チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

9月に入っても「真夏日」が続きそうな気配の中で

2023-09-02 15:46:20 | 身辺雑記
9月2日(土)

 いくら猛暑の夏と言ったって、もう9月に入って、三週間もすれば秋分です。炎天下とはいえ、日陰も少し長くなって、明け方にはエアコンを切ってもなんとかなりそうな感じもします。

 昨日、横須賀のスーパーの屋上から海を眺めると、
  抜けるような青空
  

 南方海上にいる台風から流れて来る南風で雲が飛ばされちゃったのでしょうか、気温は30度以上の「真夏日」ですが、まさに「天高し」です。

 車の外はうんざりする暑さと覚悟しながら、久しぶりに海でも眺めてみようかと、観音崎のほうへ行ってみました。

 「たたら浜」から
  房総半島を
  


   海峡は空のみが秋 拭う汗  弁人


 天気予報によると、今月中旬頃までは真夏日が続き、11月頃まで気温が高めで推移しそうとのこと。出雲駅伝は10月9日ですが、暑さの中でのレースにならないか心配です。

 ところで、「暑かった夏」といえば、

 まず浮かぶのが2010年。
 明石へ行って二回目の夏でした。8月はすべて「真夏日」で、特に8月下旬から9月上旬の残暑が厳しかった。
 当時二歳だったKAZU君を迎えに、夕方保育園へ歩いて向かう道の大西日、地獄のような暑さでした。

 アルバムに、大蔵海岸で海水浴を楽しんだ時の写真がありました。
  なつかしい
  
   

 ちなみに、気象観測地点のデータを開くと、明石の月平均気温の高かったランクの一位はこの年の8月と1994年の8月が「29.1℃」で並んでいて、今年8月の「28.7℃は3位になっています。
 何でもかんでも今年が一番というわけではないのですね。

 今、明石の記録の中に「1994年」というのが出てきましたが、この年の夏も暑かった。もう30年近くも前になりますが、思い出は鮮明です。

 ということで、暑い夏の次の思い出は1994年の8月です。
 当時、娘(KAZU君のお母さん)が大学生で札幌におりまして、夏休み入っても涼しい北海道へ妻君と息子(KANA君のパパ)の三人で出向き、定山渓、小樽、ルスツ、洞爺湖を回る家族旅行をしました。最後はレンタカーを札幌で返し、千歳から飛行機で帰って来たのですが、最終日の札幌の気温、なんと観測史上最高の「36.2℃」だったのです。
 お昼はサッポロラーメンと話していたのですが、当時の札幌、暖房には事欠かずとも、夏場の飲食店にエアコンなど考えられない時代、開いたままの暖簾の先のドアーを見るだけで汗が吹き出る感じになり、店に入れませんでした。

 実は、この1994年8月7日の札幌の最高気温、29年間破られなかったのです。その間ずっと「あの日の札幌はとんでもなく暑かったなあ」と思い続けてきたのですが、10日ほど前の8月23日の夕方、「札幌で36.3℃、なんと観測史上最高の気温を記録」というニュースが流れました。
 思い出の日の珍記録が塗り替えられ、ちょっと残念な気持ちにもなりますが、年々温暖化が進んでいる中、こんな長いこと破られなかったこと自体不思議で、2023年の記録的な猛暑の中で、8月23日は記憶に残る日になりそうです。

 さて、観音崎からの帰り道。走水の丘から、
  横須賀の町と富士
  


   西に富士待ち遠しきや秋彼岸  弁人


コメント
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