雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

Bトレ動力3

2011-10-22 18:45:05 | 模型工作全般

 WH-BLWタイプの凸電、前後のボンネットがオフセットしている為、動力化のハードルが高い形式ですが、新発売のBトレ動力ユニット3が、ギアケースの一部を切り欠けば何とか入りそうな感じです。本当にウォームホイールとボンネットとのクリアランスはギリギリになりそうですが…ワールドからED22も出ちゃうし今更な気もしますが。


ワールドのPS14

2011-10-18 22:23:29 | 国鉄型

 JNMAで仕入れてきて以来放ったらかしだったワールドのPS14、KATOのED16発売を機に組んでみました。早速組み込んでみると…KATO新PS14使用車種に対応と謳ってはいるものの、足の間隔が若干狭く、強引に押し込むと前から見たときにハの字になってしまいます。まあ少し取り付け孔を拡げれば良い事ですが。ベースはベリリウム銅ロストワックス一体で、昔KATOで限定販売していたロスト製のPS14を思い出しますが、繊細な出来でやっとボディのモールドのレベルに合ったパンタの登場は歓迎すべきでしょう。これで定番品として安定した供給が望まれるところですが…

 ちなみに組立ですが、シューの組み立てが少しシビアで、1つ失敗して山と谷を逆に折り曲げてバラバラにしてしまいました。いっそのことシューもロスト一体にして欲しい所です。高価だし、現状入手難なので、何とか取り繕いましたが。

 こうやって並べてみると、KATOのPS14は小さいのが分かります。最近のED16やEF15はまだしも、大きめなKATOのEF58とかに載っていると余計貧相に見えます。全体的に小さめなのに、襷が太いので余計小振りに見えます。(逆に小さいのを利用してPS11に代用される事が多いですが…しかしこれもトミーから正規品の発売で役目を終えそうです)70年代発売のEF57以来、数回のマイナーチェンジを繰り返していますが、基本的には変わっておらず、ボディの進化に全く合致していないので、いい加減なんとかして欲しいものです。ベースのモールドは貧弱ですが、トミーのPS14の方が基本的な形は正確です。

 ついでにマイクロエースのED16を取り出してKATOと比較…モニター前後のベンチレータの形態が全く違うのは何故? 表現的解釈の違いと言うには違い過ぎるのですが、製造ロットやメーカー、後天的改造などで実車も形態差があるのでしょうか?

 


横瀬のお祭り

2011-10-02 20:35:30 | 撮り鉄日記

 今日は常総線キハ350の見納めでも、と思ったけど、天気がイマイチっぽいので、代りに西武秩父線横瀬車輛管理所で開催されたトレインフェスティバルに…感想は…中途半端。内容がファミリー向けなのか鉄道ファン向けなのかどっち付かずと言うか、何だか欲求不満が残りました。気になったのが、昇降台等が設置されていない車輛も全て自由に上り放題であったこと、本物の鉄道車輛は安全対策が取られた公園の遊具じゃないんだから、いつか事故が起こらないか不安になります。イベントの趣旨との兼ね合いもあろうとは思いますが、安全のプロたる鉄道業として、もう少しけじめがあっても良いのでは?と思います。ここに保存されている古典電機は第一級の近代化遺産でもあるので、破損防止上も好ましくなかろうと思います。

 また、横瀬の機関車たちが初公開されて以来十数年ぶりに訪問し、時代を感じたのが、以前は撮影タイムでは50mm標準レンズの画角を基本とし、撮影者もそれに邪魔にならぬよう前に出る人はほとんどいなかったのですが、今回はケータイカメラの普及で、かなり前に近寄って、しかも撮影が済んでもその場で画像チェックの為に直ぐ後ろに下がらない、そう言う人があまりに多いのには閉口…その場で画像がチェック出来るのも良し悪しかな・・・というか、チェックだけなら後ろに下がってやってくれと言いたいです(怒)

まあ色々文句ばかりですが、やっぱりGE-ALCOのロコは十字窓の方がそれらしいですね。因みに機関車でまともに形式写真が撮れる場所に置いてあったのは、このE61とE31だけです。次回はもう少し車輛のレイアウトに配慮が欲しいです。

E71から復元されたED102も見るのは初めて、復元された側面の扉ははめ殺しのダミーですので開きません。パンタがPS16なのは残念ですが、PS10とは言わないまでもPS14でも、もう無いだろうな…

比較的近年まで近場で走っていたのに、結局現役時代には見に行かなかった電車も。スペース的に厳しいのは理解しますが、やっぱり相棒が無いのは寂しいです。

(2011年10月2日 西武鉄道横瀬車両管理所)


帰りは日光経由で…

2011-10-01 19:27:50 | Weblog

 帰りは足尾からバスで東武日光まで、少し時間的余裕があったので、ちょっと途中下車して、神橋そばの如何にも時代物の土産物屋さんで金谷ホテルベーカリーのパンを買った後、建物全景を。何やら何か店頭に怪しい物があります。

店のHPによると、大名駕籠をイメージした、とありますが、どう見てもどこかから持って来たロープウェイのゴンドラですw 良く見ると屋根に角材が載せてあるのは、そのためだったのね。

帰りに乗った電車はこれ。良く考えると日光から電車に乗るのは初めてです。ちょっとくたびれた感じで、今となってはこれで特急料金を取る電車としてはちょっと辛い物がある気もしますが…(事実スペーシアより料金は割安ですが)屋上の小さなキノコ型クーラーキセが今は無きDRCを彷彿とさせます。

車内にどことなく漂う国鉄の匂い…今残っているJR183系も485系もリニューアルで中は全くの別物になっていますから、これは貴重かも? 古い電車で内装は時代遅れですが、乗り心地や静粛性は優等車輛として合格点です。これに関しては、上物は立派でも爆音を立てる「西の東武・東の…」のもう一方の特急電車も見習って欲しいものです。


足尾のたてもの

2011-10-01 19:25:51 | Weblog

 木造駅舎自体が少なくなりましたが、アルミサッシやサイディング等の近代化改修されていない原型度の高いものは尚更稀少です。部分的にサッシ化されてはいるものの、足尾駅のは絵に描いたようなローカル駅舎ですね。

 近くにある古河の迎賓館、古河掛水倶楽部もちょっと見てきました。前回訪問した時は春先だったため冬季休業中で前から見るだけでしたので。

前から見ると普通に瀟洒な洋館…といった風情の建物ですが、この建物の素晴らしさは裏からの眺めにあると思います。明治の建築ですが、今見てもなかなか斬新なデザインではないでしょうか。再訪の機会があれば、ここも、通洞の駅舎その他色々、もう少しゆっくり見てきたいです。