チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

KAZU君一家と那須の旅

2017-04-17 17:50:14 | KAZU君
4月17日(月)

 西欧の国では、春にキリストの復活祭「イースター」のお祭りがあるとか。キリスト教徒でないとなじみがありませんが、どうも、春分の日以降最初の満月の日の後の日曜日ということで、今年は昨日の4月16日がその日に当たっているようです。
 イースターの前後は休日になるので、いわば春のゴールデンウイークといったところでしょうか。

 オランダにいるKAZU君のお父さん、わずか数日ですが、その連休を利用して家族に会いたいと思っていたところ、日本への出張という会社の計らいもあって、先週初めから一時帰国しています。
 とはいっても、出張先は明石ですから、毎日大宮の家族の許でということにはなりませんが、今回の帰国が決まった時から「できればみんなで温泉にでも行きたい」という話がありました。
 箱根とか伊豆とか草津とか、どこへ行こうか迷ったのですが、主役はやはり子どもということでしょうか、レジャー施設も豊富な温泉ということで那須ということになりました。

 宿の予約とかの具体的なプランに入ってすぐ、宿の近くのスキー場でなんとも悲惨な高校生の事故が起き心を傷めましたが、予定通りにということにして、ひたすら天候に恵まれることを願っていました。
 実は、2010年のこの時期に北関東以北が大雪に見舞われたという記憶があって、調べたところ、その年の4月17日に那須高原で40㎝以上の降雪という記録がありました。考えてみれば、標高1000メートルを超える所、4月の中旬といえばもう春爛漫の季節だろうなどと軽く考えている場合ではなかったのでした。

 そんな心配をしながら迎えた15日の土曜日。おかげさまで気温も高めで雪の心配はなさそう、お日様もあと二日は出ていてくれそうな予報の中、東京駅から新幹線「なすの」に乗車。大宮駅でKAZU君一家御一行が乗って来ました。

 那須塩原駅でレンタカーを調達。まずは腹ごしらえと、那須高原にある「茶屋卯三郎」という田舎風のお店に。

 和食と言っても、おこわ・きなこあんころ餅・
  煮物等が並びます
  

 「さあ、どこに行こうか」、KAZU君の「サファリパーク!」という声にしたがって、

 近くのサファリパークへ。専用の車に乗り換えて
  中へ入ると、
  

  窓をなめるは、顔をぶつけてくるは、まあ近いこと
  
   
   
    
    

 でも、いちばん緊張したのは
 「虎に肉やり」コーナーでした
  

 豚肉? いや牛肉かなと思いましたが馬肉でした。熊本の馬刺だって結構なお値段ですが、安く入るルートでもあるのでしょうか。


   水温みひときわ美味し桜肉   弁人


 ところで、新幹線の中で、「那須は温泉がメインだよ」と話しておいたのがよかったのか、KAZU君「早く温泉に入りたい」と言うので、ホテルへ向かう途中、「那須らしい湯船に浸かってみようか」と誘って、大人たちが「殺生石」と温泉神社を歩いている間に、

 KAZU君と二人で、名湯「鹿の湯」で
  温泉を満喫
  


   湯けむりや桜を麓に停めたり   弁人


 さて、この日は山のホテルで一泊。KAZU君のお父さん、はたして那須野ヶ原一望の露天風呂でオランダ生活の疲れを少しは癒すことができたかどうか、それはともかく、誰の行いがよかったのでしょうか、翌日の朝目覚めると抜けるような青空が広がっていました。それじゃあと、ホテルからゴンドラが見えていたので、

 残雪いっぱいの茶臼岳へ登る
  ロープウエイに乗りました
  

 さぞかし寒いだろうと思いましたが、
  さほどではありません
   


   山笑ふ準備完了那須連山   弁人


 「雪いっぱいあるのに、これじゃ、
  ジャリジャリで遊べないね」
  

 さて、下山した後、この日の遊び場は
  「どうぶつ王国」です
  
   

 やっぱり餌やりが面白い。
  虎ほど怖くないし
  
   
    

 ラクダと馬にまたがって
  サイコーな気分
  
  


   麗らかに砂漠と馬場の匂ひかな   弁人


 初めから最後まで全部楽しかった那須旅行も終わってしまい、帰るのは寂しいけれど、

 新幹線E5系に乗れるので
  「まあいいか」
  

 明石が故郷のKAZU君、東海道山陽新幹線はお馴染みだし、熊本のおばあちゃんの所へ行く時に何回か九州新幹線も乗りました。でも、大宮に来て以来、北のほうへ出かけることがなかったので、家の窓からやニューシャトルのホームからいつも見ているのに、北陸新幹線のE7系はもちろん、子どもに人気のE5系「はやぶさ」とE6系「こまち」が合体した列車なんぞにも乗ったことがありませんでした。
 今回は乗車時間の短い「なすの」号でしたが、行きは「こまち」と同じE6系、帰りは「はやぶさ」と同じE5系に乗れて大満足の新幹線旅になりました。



コメント
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