チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「初冬散歩」-葛飾の水元公園-

2022-12-03 17:03:16 | お出かけ・散策
12月3日(土)

 師走に入って、気温もいかにも初冬らしく冷え込んできましたが、昨日、車で東京へ行く機会がありまして、ちょっと初冬の公園を歩いてみようかと、以前から気になっていた、東京の北東の隅にある水辺の公園へ行ってみました。

 金町の北、
  水元公園です
  

 実もたわわな
  ハゼの紅葉
  

 手前の紅い葉は
  ニシキギでしょうか
  


   歩を止めし秋の名残の身に沁みて  弁人


 初冬の風情に色づいた木。
  その向こうは、川?池?
  

 対岸の林も
  なかなかの風情
  

 まるで川のようなこの幅広い水場は、江戸時代の治水事業で中川からの水を流し込んだ遊水池とか。県境になっていて、対岸は埼玉県の三郷市。写真の右側にみさと公園が広がっているのですが、橋もボートもなく、かなり遠回りをしないと向こうの公園へ渡る術はないようです。

  上流?北のほうの景色
  

 一面に茶褐色の木々が見えますが、右の林は対岸で、左の横に長い林との間から水路が来ているようです。
 実は、この茶褐色の木々、メタセコイアでして、ここは、全国でも類を見ないほどの数のメタセコイアが並んでいて、「その姿は実に壮観」と聞き、一度見ておきたいと思っていました。

 その林に向かって歩いて行くと、
  案内板がありました
  

  見事な三角錐
  

  「林」というより「森」
  

 メルヘンの世界に紛れ込んだような感じで、
  癒されます
  

 この森を抜けると、その向こうに、さらにもうひとかたまりの
  メタセコイアの並木が
  


   木漏れ日に秋の名残の風ほのか  弁人


 そう、メタセコイアというと、ラクウショウというよく似た木を思い浮かべます。明石公園に大木があって、かつて、初夏のころの若葉色に輝く爽やかな姿に癒されましたから。
 ラクウショウもメタセコイア同様、晩秋には茶褐色になりますが、実の付きかたが違うような気がしています。メタセコイアはあまり目立たないいっぽう、ラクウショウのほうはピンポン球のような実がたくさん目に入ってくるという印象が強くあります。

 実は、この公園にラクウショウの木もありました。
  池の畔に大きな一本
  

 通常は、葉の対生・互生で見分けるのですが、私の場合は、
  実の付き具合で
  

 さて、そろそろ引きあげようかと駐車場に戻ると、モミジバフウの葉が一枚、フロントガラスの上に落ちていました。

 せっかくなので、もう一枚きれいな葉を拾ってきて、
  思い出にとシャッターを
  


   家路へは秋の名残の葉を乗せて  弁人


コメント
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