チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

九月に入っても、しぶとい暑さ

2013-09-01 21:47:46 | 逗子風物
9月1日(日)

 地蔵盆のあと、こまごまとした用事があって、明石から逗子に戻って来ました。

 我が家に落ち着いて一週間、最初の二~三日は夜に雨も降って、秋の風を感じることができたのですが、八月もあとわずかになった先週の半ばから暑さがぶり返して、まあ、暑いこと、関東地方の猛烈な残暑に少々あきれています。

 金曜日の昼に東京にいる姉と会食することになって、築地のお寿司屋さんへ行きました。
 帰りに隅田川辺りでも散歩して、ブログの記事にしようかなと意気込んで出かけたものの、なんせ東京の最高気温が36.8度、歩道の上は焼けつくような暑さで、帰りに八重洲ブックセンターへ寄るのが精一杯、カメラを手にする気分も失せて、早々と退散してしまいました。

 逗子は東京や横浜よりは少しは過ごしやすいと思っているのですが、

 日陰から出ると、
  じりじりとした暑さです
  

 空は青々として、見た目には澄んだ秋空という感じなのに、毎日サンデーの気楽な身、用事がないと、なかなか外に出る気になりません。

 一昨日も昨日も今日も、九州から関西、山陰や日本海方面では大雨というニュースが入ってきますが、関東の南部では、毎日かんかん照りの日射しにさらされています。

 実は、毎日家に閉じこもりがちなのは、昨年の八月の末、ゴルフ場で熱中症になってダウンしてしまったという、にがい経験をしてしまって、「暑さ御免」の気分もあるからなのです。
 でも、何事も一度経験しておくことは大事なことかもしれません。熱中症になると、どういう状況になるのか、身をもって理解できましたから。

 甲子園で足がつって降板する投手がいますが、おそらく単純な疲労からだけではないと思います。
 熱中症になると筋肉がつったように痙攣します。痙攣といえば、ふくらはぎのこむら返りが一般的ですが、一年前の私の場合、わき腹とか腕とか、痙攣を起こしたのは、ふくらはぎだけではありませんでした。
 それ以上に怖かったのは手と腕の神経の麻痺。一時的に力が伝わらなくなって、まったく思うようにならないのです。脳溢血かなんかでこのまま半身不随になるのかもと、生きた心地がしませんでした。
 翌日、脳外科でCTスキャンの検査を受けて、「異常なし。単なる熱中症でしょう」という診断で胸をなで下ろした次第です。

 ところで、先ほどサッシを開けたら、

 我が家の庭のススキが
  風に揺れていました
  

 今度満月になれば、中秋の名月でではありませんか。ススキも準備万端、もう少し我慢すれば秋らしくなるのでしょうか、日が暮れたあとは、秋らしい虫の音も響いて来ているのですから。


   秋気配あふれてもなほ汗拭ひ  弁人


コメント
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