始発で向かったのに、定番ポイントの踏切にはもう既に先客が数人、まあみんな朝早くから頑張りますな(人の事は言えたものではありませんが)。隙間に入り込めないことは無かったですが、まあ同じような写真を撮っても面白くないので、ちょっと周囲を散策して、稲穂と彼岸花に泉州名物の玉ねぎ小屋?をバックにするポイントを見つけ、ここで待つことに。結果は…うーん、鉄道の写真としてはどうなの?て感じになっちゃったかな?
(2015年9月22日 南海本線 尾崎ー鳥取ノ荘)
始発で向かったのに、定番ポイントの踏切にはもう既に先客が数人、まあみんな朝早くから頑張りますな(人の事は言えたものではありませんが)。隙間に入り込めないことは無かったですが、まあ同じような写真を撮っても面白くないので、ちょっと周囲を散策して、稲穂と彼岸花に泉州名物の玉ねぎ小屋?をバックにするポイントを見つけ、ここで待つことに。結果は…うーん、鉄道の写真としてはどうなの?て感じになっちゃったかな?
(2015年9月22日 南海本線 尾崎ー鳥取ノ荘)
三重から近鉄大阪線経由で難波に着いたのが19時前、あと1時間ちょっとで緑サザンが来ます。じゃあ、折角だから最後に乗っておきたいし、駅ナカで夕食がてらちょっと時間を潰せば丁度良いか、と言う事で、夕食後、20時前に南海難波駅ホームへ。
駅構内の改良は進み、綺麗になりましたが、パタパタは相変わらず健在です。阪急梅田駅と南海難波駅は私鉄王国関西の象徴でしょう。
お目当ての物が入線してきました。10004Fと対面するモハ7038の先頭付近に陣取ります。
あれ?モハ7037の先頭側の車番だけ、切り抜き文字ではなく、車体に直接ペンキ書きだぞ? あ、そうか、この部分は新塗色化で車番を撤去して"NANKAI"ロゴを貼ったから、元来の切り抜き文字が無いんだ。
発車まで時間があるので、銘板類を観察。帝國車輛はおろか、それを吸収した東急車輛も既に無く、時代の流れを感じさせます。四角い形式標記プレートは少し昔の南海電車の特徴です。
和歌山市まで小一時間、柔らかい掛け心地のラテックススポンジ生地のシートに腰を掛け、S型じゃないミンデンドイツ台車の高速走行の乗り心地と、幅広な片開き扉の開閉時の大きな衝撃を体感しながら乗車を楽しみました。
(2015年9月21日)下津井2000以来25年振りの軽便電車の新車だったかな。先頭車は改造で済ませ、足回りもそのままみたいですが。今回の更新対象は両端のMc-Tcが新製車の編成ですが、Tcが旧いバス窓のク130形を組んだ編成だとTcも新車になるのかな?
それにしても狭いというか、模型的な車庫ですね。個人的には、大都市の近郊にナロー軽便電車が存在していたら、独自の進化を遂げて面白かったのに、と思ったのですが。この近鉄特殊狭軌線にしても、下津井電鉄、栃尾鉄道とか、軽便電車の進化の極みかも知れませんが、存立する都市の規模的にバスで十分、という結論に傾いてしまったのが残念です。ナローじゃないけど、輸送規模的に、江ノ電とか東急世田谷線あたりが「現代の軽便電車」に相応しいのかも知れません。
(2015年9月21日 四日市あすなろう鉄道内部線 内部駅)
7000系も間もなく引退ですが、赤い屋根の浜寺公園駅舎の脇を駆け抜ける電車の姿も、高架化事業の進展で間もなく過去の物となります。緑の電車が駆けた時代も遠く彼方へ…
(2015年9月6日 南海本線 浜寺公園駅)
連休中はやっぱりもう一度緑の電車を見に行くことになりそうです。ついでに阪和の103か高野線の6000のどちらかと、もう一つの緑の電車も見に行こうかと企んでいます。
小雨混じる中、住宅地の中の陸橋上からカーブを俯瞰するポイントに行ってみた。天気が悪いのと、余りメジャーなポイントじゃない所為か、ここは小一時間いても他の撮影者が現れることなく独り占めでした。
フェンスがちょっと高いので、何か踏み台と、カメラを手摺に固定するクランプ雲台が欲しいところです。
で、待つこと暫し、緑の奴がやってきましたが…あれ?何か変…と思って、画像を再確認すると、おでこが全面淡緑色じゃん! かつては鉄コレで再現されている通り、おでこの天辺はグレーの屋根色に塗られていました。ので、現在のリバイバル7037Fを正しく再現するなら、おでこは緑に塗り潰しましょう。後、やっぱり二段になった屋上配管は結構目立ちますね。本当は再現したいところですが、全体のバランスを考えると頭を抱えるところです。
(2015年9月6日 南海本線 春木―忠岡)
これまた南海線屈指の名所、紀ノ川の鉄橋を渡る7000系緑、あれ、パンタ上がってないよ?と突っ込みたくなりますが、実は上り線のトラスが蒸機時代の物で架線高さが非常に低いため、普通の屋根高さの電車だとこうなってします。しかも、パンタは薄型じゃない普通の下枠交差式PT48系。旧国鉄なら、低屋根800番代か、PS23とか24とかの薄型パンタで、と言う事になろうけど、こんなの見ると、DC1500V程度の架線電圧では些か神経質過ぎた対応の様な気がします。地方私鉄なら結構架線が屋根すれすれ、と言う光景は時々見ますが、大手私鉄の主要幹線でこれなら多分大丈夫なんでしょう。
そんなこちらの心配をよそに、明治の米国系ピン結合ダブルワーレントラスを悠然と走り抜ける7000系緑。蒸機やタマゴ型木造電車から「走ルンです」まで100年の南海車輛の変遷を見守ってきた歴史遺産です。
下り線のトラスは電化後の大正期の架橋なので、ちゃんとクリアランスが確保されており、こうやって見ると上り線との違いが歴然としています。古レール再利用の細い架線柱も、秩父や一畑とか、電化時期の旧い元蒸気鉄道には良くあるパターンですね。
(2015年9月5日 南海本線 和歌山市ー紀ノ川)