チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

明石もまだ「三寒四温」の季節のままで

2012-04-06 12:04:47 | 身辺雑記
4月6日(金)

 通院先の病院が明石ということもあって、先週末に明石に戻りました。

 全くもって今年の春の寒さは尋常ではありません。あとひと月で「立夏」になってしまうというのに、今日も冷たい西風が吹きつけています。

  部屋を出ると、ようやく咲き始めた紫木蓮
  
 去年の春も寒かったのですが、それでも3月の末には散り始めていたように思います。

 いったい満開の桜を迎えるのはいつごろになるのでしょうか。去年は4月17日に明石公園でお花見をしましたが、今年は、もしかすると20日過ぎの土日あたりになってしまうのかもしれません。

 一昨々日の火曜日の「爆弾低気圧?」も凄かった。朝から無気味な雰囲気で雨と風が吹き荒れていましたが、明石では昼過ぎに過去の台風でも記録しなかった最大瞬間風速35メートルを記録。気象台の観測史上最高を5メートルも上回ったということでした。
 でも幸いに、関西では15時ごろに雨が上がってくれたので、保育園のKAZU君のお迎えには支障がありませんでした。

 そのKAZU君、新年度を迎えて2歳児の「うさぎ組」から3歳児の「クマさん組」へ進級、保育園での生活もすっかりお兄ちゃんじみてきました。

  お部屋は2階へ。上履きも初めてです
  

  荷物も自分で背負います
  
   

 3年後にはランドセルを背負うので、その練習もバッチリの感。ランドセルといえば、「天使の羽」で有名なメーカーは姫路の先のたつの市にあります。ぜひとも工場直売で調達したいと、今からわくわくしています。


    幼な子の背に春の香見つけたり   弁人


 ところで、昨日5日は明石海峡大橋の開通記念日でした。私も63才になりました。

  お祝いのライトアップ
 
  
   
 毎年、この日は30通りほどある全パターンが次々と点灯されるのです。昨年は3月から4月まで震災への哀悼の意と節電のため点灯自体が行われませんでした。一昨年は逗子にいたので、窓越しに眺めるのは2009年以来2回目です。ということで、昨夜はちょっとばかり贅沢な明石の銘酒を味わいました。

  「神鷹特別純米酒」
   


    卯月の宴桜のつぼみも開かむか   弁人


 今年は桜の花が開く前にセンバツ甲子園が終わりました。プロ野球も始まっています。
 この春は、3月半ばから逗子に帰っていたので、「この寒さでは明石にいても球場へ向かう気にはならないだろう」と言い聞かせながら、テレビで観戦ということになっていました。
 振り返ると、やはり1回戦の大阪桐蔭対花巻東の試合でしょうか、浪速のダルビッシュと東北のダルビッシュと言われた二人の投げ合いは迫力がありました。プロ野球の開幕前だったので、高校生離れをした投球がよけいに目立ったのかもしれません。結果は、花巻東の大谷投手が後半にスタミナが切れて差がつきましたが、中盤までの展開は見応え十分。その大谷投手、優勝した大阪桐蔭の藤浪投手の球を見事に捉えて先制ホームランを放ちました。左打席からの鋭いスイングとなかなかのセンス、思わず、センバツの優勝投手から大打者となった、かつての早実の王貞治を思い出してしまいました。
 もう一人、関東一高の中村投手もすばらしかった。ブレのないきれいなフォームは天下一品。全体的に球が高めなのが気になったものの、まだ二年生です。大人の身体になってストレートが低めに集まるようになったらすごい投手になりそうな予感。

 明石に戻ったのは3月末でしたが、大会はもう準々決勝になっていました。31日の土曜日は大荒れの天気で、準々決勝の残り二試合が日曜日になりました。遊び相手のKAZU君が少々風邪気味だということで、さっそくコートの襟を立てて、光星学院と愛工大名電、横浜と関東一高の試合を見に行きました。第一試合は一度逆転された光星が再逆転、第二試合は追いつかれた関東一が突き放すという展開の好試合で、見応え十分の二試合でした。

 決勝戦は大阪と青森の対戦になりましたが、青森の光星学院、実は大半が大阪出身の選手なのです。監督も大阪の桜宮高校の出身で、いわば大阪勢同士の対決の感。気温の低いこともありましたが、足を運ぶ気がちょっと沸き上がってきませんでした。


コメント
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