構のままではどう調整してところでまともに走ることは期待できないので、モーターは床下マウントにするつもり、ギアボックスも元は多分FMギアを半分に切った1軸駆動で心許ないので、ここはギアボックスごと新しくします。少々お高いですが… モーターは元から付いてきたキドマイティを流用するつもりですが、テストランの結果次第で換装するかも。
キハ41000関鉄風味も何とかオーナー氏に引き渡しも終わり、次なる宿題を預かってきました。
キハ07は、例によって半世紀前の珊瑚製品で、構成は先日のキハ05と同様ですが、汚い塗装はまあ良いとして、インサイドギアが何故か固着していました。ギア1つのカシメが緩んだのを接着しようとして、接着剤が余計な所に廻って固着してしまった様です。接着剤は何とか剥がしましたが、まだ動きは渋いです。
東武キハ2000は、一応そこそこ工作経験のある人の手で(但しプロの仕事じゃないですね)組まれたようには思うのですが…何だか微妙な塗色ですね。
問題は動力で、インサイドギア対応の床板にキドモーターを斜めにマウントし、ユニバーサルジョイントと車軸取り付け型ギアボックスで外側1軸のみ伝動していますが、こんなので走るのか?と思いつつ試走してみると、案の定空転してまともに走りません。どう考えても動軸にきちんと軸重が掛けられそうにない構造だし、モーターのトルクもこれじゃ足りなさそうですしね。キドモーターはNでもトルクが物足りないかな、と感じるので。この構造のまま捏ね繰り回すのも埒が明かなさそうなので、今度こそIMONギアとかにしないと無理かな…
6月だというのに余りの酷暑に、外出する気も起きないので、キハ41000の動力を弄ってみることに。
一応走るようにはなりましたが、現代のレベルからすると、かなりノイジーな走りです。本当に一応走るかな、といったレベルです。調整が悪いのか、そもそも半世紀前のインサイドギアなんてこんなものなのかな分かりませんが、まあもうちょっと弄ってみます。
預かり物のキハ41000、朝起きたら晴れ間が覗いていたので、慌てて塗装剥がれ部分を補修してクリヤー吹付実施。今回GMの50番を初めて使ってみましたが、まあ仕上がりは想定通りと言うか、今まで40番と44番を半々に割っていたのとほとんど同じですね。一段落して外に昼食に出かけたら、途中で雨が降ってきたので、危うくチャンスを逃すところでした。唯でさえ梅雨時の晴れ間は貴重ですしね。仕上がりは、ちょっと埃を嚙んじゃったかな…
しばらく放置状態だった、依頼仕事のキハ41000、やっとこさ版下を完成させ、発注していたインレタが上がってきたので、早速貼ってみました。
やはりこのスケールだと自重や換算等の細かい標記まで一応読めますね。検査標記等の年月共々、数値やフォントは適当なので悪しからず。車番は一応鉾田線の41004にしておきましたが、インレタには常総線や筑波線、竜ケ崎線所属車の番号も(ついでに430や42500の車番も)入れておきましたので、ご希望があれば変更も可能です。サボもあった方が良かったかな…とも思いますが、そこはオーナー氏に何とかしてもらいましょうか。これで車体関係はクリヤーラッカーでコートと窓ガラス貼りで一応完成の筈だったのですが、ここで落下させてしまい床下のつなぎ箱が1個取れてしまい、余計な仕事が増えてしまいました。どっちみち日曜は雨予報だし、ちょっと他の予定も入っているので、再来週以降に持ち込みですね。あと最後の難関、動力も残っていますし…
友人からの頼まれ仕事をきっかけに手を付けた題材(そのせいで本題のご依頼品がなかなか進みません。ごめんなさい!)、まだ一つ難題が残っています。
これをやりたいがために温めてきたネタなのですが、どうしても避けて通ることが出来ない1輌、旧雄別のキハ811/812が問題で。鉄コレで出そうで出なかったので、KSのコンバージョンキットと鉄コレの津軽24021を組み合わせて作ろうかなと考えたのですが、これを強度を確保しつつ奇麗に仕上げるのは、かなりヘビーな仕事になりそうなので、津軽の窓の天地寸法を0.5mm詰める方が簡単なのでは?(同じ1段上昇窓ですが、雄別は津軽より天地寸法が小さいです。丁度キハ58と北海道用のキハ56の関係に近いかな)と思い始めましたが…
そう言えば津軽24021は便所無し、そして雄別104はある。で、国鉄キハ20でもそうですが、便所があるサイドのみ、乗務員扉が端に寄っているんですよね。筑波に行った後は便所は撤去されましたが、外見上は変化はありませんでした。なので、単純に乗務員扉後の客窓を1個埋めて便所窓を開け直すだけではエラーになります。で、国鉄キハ20から便所窓~乗務員扉部分を切り抜いて、切り接げば良いのでは?と思うと、今度は乗務員扉の位置が津軽/雄別の方が高く(キハ20系の極寒地仕様は暖地仕様に比べ乗務員室床面自体が少し嵩上げされており、国鉄キハ22も同様です)、ついでに便所窓の位置も国鉄キハ20よりずれているおまけ付き...
左から雄別キハ49200Y、津軽キハ24021、国鉄キハ20改め茨城交通キハ20。津軽のみ前面窓の位置が高いのが判るでしょうか? 雄別キハ104→筑波キハ811も顔は津軽に準じますが、幌枠が無いのと、前照灯がシールドビームになります。
頼まれ仕事をほっぽり出してこんなことやって、しょーもないな…
ホワイトメタルのお面、接着が硬化するのを待つのもじれったいので、最近は専ら半田付け、しかも低温半田じゃなくて普通の錫63のステンレス用です。温度制御機能付きコテで設定温度を低めに設定すれば案外巧くいきますが、たまにはやらかしてしまいます...その時は、半田を盛って成形すれば良いことですが。
旧東横流線形、お面の出来はまあまあ良いかな…と思って組むと、側面と窓の高さが段違いになります。あまぎのキット、どう言う訳かこういう事がちょいちょいあるので油断できません。このままでは塗装するとみっともない事になりそうなので(何分窓のすぐ下に塗り分け線が来る訳で...)、どう誤魔化すか思案中…