さて一旦仕切り直して、大鰐線午後の部です。今度は電車で追撃する場合は一発勝負です。
義塾高校下のいつものポイントに、かんじき履いて雪上をおっちらおっちら、また雪が強くなってきました。
本番1005レ、2回目なので雪の飛ばし方はちょっと物足りない感じですが、水墨画の様にそれなりに雰囲気は出てくれたでしょうか?
返しの816レはどこにしようかな?と考えましたが、結局また安直に千年の鉄橋で。そしたら更に風雪が強くなり、ほぼ視界ゼロのホワイトアウト状態に。あまり雪が少ないと絵にならないけど、あまり強すぎると身動きがとりにくくなるし、こうなったりするし、なかなか上手く行かないものです。それにしても、こんな状況でもほぼ定時運行している雪国の鉄路恐るべし。
(2018年2月17日)
ここ数年いまいち雪には恵まれなかった弘南ラッセル貸切ですが、直前の天気予報の「暴風雪」にちょっと期待して?の第1日目、大鰐線に出撃しました。同日早朝には別のサークルが津軽鉄道でラッセル貸切をやったそうですが、こっちも行ってみたかったなー。
まずは宿河原の鯖石寄りで、普通電車が既に結構派手に雪煙を立てて走って行きます。これは本番に期待出来そう?
とにかく寒いです。機材が凍ります。待っている間に自由雲台のボールが凍って動きが悪くなるし、三脚のナットが凍結して仕舞う時に苦労するわ... しかも風があるので体感的にも結構つらいです。しばし待つこと…排雪1003レが向こうから雪煙を立てながらやってきました。
やはりこれ位は飛ばしてくれないと様になりませんね。後ろの機関車が雪煙で見えにくくなるのは仕方ないですが、やはり雪が無い時より数段格好良く見えます。
後続の電車(13レ)で追撃し、石川で1003レを追い抜いて、松木平でもう一回。また安直に駅直ぐ大沢寄りの踏切で。雪は大分小降りになり、少し晴れ間も。タクシー使えばもう2回位撮れそうですが、まあ無理はしないと言う事で。
返しの814レは普通に石川プールのリンゴ畑で。カマには案外まだ着雪していませんね。
(2018年2月17日)
模型の撮影などに使っているマイクロニッコールのピントリングのゴムが千切れているので、替えてもらおうとサービスセンターに持ち込み。受付の女性がレンズを見てちょっとお待ちください、とバックヤードに。そしてしばらくすると、ゴムリングを持ってきました。で、こちらでお預かりして交換することも出来ますけど、御自分で交換されます? と。預かり修理だと1000円そこそこの工賃を請求されますが、ゴムだけならたった464円(税込み、AIAFマイクロニッコール60mmF2.8Dの場合)です。カタログに記載のない部品は全て預かり修理扱いになり、素人にも簡単な作業でも結構な工賃を請求されるメーカーが多いけど(鉄道模型大手某K社とT社とかね…)、こういった柔軟な対応をしてくれる辺りはN社の好感の持てるところです。
中古品だとピントリングのゴムが経年変化で白化していたり千切れたり摩耗していると結構減額されることが多いですが、それがN社の現行機種なら、ゴム部品だけなら数百円と頭の隅に入れておくと良い買い物が出来るかも知れませんね。
これを見るためにわざわざ盛岡駅からバスで2時間の山の上までやってきました。TSD40改自体は動態保存車も多く、イベントとかで何回か乗ったことはありますが、一般路線車で、しかも全輪駆動の本領を発揮する山岳路線での走りを一度は堪能しておきたかったので。
雪の山に登って俯瞰気味にしてみたり、出発時間まで舐めるように観察… 最後まで架装していたこともあり、現存車は北村製作所のボディが圧倒的に多いので、この川崎航空機ボディは貴重です。それにしても車高が高いですね。ツーステのステップの1段当たりの高さも、ステップの1段目から路面までの高さも相当なバリアフルなバスです。
この時代のバスは丸いお尻が可愛いですね。
いかついバンパーにウインチが如何にも山岳仕様、登録番号も初年度以来抹消再登録無しの「岩2く6111」、緑ナンバーで種別番号が一桁の「2」なのは全国見渡してもあとは呉市産業部のBXD30「広島2い5180」だけです。
マーカーランプにバス窓も昔のバスのマストアイテム。
リゾートホテルの前で待機。小学生の頃は毎冬親にスキーに連れて行ってもらいましたが、泊まるのはいつも民宿やロッジばかり、ゲレンデ前の豪華なスキーリゾートを羨ましく思い…
車内も相当年季が入っており、今では滅多にお目に掛かれないビニール張りシートに板張りの床、バスカードのリーダーとデジタル式運賃表示器が辛うじて現代のバスを主張している程度です。
勿論、松川温泉まで一往復してきました。流石にAWDなので雪の急坂もグイグイ上ります。これはエルガミオやポンチョじゃ無理です。乗り心地や音もトラック並み(まあシャーシは型式名の頭がTなのからも分かるように、元々トラックシャーシですし)ですが。あわよくば折り返しまでの待機時間で日帰り入浴、と行きたいところでしたが(定時通りなら40分強あるので)、盛岡方面からの接続便が20分程遅れたのであえなく撃沈。辺りに漂う温泉の硫化水素の匂いを嗅ぐだけで退散してきました。また機会があればゆっくり来たいです。
(2018年2月16日)
夏以来にやってきました。再び八幡平方面のバスで…県交通のキュービックもまだ沢山います。
通常のワンマンバス同様、降車時に現金払いで良いのですが、駅前の県北バス案内所ではきっぷも売っています。しかも今どき硬券、バスの硬券は鉄道以上に貴重です。まあ高速バス以外でバスにきっぷを買って乗るという習慣は絶滅寸前なので当然でしょうが。因みに最安口座は460円で、ダッチングは適当ですがここも近江同様西暦下二桁対応ですね。
夏に松尾鉱業ED251を訪問した時と同じルートですが、今回は終点まで乗車。バスは普通のワンステエルガでした。2時間近く乗るのだから、観光タイプとは言わないでも、せめて奈良交通新宮特急の様なハイバックシートにして欲しかったな…それでも中型ロングよりはマシだけど。
本日のお目当てはスキー場併設ホテルの駐車場の隅の方にいました。
(2018年2月16日)
いずっぱこ恒例のバレンタイン企画で駿豆の芝浦凸電が走るというので、出撃してきました。
アラームをセットして就寝、したのですが...見事寝坊してしまいました。慌てて準備をして家を飛び出していきましたが、そのお陰で?熱海からはこんなゴージャスな普通電車になりました。「ながら」で走っていたときは色々不満を感じた(所詮快速列車で文句言うな!)電車でしたが、2駅しか乗らないのは何か勿体ないです。
三島からは駿豆線、決して恰好良い電車とは思えませんが、関東私鉄のお古とメーカー規格品で溢れる地方私鉄の中で、一応オリジナル設計の電車が一大勢力を占めるのも貴重です。ここより観光路線色が強いお隣の会社がT急お古のステンレス電車なのに。
イベント列車のダイヤを見ると、下り修善寺行きは伊豆長岡で後続列車を退避するので、電車で追い掛けても2度撮れそうです。本来ならもう少し余裕を持って行こうと思っていたのに、寝坊したせいで最初の撮影地に到着したのは、ターゲット通過10分前でした。慌ただしく機材をセットし、一息ついた辺りで釣り掛け駆動音も高らかに走り去っていきました。
(原木―韮山にて)
後続列車で追い掛けて、もう一発、しかし6分ですぐ追い掛けてくるので、駅でお手軽に。タイミングを外した...しかしチョコレート色と言っても、保存状態が悪くファットブルーム現象を起こした様な色ですね。(昭和の時代は菓子屋でチョコレートを買ったらそうなっていた、と言うのは良くあることでした。今なら即クレーム返品ものですが)
(牧之郷にて)
修善寺まで行ったED重連は戻ってくるまで暫くあるので、改めて駅付近で良さげな撮影地を探します。ありきたりだし、ここだと本番は後追いになってしまいますが。その間に目がチカチカしそうなラッピングとか、
もうそろそろお終いな185系踊り子とか。これは急行型電車だ、と揶揄された内容はともかく(事実、登場時は急行伊豆の153系と共通運用だったし)、それまでの国鉄のイメージを一新する斬新なデザインで登場した時の衝撃も記憶に新しい…と言っても30年以上前のことなんですね…ここ、良い感じの撮影地なんですが、架線柱の斜めワイヤーが目障りなのが残念。
黄色いのも。西の方の仲間もこの色になったという噂を伝え聞きますが。やはりこの場所は200mm付近の画角の方が収まりが良いですね。
で、本番はこんな感じ。やっぱりホキでもトムでも良いから、何か牽いて欲しいものです。そうなるとやはりチャーターするしかないのかな…
(大仁―牧之郷にて)
最後の三島ー大場の返しは大場の定番カーブ...は手前に邪魔なものが出来ただけでなく、バックでも大規模に造成しているし、そもそも肝心の富士山が雲に隠れていらっしゃるので、そこより更に大場駅寄りの踏切にしました。まずは踊り子185を。
そして本番。最初そんなにきついカーブと感じなかったのですが、こうやって見ると結構カントが付いていますね。
(三島二日町ー大場にて)
大場到着後は即入庫で本日のメニューはお終い。少しの間でも駅の側線に入れて展示してくれれば良いのに…
(2018年2月12日)