雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

地鉄味わい駅舎紀行 UN-04 寺田駅

2016-05-14 21:18:10 | 撮り鉄日記

 地鉄らしさのエッセンスが凝縮した駅です。二方向に分かれそれぞれカーブしたホームに、その真ん中に一際目を引く待合室兼運転指令所?の大きな建屋に、駅舎は典型的な富山電鉄型駅舎、地鉄を訪れたなら、まず見ておけ!と言うお約束の駅だと思います。

    

この駅に降りたらまず視界に飛び込んでくるのは、この真ん中の待合室のある建屋。一瞬、これが駅舎かと間違えそうですが、現在は使われていない様です。ホームの上屋も地鉄らしい形態のが、立山線上り側以外の3面にある豪華さ。

  

豪華なホーム周りとは対照的に、控えめに存在する駅舎。変な改造が施されておらず、実に渋いのですが…

以前は駅前広場も未舗装だったし、周囲ももっと雑然としていた気がするのですが、何時の間にか妙にすっきりしてしまいました。この駅舎の運命が案じられます。

  

駅員常駐駅だし、主要駅だけあって、そこそこ利用者数もあるので、モータリゼーションで利用者が激減して生気が失われていく前の、佳き時代の田舎の駅と言った感じです。

ここは本線と立山線のジャンクションなので、ピーク時には数分間隔で電車が行き交う、都会の電車さながらのシーンが見られます。電車を観察するにも良い場所です。

天気が良ければ、ホームから立山連峰が良く見えます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            


地鉄味わい駅舎紀行 UN-03 越中三郷駅

2016-05-14 20:46:26 | 撮り鉄日記

 右書きの「富山電鐵」駅名板が有名な駅です。

 

富山電鉄らしいフォルムの駅舎ですが、サイディング貼りと3台も並ぶ自販機が残念です。一見シンメトリーですが、屋根が中央部で段違いになっているのが変わっていますね。

これが有名な「鐵電山富 驛郷三」の駅名板。

正面からの眺めは冴えないですが、線路側からの眺めは昔のままで素敵です。

 

中も、ペンキ塗り潰しだけど、昔の田舎の駅…ですねぇ。

 

富山電鉄系の駅にはこれが無いとね。ホームのスロープから踏切前までカバーした木造上屋、なかなかここまで気遣いの利いた上屋はありません。