チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

新春の明石で「十日戎と出初式」

2013-01-14 23:49:51 | 明石風物
1月14日(休)

 正月休みも終わって、KAZU君一家も一週間前からふだんの暮らしに戻りました。

 その一週間前の7日、保育園初日の日は高校ラグビーの決勝戦を観に大阪の花園ラグビー場へ出かけたので、保育園へのお迎えは8日からになりました。

 ところで、何回か紹介しましたが、KAZU君の保育園は神社の境内にあって、恵比須神社も並んで祀られています。
 新春といえば初詣ということになりますが、関西は商人の文化が盛んなせいか、どうも新年の風物としては1月10日の十日戎のほうが盛り上っているような気もします。

 9日はその前日で「宵戎」の日になります。夕方お迎えに行くと、KAZU君から
「おじいちゃん、今日はお外にえびす様おるんやで。写真撮らんとな」
と言われました。
「ごめん、おじいちゃん今日はカメラ持っとらんのや。写真は明日にしような」
と返答して、お楽しみは翌日の「本戎」の日となりました。

 翌日10日
  稲爪恵比須神社の賑わい
  
 ここはふだん車を止めるところなのですが、もちろんこの日は車でのお迎えはとても無理でして。

「おじいちゃん、
  えびす様なんか持っとるで」
  
 左の手で鯛を抱えている石像ですが、この日は恵比須様の右手に色鮮やかな釣り竿が飾られていました。

 ワクワクする福引。
  「今日は一回だけやけど」
  

 いっぱい写真を撮りたかったのに、人がいっぱいいて恥ずかしかったのか、この日のKAZU君は「写真、撮らんでな」と言って顔を向けてくれませんでした。

 KAZU君が選んでくれた
  縁起物のお飾りです
  


   関西に春を呼び込むエビス顔   弁人


 それから三日後の13日の日曜日。明石でも恒例になっている消防出初式がありました。
 前日の土曜日に
「カーくん、明日は消防車見に行こうな」
と誘ったところ、少々臆病なところのあるKAZU君、どうもサイレンの音が不気味で怖いのか
「カーくんはな、お父さんとお出かけするからな、消防車は行かんからな、おじいちゃん一人で行っといてな」
というご返事でした。

 ということで、ふられてしまったものの、やっぱり見ておきたい気がして、散歩がてら一人で市役所前の会場へ行ってみました。

 サイレンなんか
  鳴らしていないのに
  

 赤いバイクに乗ったり、放水をしたり、
  みんな大喜びなのに
  
   

 「KAZU君を連れて来てしまえばよかったのに」と思っていたのですが、やがて、爆竹のけたたましい音と消防車のサイレンが響いて、

 いよいよ登場。はしご車での
  救助訓練が始まりました
  
   

 消火栓からのホースも
  目一杯ふくらんで
  

 クライマックスは放水のお披露目でした
  
  

 やっぱりKAZU君が来ていたら、最後まで見るのは無理だったのかもしれません。


   出初式この時ばかりは火事は無く   弁人


コメント
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