雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

やっとここまで

2009-03-29 22:19:40 | 専用線

 今日は三池20tの続きと並行して、電源車デ1形を作ってみました。2軸車で8500円は高いなーと思ったけど、作ってみると部品点数がかなり多く、それなりに作り応えがあります。電池箱が嫌になるほど沢山ありますが…20tBと違い、シビアな部分は少なく、順調に形になっていきます。

 20tBの車体と台枠を半田付けしてしまって後、ウエイトがボンネットに入れられないことに気付いて愕然、それを剥がすのに手間取ったりしてまた遅延したけど、今度の週末には塗装まで漕ぎ着けたいな…こいつ等のお伴のタキ3900にも着手したいしね。

 あと「S鐵新線」専用電車もストック品の中から何か…


前サボ付けてみた

2009-03-27 20:51:43 | 国鉄型

 一応完成してから放置状態の旧宮城電鉄ですが、まだ何か寂しいので、前サボのステッカー貼ってみました。ツートン時代は行き先毎に意匠が違う特徴的な物なんですが、Tomixの73系旧仙石色付属のステッカーにもこの時代のは「石巻」行きが1種類入っているのみで、あとは殆どウグイス色時代の青地白抜き文字です。モデル本体の時代設定からすると、この設定にはちょっと疑問を感じます…

編成を組む両運車で、片側ずつ行き先を変えるのはお約束ですね…?
先頭を前後入れ替えれば1編成で2度美味しい、と。


少しづつ進行中…

2009-03-26 00:19:24 | 専用線

 三池の20tBですが、帰宅後夜な夜な少しずつ進めています。この不況で仕事が少ないので早く帰宅することが多く、その分捗るかと思いきや、モノが小さい割にはディテールが多く、ハコモノとは比べ物にならない程シビアなため進行速度もスロー…板厚も極薄だから、こっちに鏝を当てたら、あっという間に熱が回って他の部分が外れる、はたまた押さえている指に熱が回ってアッチッチ!!!と言った具合なので。

 ただこのキット、残念なことが二つ程、一つは実車の側面窓の高さが左右で異なっている所を見落としていること(これはシーメンス、三菱、三池製全てに共通)、もう一つはシーメンス製と三菱製のディテールを混同している事(側面窓はシーメンス製の識別点である縁取り有なのに対し、ボンネットのリベットの打ち方は明らかに三菱あるいは三池製、端梁の大きさもシーメンスと三菱の中間位) 決して安いとは言えないモデルなんだから、そこまでリサーチして欲しい所ですが、取り敢えず立体にすれば雰囲気は上々…


在りし日のデハニと仲間たち

2009-03-24 00:20:24 | 地方私鉄(中国・四国)

 何となく一畑電車の古い写真を引っ張り出してきました。電車だけでなく、駅舎やその他の施設も新しくなり、はたまた沿線の農家に良く見られた「築地松」が激減するなど色々と…

デハニ53を先頭にした通学列車。デハニ単体で見るより、この混色編成の方が楽しかったです。お座敷電車に改造後も、しばらくは定期列車のデハ20系に併結され、定期観光ルートに組み込まれて走っていました。(1994年9月8日 平田市―布崎にて)

改造直後のデハニ52、と言っても外観は変化無。改造されてからもう15年も経つんですね…(1994年9月7日 平田市にて)

一度は平田市で保存されたけど頭を残して解体された、デハ23の在りし日の姿。側面にズラリと並んだ小窓とリベット、背もたれが板張りのクロスシートと、個人的にはデハニより好きでした。(1994年9月7日 平田市にて)

平田市の車庫裏に放置されていたデハ31。廃車後久しい様子でしたが、翌年には姿を消していました。(1993年3月25日 平田市にて)

バックの建物やクルマさえ無ければ、平成の世とは信じがたいシーナリイ。(1993年3月25日 武志にて)


一畑デハニを追い掛けて

2009-03-22 22:10:15 | 地方私鉄(中国・四国)

 最終決定をギリギリまで遅らせた副作用で、米子駅前のビジネスホテル泊になってしまったのは前回書いた通りですが、その所為で移動のため早起きする羽目になってしまった訳で・・・

で、米子649発山陰本線123Dはキハ47首都圏色の2連。しかし米坂線と違って、更新の結果サイドビューが全くの別物になっているので萌えません…

隣にはこんな珍客も。私はこっち方面には疎いし、あまり萌えませんが、種車となったキハ58系自体絶滅危惧種となっているので一応。

松江まで行って、松江しんじ湖温泉(私はついつい、旧名称の「松江温泉」と呼びたくなります…)までバスで移動し、一畑電車で大寺まで移動、ここで雲州平田→電鉄出雲市の回送列車を待ちます。先行してデハ5000系急行「出雲大社号」が85km/hで颯爽と通過。速すぎて1/500秒でもブレてしまいました。

続いて本日の主役が通過。流石に今では弱界磁制御までは使っていないみたいですが、油断していると意外に速くて慌てました。10年以上前、ここ大寺駅で雨宿りしていたら、デハ80系急行がトロリースパークを散らしながら、トップスピードで疾走していったことを思い出しました。あの頃はデハ20形やデハ70形でも各停で80km/h位出していましたが、デハ70形など足回りは旧院電デハ6340系→省モハ1形のもので、大正期の高速電車向けモーター、GE244/MT-4主電動機の高回転特性を最後まで活かした運用をされていたことは驚異的です。1920年代の米国製品の品質恐るべし。

次は一畑口の菜の花カーブで。スイッチバック駅すぐのポイントなので、スピードも出ておらず余裕でショット。ここは意外に人が少なかったですね。

秋鹿町近くで昼食を摂った後、定番ポイント、長江の用水路で。実はこの立っている場所は埋め立て地で、昔は用水路自体、宍道湖の一部だったそうで。ここは凄い人で、望遠向きのアングルは先客で埋まっていたので、広角でサイド気味にショット。

 維持するコスト的にも、もう限界なのは解ってはいますが、こう言った電車が姿を消していくのは寂しいです。残された上毛デハ101と、琴電の4輌は、整備状態もこれ以上望むべくもない良好な水準なので、これからも活躍を期待したいところですが。


遂に最期の日が…

2009-03-22 11:36:00 | 地方私鉄(中国・四国)

 かなり以前から告知はされていましたが、一畑電車デハニ50形の最期の日が迫って参りました。現車の状態を間近で見ると仕方ないと感じる一方、日本では鉄道線電車や気動車のの動態保存が長続きした例がほとんど無い現実を悲しく感じたりもします…(軌道線は復元車も含めれば、まだ結構な数の歴史的車輛が継続的に動態保存されていますが・・・路面電車はSLと同じ様に、濃いマニアでは無い普通の人にも分かり易いノスタルジーの対象なんでしょうね。)

登場時から住み慣れた平田のクラとも間もなくお別れの時が訪れるのでしょうか…
(2009年3月20日 雲州平田にて)

先週時点での週間予報では最悪の天気っぽかったので、決行の判断をギリギリまで遅らせましたが、20日も午後からは良い天気になり、夕方の貸切便も無事捉える事に成功。朝の通学列車に増結されたデハニを追い掛けた昔日の記憶が蘇ります。判断を遅らせた副作用で?松江、出雲両市街地での宿泊予約が全滅で、米子駅前まで行く羽目になりましたが・・・(一畑口-伊野灘にて)


キハ52後日談

2009-03-20 00:24:19 | 国鉄型
 3月14日のJR東ダイヤ改正で新津車の定期運用が陥落した後、最後に残るキハ52となった大糸線の3輌も、北国新聞などによると、今年中に姿を消すことが決定的になった模様です。キハ120になる前に、また5月位にもう一度行こうかな…

 そう言えばミャンマーに行った盛岡車は何やら惨い姿になっていますな…写真から判断するには、腰板部を横一線にぶった切って天地方向を切り詰めている模様…縦に真っ二つにして幅を詰めた例は某戦災国電とかありましたけど、こんな恐ろしい改造は初めて見た…日本的感覚なら、天地方向に寸法を詰めたい時は、クモハユニ44やオユ10よろしく、屋根を削って平たくするよな…

動力調整中…

2009-03-20 00:06:01 | 専用線

 ワールドのこの手の小型モータを使う動力は相変わらず調整がシビアです。僅かにウォームホイールとスパーギアの噛み合わせがずれるだけで上手く走らなくなります。今回のは1つのウォームに2つのスパーギアを掛けるので余計噛み合わせがシビアです。空車なら10輌の銀タキを楽々牽いてしまう実車を知っている向きにとっては、ケータイモータではパワーも心許ないです。ネジを緩めてモータを微妙にずらしたり、力業で?モータを傾けてみたり試行錯誤を繰り返しながら、微調整と試走を繰り返すのみです。

車軸押さえ板を外せば簡単に分解できる様になったのは、古い同社製品と比べると大変な進歩?です。以前のは車軸を圧入してしまえば、分解は不能に近かったので。

またまたこんなモノ発掘してきました。少し古い製品なので、最近は滅多に店頭ではお目に掛かれませんが、今の同社製品の価格を考えると割安感があります。少し手を加えれば、三池の20号か22号に出来ますね。


この色は無いよなぁ

2009-03-15 22:40:16 | 地方私鉄(東北)
 以前の17m旧国払下げ車でも思ったのですが、色がくすんだ西武赤電にしか見えん。これは廃車直前の褪色し切った色を再現したものか? 旧型全盛時代は、もっとマルーンは阪急みたいな綺麗な色と言うイメージがあるもので。個人的には模型では手入れの行き届いた綺麗な姿を再現してやりたいと思っているので、IPAドボン決定。何気に豊鉄1731とは連結面の屋根カーブまで造り分けられているのに感心しましたが。