雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

地鉄味わい駅舎紀行 UN-18 浦山駅

2016-05-28 23:49:06 | 撮り鉄日記

 このシリーズも終わりが近付いてきました。地鉄の駅舎を一通り見てきましたが、造りも立派で、デザイン的にも凝った駅舎が多いことから、この鉄道に込めた意気込みと、投入されたコストの大きさが伺えます。例えば、かつては経済的に裕福とは言えず、鉄道の建設も、開業後の運営においても資金難との闘いだった北東北の私鉄などは、一部主要駅を除きまともな駅舎があるほうが少なく、それも実用本位な簡素なデザインのものが多数を占めたのとは対照的です。富山平野の端に近付き、バックに山が迫ってきたところ、駅舎も山の駅っぽくなってきました。

  

表は舌山と似ているようですが、裏は全く違う印象、駅前からホームへ出るのは駅舎内を経由しないで直接構内踏切で出る構造です。妻面のハーフティンバー風の飾りなどデザイン的にはこちらの方が凝っています。窓や扉がほとんどアルミ化されているのが残念ですが。

便所は新しい様ですが、山の駅にマッチしたデザインのものが誂えられています。

 

バックの架線柱が面白い形をしています。

 

ホームは島式1面2線、待合室も駅舎と同レベルに更新されています。

  

室内も更新され、あまり旧さを感じませんが、病院の広告看板だけはレトロ感バリバリです。これいつの時代のかな?