雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

床板に…

2019-08-30 20:45:01 | 国鉄貨車

 床板に空制機器とブレーキリンク類を取り付け。ブレーキテコが繊細で結構厄介ですが、目立つ位置にあるのでディテール効果は絶大です。上回りを組み付けると上下が分離できなくなるので(上下分割可能に出来なくもは無いのですが、強度的にお勧めは出来ません)、ハンダ付け後の洗浄作業に備えて水抜き穴を開けておきます。

上回りと組んでみます。大分らしくなってきました。

 

 


ホキ3500の屋根

2019-08-25 18:05:04 | 国鉄貨車

 ホキ3500敦賀セメントのラストワン、屋根はエッチングの部品を先に付けられるだけ付けてしまいます。両脇の手摺がフニャフニャで頼りないです。真鍮線で作り直せば良かったかな?

ホワイトメタルのマンホール蓋を慎重にハンダ付けしていきます。今回はまだ後でハンダ付け作業があるので、普通の錫60-鉛40のハンダですが、ホワイトメタルパーツのハンダ付けは温度制御機能付きハンダごてと低温ハンダを使えば比較的容易に出来ます。

マンホール開閉ハンドルを取り付け。この様に蓋に被さるように付くので、ホワイトメタルの蓋より先に付けることが出来ません。かと言って接着剤だと、この先の作業も全て接着になってしまうしな…

だいぶ形になってきました。こうやって見ると、古典的な鉱石車に蓋を被せた、と言う構造が何となく理解できる?


またもや夜な夜な

2019-08-22 00:30:35 | 国鉄貨車

 1日1工程ずつだけでも進めておこうと、ホキ3500の残りを少しずつ。面倒なので最初に全部ランナーから切り離してバラバラにしてしまいましたが、几帳面に整理できる方や、迅速に一気に仕上げてしまえる方以外はお薦め出来ません。部品紛失のリスクが高くなるので。(かく言う私も良くやらかします。そのまま塩漬けになってしまえば、再開するときに記憶も曖昧になっているので、より危険です。)

説明書にもあるとおり、側板はランナーに付いたまま2つ折りハンダ付けします。裏の穴からハンダを流しますが、針穴程度の小さな穴からは思うように流れてくれません。

標記版類もここで取り付け。余計なところにハンダが流れ過ぎです。

ホッパ妻板にアングルを取り付けしますが、折れ角の微調整中に誤って折り取ってしまい、イモ付けで補修したら汚くなってしまいました。全般的にこのキットはエッチングが深いので、エッチングのスジを谷折りするときは細心の注意を払わないとすぐちぎれます。


ホキ3500

2019-08-18 22:27:48 | 国鉄貨車

 台風襲来の影響もあって、結局今年の夏休みは碌に遠出もすることなく終了です。そこで10年以上塩漬けの物件を今頃になって引きずり出してきました。懐かしの新貨車工房のホキ3500です。電源開発/敦賀セメントタイプが2種4輌、大阪窯業タイプが2種3輌の計7輌をストックしていましたが、先ず1輌分だけ10年前に組みかけた前者から手を付けることに。これなら塗色も単色だし、デカールも入っているし、動力も無いし、これなら気楽に…と思って始めたけど…

 唯でさえフルディテール指向のこのメーカーの製品の中でも、この手のホッパ車はブレーキ機構が床上に集中しているので、パーツ点数が非常に多くなり、上回りだけなら下手な小型蒸機より手間がかかります。で、結局1輌組むのにほぼ1日がかりという始末で。屋上に並ぶ6個のマンホールは開閉ハンドルを取り付ける前に取り付けなくてはならないのにホワイトメタル、ここはロストか挽き物にして欲しかったなー。開閉ハンドルを接着で済ませたくなかったので何とかハンダ付けしましたが。


なかなか

2019-08-16 00:15:17 | Weblog

 あれもそろそろやらなくては、と思いつつ、新たに仕入れてきた資料をパラパラ。実用性はさて置き、これ結構面白いな…この手の本にしてはリーズナブルだし。


終了?

2019-08-15 12:52:58 | 地方私鉄(東海)

 先日手にした秋葉線のキット、動力ユニットの指定がBトレ3、そう言えば最近、事業終息という噂を耳にしたような…。そこで近所や行きつけの店を何軒か当たってみたところ、嫌な予感が的中してどこも店頭在庫なし、ネットショップもどこも品切れ、そもそも大本バンダイホビーのトップページからBトレのリンクが外されているじゃん…KATOのはまだ販売継続しているけど、台車が交換できないので使い勝手が悪いんだよな。対応策を考えていたところ、別件でふらりと立ち寄った模型店で再入荷している! 買い逃したユーザーの為に再生産してくれたとはこのメーカーの場合、考え難いので、問屋の在庫を搔き集めたのでしょうか。とりあえずの必要分+1を確保しました。他にストック分がもう一つあったはずですが...

 供給に不安のあるパーツを指定するキットのメーカーもリサーチ不足でしょうが、こういうものは積んでいないで早く作れと言うことでしょう。鉄コレの動力とかも、多くのコンバージョン系キットのベースとなるGM板キットや各種パーツとかも、今後ずっと安定して供給されるとは限りませんから。


とりあえず完成

2019-08-15 00:23:10 | 国鉄型

 インレタ待ちだったマニ44、何とか形にしました。色々突っ込みどころはあるのですが、まあ限が無いのでこの辺で勘弁を。

素組では車高が気持ち高い様な気がしましたが、車体裾と台車上辺、床板と車輪のフランジとのクリアランスにはまだ少し余地があるので、ボルスタを少し削ってみました。台枠中梁と面一になる位まで削ると0.3mm位下げられます。

KATOワサフ8000と並べても許容範囲内でしょう。

今回の台所インレタ、いつもよりイマイチな気がします…ちょっと大き過ぎるような。これはインレタの責任ではありませんが、そもそもこのキットの形態でこの車番だと本当はエラー(初期型は車掌室側デッキドアが反対側のドアと同様Hゴム窓になる)ですが...

 このキット、色々突っ込みたくなる点も多々ありますが、完成品は2社とも造型に難がある(G社は車掌室窓のエラーが旧製品からそのまま引き継がれてしまっているし、屋根の傾斜は旧製品の方がマシだったのに。近年の製品動向から察するに、もう企画する側にこの手のものが好きで知識を持ったスタッフが皆無なんだろうな。)ので、モールドがダルくても造型がそこそこ良いだけ価値があります。某K社に速攻で追撃されそうな気がしないでもありませんが...


薄い本

2019-08-13 10:50:13 | Weblog

 今年も例によって、あの国民的イベントに行ってきましたが、今年から有料とか言っていましたが、入場証は前売りは近場では売り切れていたし、当日売りもあるとかアナウンスされていたので、そのまま行ってしまいましたが、結局当日売りも速攻で売り切れたので、すぐに規制解除になって入場証無しでもフリーパスになってしまい何のこっちゃ。

 で、所謂「薄い本」、今回の戦果はこんなところ。微妙なラインナップですな。鉄道島から離れて近隣のジャンルを覗くのもまた面白いし、まだ活動されていて来ているのは数年前に把握していたのに、空振りが続いた知人にも約20年振りに再会できたし、まあ良いか。


96+97

2019-08-08 00:44:36 | 大手・準大手私鉄

 パンタの取付位置とランボードとの辻褄が怪しい様な気もしますが、何分にも資料が少ない電車なので、適当にアレンジしています。避雷器とヒューズボックスの取付ベースもまた適当です。配管は更新後の500形や900形とかだとランボードの上を這っている様ですので、多分同じ様な処理なんでしょうが、今回は省略かな?

同じ客車改造でも、台枠以上は完全に造り直しているのに関わらず、そこかしこにゲテモノ臭が滲み出る琴電950や拓鉄キハ301と比べ、良く見ると少し変だけど、全体としては纏まりの良いスタイルになっているこれ、各地に散在した同類の改造車の中でも秀逸な出来だと思います。


ノープラン

2019-08-04 20:48:28 | Weblog

さて、もう少しで夏休みだけど、何も考えていないな…まあいつものことだけど。民族大移動の季節にわざわざ出かけるのも何だかなあ、と思うようになりましたし。例によって2泊3日くらいでちょこっと出掛けるかも知れませんが。もう一回三岐の赤電に、いや終了宣言された地鉄日車ロマンスカー、新津のキハ40系とかも良いかな...

    

先月にちょっとした休みを頂いたようなもの(しかも結構な金が飛んで行った)、と言うのもありますが。小学生の頃までは夏休みと言えば、田舎の両親の実家に帰省するのが唯一の楽しみだった様なものです。その幼児体験が影響しているのか、自分でお金を払って親を招待する立場になっても、某星〇リゾートみたいなモダンな旅館より、ついついこういう場所を選んでしまっています。海岸線まで歩いて数分なのに、部屋から見えるのはひたすら緑の渓谷というのもある意味贅沢ですな…

 

旧い鉄道車輌の動態保存が保安管理上年々厳しくなってきているのと同様、木造の宿泊施設も防火、耐震基準を満たせないとして、特に3階建て以上の多層ものは営業の継続が困難になってきています。昭和初期以前の凝った造作の和風旅館や、優雅な洋館に「泊まる」ことは今後難しくなるかも知れません。「琵琶湖ホテル」や「六甲山ホテル」の旧館、伊東の「東海館」、熱海の「起雲閣」みたいに見世物として残るのはそれなりにあるのではと思いますが、それはやはり「生きた」建物じゃなくなっちゃうんだよな…と、過去に「三笠ホテル」とかを見学した時に思いました。いや、合理性、快適性、安全性を追求すれば、新しい鉄筋コンクリートが最善と言う事になるのは理解しますが。