チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

あと僅かの2020年、白くならない富士山

2020-12-26 13:51:26 | 逗子風物
12月26日(土)

 2017年の師走に「富士山の雪が少ない」という記事を載せましたが、その後、18、19年の年の暮れはふだん通り、真白き富士の嶺を拝むことができました。

 そして今年。
  今朝、逗子マリーナから
  

 三年ぶりというか、2017年よりもさらに雪の少ない師走の富士山です。

 ちなみに、これは昨年の12月8日、
  上大岡の丘から撮った一枚
  

 今年は今月の半ばに強い寒波が襲来、大雪で関越自動車道で立ち往生が続く事態となりましたが、中腹がうっすらと白くなったものの、頂上付近の雪は少ないままでした。

 その様子が、12月20日、
  東逗子駅の跨線橋から
  

 逗子と富士山では気候が全く異なるので参考にならないかもしれませんが、湘南の12月のここまでの気温、去年や一昨年に比べると、3年前の17年と今年はちょっと低くなっているのです。

 全く不思議ですが、雪は寒いから降るということでもないようで、先日の上越方面のドカ雪も、日本海の海水温が例年よりも高いために、水分がより多く上昇して巨大な雲になった結果という解説を耳にしました。

 まことに自然現象は不可解ですが、正直に結果として示しているのですから、我々人間は、その現象をよく観察して、地球環境を守るための指針にしなければいけないのでしょう。

 まあ、私は科学者でないので専門的な分析はやめて、目の前の現象を示すにとどめますが、

 実は、立冬を迎えたころは、富士山の雪が少ない冬になるとは想像もしていなかったのです。

  11月5日、葉山真名瀬から
  

 「富士山、順調に白くなって行くな」くらいに思って眺めていたんですがね、

 寒波が来る一週間前の12月8日、東逗子駅跨線橋に上ると
  「なーんだ、雪消えちゃっている」
  

 そして、20日の写真を経て、一枚目の今朝の状況となるわけです。

 年末から年明けにかけて、先日以上の第一級の寒波がやって来るとか。でも、先日同様、頂上付近は雪が降っても風が強ければ積もらないとも聞きますし、はたして、一週間後の空気の澄んだお正月、いつものような真白き富士の嶺が拝めますかどうか。


   コロナ禍で一人暢気に年の暮れ  弁人


コメント
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