雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

オールドアメリカンズ

2023-11-27 23:43:15 | 地方私鉄(北海道)

 北の大地のボールドウイン、取り敢えず形にまとまりました。動力周りとか、まだまだ手を入れたい部分はありますが。

  

寿都8105、これはリニューアル品なので、ほぼ素組みです。これは比較的すんなり上がりました。走りはまあこんなもんかな…最新のKATOの蒸機並みとはいきません。テンダーの石炭は本物の微粉炭をクリヤラッカーで固着しました。

 

北炭真谷地5051、旧製品をリニューアル品の足回りに組み替え。走りは少し引っかかるかなー、あと、先台車が直ぐ浮き上がって脱線する癖があるので、まだまだ要調整ですね…

 

三菱芦別9201、これも旧製品の足回りを組み換え。8100はTomixミニカーブのR177位までは行けそうですが、9200は4軸固定なのでR280以上推奨かな。因みにR177だと何とか走りますが動輪が浮き上がります。これの仕上げは単なる黒でなく、クレオスのグラファイトブラックとフラットブラックを1:1で割った、ガンメタっぽい仕上げにしてみました。

それぞれに合わせた客車も一応用意してみました。まあこんな車種までキットがあるとは、昭和の時代からすると考えられないことですね。

電車っぽいデザインの三菱芦別ホハ2は一応簡単にインテリアも付けてみました。扉間は2連窓×5なので、勝手に思い込みで真ん中3組分はボックス席×3組、扉の脇1組ずつはロングシートにしちゃいましたが、後で車内写真を見るとボックス席は4組だったようです。モケット色までは不明ですが、取り敢えずポピュラーな青にしておきました。三菱芦別にはこの形の鋼製ボギー客車はホハ1と2の2輌いましたが、実際の運用では木造ボギー車と組んでいたことが多く、同型2輌で組んでいたことは少なかった様です。塗色は落成時は関西急電風のツートンだった模様ですが、大夕張から9200が転入後の姿と言う事で単色塗りで、これの色味も良く分からないので、大夕張や美唄と同じだろうという仮定の下、ぶどう色2号より赤みの強い茶色、と言う事でクレオスの艦底色に塗ってみました。

上芦別も真谷地も客車1輌ずつじゃ物足りない…とゴソゴソ探していたら、出てきました、今度は大夕張の客車の仕掛かり長期熟成品、スハニ6、オハ1、ナハフ1、あとナハ5もあった記憶もあるのですが出てきませんでした。まあ例によって忘れたころに出てくるんだろうな… 美唄は4110をトレインショップとマイクロのを持っているけど、大夕張のカマは持っていないし、スハニ6はこの姿だとDL化以降になるんだけど、模型なら美唄の4110や芦別の9200に牽かせても良いよね?と言う事で。


こんなのが出ていた

2022-08-21 23:45:25 | 地方私鉄(北海道)

 さて、例によって作り掛けで放置の筑波、旧雄別車だけでも少し進めるか、と思って手摺を植えたりしていた最中、書泉に行ったらこんなもの見つけてきました。

巻頭カラー、末期の気動車とかはまあ他でも結構見たことがあるのですが、キハ49200Yの登場時とかは意外と見たことが無いのもあります。まあ旧国鉄色と同じですけど。それより、雄鉄バスのカラーは初めて見たぞ。観光車はMAR470かな? 天窓付きの呉羽ボディで三菱直系の美鉄よりデラックスじゃん。まあ三菱鉱業は鉄道でもケチで終始中古車が多かったですが。

最初はキハ49200Y→筑波キハ760は塗り替えだけで済ますつもりでしたけど、キハ811が切り接ぎや幌枠の撤去とかの際に削れてしまった結果、手摺全部を植え直すことになったので、760も仕様を合わせる羽目になりました。


自己満足

2019-01-27 21:47:31 | 地方私鉄(北海道)

 以前面白そうと、使うあてもなく取り敢えずストックしておいたIORI工房の松葉スポーク輪芯、ようやく日の目を見そうです。これまた大量にストックしてあったKATOのスポーク車輪をばらして、輪芯の打ち替えを…

資料を見ると、真谷地コハフ1の車輪がそれなので、仮に組み込んでみましたが...この手の台車じゃ完全に自己満足の世界ですね。アーチバータイプの台車なら効果的かな。


アメリカン

2019-01-27 01:43:04 | 地方私鉄(北海道)

 相変わらず更新サボり魔ですが、真谷地と壽都の8100の方はとりあえずここまで進行。

相変わらずヘロヘロですが、真谷地5051(左)と壽都8105(右)では、配管の引き回しとか、煙室扉とか結構違いますね。配管の取付順序を間違えると後で大変なので、説明書や資料を良く見て、どれが上でどれが下に来るかをきちんと把握しておくように注意!(間違えて後で苦労した経験者より) 真谷地の前照灯は銀河のロストに交換しましたが、今なら、「やえもんデザイン」のLP42の方が出来が良いと思います。壽都はキットに入っているロスト製そのままですが、前に突き出ている角は切り落としました。あと、壽都に入っているコンプレッサのエアフィルタが明らかに形状が違うので、切り詰めてそれらしくしました。

同時進行で客車の方も。カマより気が楽ですが、それでも台所の箱物と比べると結構部品点数が多くて面倒な感じ。真谷地コハフの雨樋を真っ直ぐ付けるのが少しハードルが高いかな。壽都ハ6のオデコはホワイトメタルなので、例によって継目はハンダをたっぷり盛って処理です。台車は両方とも軸受けメタル入りで転がりは良好。しかし真谷地はホハ1が無いのが少し寂しいですね(真谷地の客車列車は2輌ペアが基本で、1輌のみで運用されている写真を見たことが無いので...)。

アメリカンなロコと言えば、これもあったな…近江の実車は2号機と4号機の2輌が遂に手が掛けられたという中の人のツイートがありました。譲渡を申し入れた某団体が断られたという話も伝え聞かれ、どうもやはり最初から年度内の処分が優先で、真面目に貰い手を探す気は無かったみたいですね…非常に残念なことではありますが...


それでは良いお年を。

2018-12-31 23:57:52 | 地方私鉄(北海道)

 真谷地の5051、夜な夜な少しずつディテール工作を進めていますが、一部未入手の部品があるので、続きは休み明けかな。なので壽都8105か上芦別9201の方を着手するか、それとも客車とセキ1にするか…

配管が付け直しを繰り返しているうちにヘロヘロに…まあ晩年の実車もそんなものと勝手に納得していますが...コンプレッサから出る配管はランボードに固定する前に付けておいた方が正解ですね。あとは発電機の排気管を追加した程度です。前照灯はとりあえず銀河の100W挽き物を付けたけど、やっぱりロストのに付け替えるかも…

大失敗その1、コンプレッサを付けようと思ったら、あるべき所に取り付け孔が無い、と思って反対側を見たらあった、ランボードを裏返しに付けていました。ここは正規の位置に穴あけし、反対側の穴は半田で埋める安直なリカバー法で…

大失敗その2、テンダーの床板の裏側に意味不明の凹みが...説明書を良く見ると、どうもテンダー裾の折り返しの突起が嵌まって位置決めできる、と言うものだった様で。折り返しの突起を何も考えず箱物組む時のいつもの癖で削っちゃったし、床板もまた裏返しに付けてしまったと言う事で…

ギリギリになりましたが、それでは皆様、良いお年を。


真谷地の8100

2018-12-24 22:21:47 | 地方私鉄(北海道)

 リニューアル版壽都8105を手掛ける前に、先ず旧製品+リニューアル品ハイブリッドの真谷地5051から手を付けてみました。地下鉄はどうなったんだ!の声がどこかから聞こえてくるような気もしますが、まあ毎度のことと言う事で。

W社の蒸機としては最も易しい部類とは言っても、普段は箱モノばかり組んでいる向きには手こずること甚だしく。構造的には組み易いように工夫されていますが、相変わらず説明書が分かり難いので(特に配管類の引き回し)、別途資料を用意することが前提なのでしょう。これも間違っているので、後で付け直さなければ…

ロストの蒸気ドームには汽笛を付ける場所にポンチマークがあるのに、汽笛のパーツが見当たらない...W社恒例の入れ忘れ(10年以上前に買った当時にチェックした筈なのに)と思って、説明書のパーツリストを見直すと、そもそも最初からリストに忘れていました。近代国鉄機ならロスト製パーツが容易に入手出来ますが、形状が違うので困ったものです。因みにリニューアル版ではドームに一体成型されているので、これを取り寄せて交換するのが簡単ですが、何か癪に障るなー。後、前デッキの泥除けと先台車バネカバーが無いのも気になります(こちらもリニューアル版には入っています)。やっぱりもう一度東大宮に行くか?


各自工夫

2018-12-16 21:44:46 | 地方私鉄(北海道)

 ワールドの8100と9200、初代製品は動力が組立後は分解困難で調整不能と言う恐ろしい仕様?でしたが、近年の再生産版は動力フレームが大幅に変更され、組立後も動輪を容易に抜き取れるようになっています。さて、当時大枚を叩いた10年以上前の旧製品を積んでいる向きとしては、このリニューアル製品の動力フレームをそのまま旧製品に移植できれば、と安易に考え、東大宮に出向きそのエッチング板と最低限必要と思われるスペーサーやブッシュを仕入れてきました。8100と9200各1輌分ずつ、占めて3000円也、但しセール中でトータルキット、完成品30%OFFだったので、余計なものまで…

 W社の中の人曰く、リニューアル品は完全新設計なので、旧製品との互換性は保証できないとの話ですが、上回りの構造は新旧共ほとんど変わっていない様に見えるし、ギアやモーターは旧製品に入っているものが流用出来そうなので何とかなりそうな感じです。あくまでも各自工夫、自己責任と言う事ですが。