チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

伊勢からの帰りに、「豊川稲荷」と「浜名湖の鰻」

2022-11-09 15:42:06 | 旅行
11月9日(水)

 駅伝観戦の後、久しぶりに伊勢神宮に参拝し、夕方名古屋へ戻りましたが、新幹線に乗ってしまえば。その日のうちに家に帰るのは簡単です。
 たしかに、小田原までノンストップの「ひかり」なら乗車時間は1時間ちょっとなのですが、日曜の夕方の新幹線はけっこう混み合っている上に、岐阜ではこの日にキムタク扮する「信長祭り」とかがあって、たいそう人が押し寄せているとか。なにも急いで帰ることもありません。「翌日にゆっくり帰ろう」ということで、

 月曜日の朝、名古屋から名鉄の国府駅へ向かい、
  豊川稲荷行きの電車に
  

 JR飯田線の「豊川駅」に隣接する名鉄の駅名は
  「豊川稲荷駅」
  

  昭和レトロな参道商店街
  

  商店街の先に「総門」が
  


   行く秋や お揚げの香り門前に  弁人


  門をくぐると、立派な鳥居
  

 豊川稲荷はお寺だと聞いていましたが、さすがに、この鳥居をくぐると不思議な感じがしないでもありません。

 そこで、さっそく由緒を記した案内を。
 正式には「円福山豊川閣妙厳寺」と。そして、お寺の鎮守として祀られているのが「吒枳尼真天(だきにしんてん)」と称される仏教の女神で、この女神様、稲束を手に白い狐の背に乗って現われたとか。
 
 その女神様を祀ってあるので、鳥居の先にあるのは
  「本堂」ではなく「本殿」
  

 神仏習合思想によるものなのでしょうが、近代に入ってからの「神仏分離」をうまくくぐり抜けてきたのでしょうね。
 鳥居をくぐって「本殿」で参拝となると、やはり戸惑いますが、女神といっても仏教の神とかですから、静かに手を合わせてお参りしました。

 その本殿の手前の脇に
  鯉の泳ぐ池とお庭
  

 池の縁から宝雲殿という建物の下をくぐって行くと、
  千本幟と「景雲門」
  

 白い幟も赤い提灯も、共に「豊川吒枳尼真天」とあって、「奥の院」と「狐塚」への参道になっていました。

  「奥の院」に参拝
  

 参道商店街が目の前の
  「総門」に戻って
  

 豊川に来たのなら、お昼は「稲荷寿司」となるところですが、まだ10時過ぎ。やはり、「浜名湖の鰻」でしょうか。

 商店街を抜けて、JR「豊川駅」から
  飯田線で豊橋へ
  

 豊橋から東海道線で浜名湖へ向い、鷲津・弁天島・舞阪辺りで下りれば鰻屋くらいはあるだろうと考えていましたが、途中下車はやはりしんどいなと、浜松へ直行。

 新幹線口(南口)を出て
  すぐ目の前の
  

  「丸浜」で鰻重を
  


   浜名湖の鰻も美味し秋の昼  弁人


 駅伝は優勝できませんでしたが、おいしい鰻にありつくことができまして「満足、満足」。

 前日の朝、名古屋へ向かう時と同様、帰りの「こだま」の車窓にも
  爽快な富士の雄姿が
  

コメント
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