千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

寿白(九段南)の「大徳寺」

2013年12月03日 | 和食
【平成25年12月某日 調査・登録】
 こちらの店「寿白」は、九段下のビルの谷間に凛々しくもポツンと佇む料亭で、本格的な日本料理を楽しむことができます。すぐそばにある老舗寿司店「寿司政」(文久元(1861)年創業)の姉妹店でもあります。
 《前回のこちらの店の調査・登録:祇園




 「大徳寺」弁当は月2回の頻度で内容が変わります。今日の「大徳寺」は「師走の大徳寺」で、先付・お造り・煮物・点心・椀盛・食事・香の物・甘味で構成されています。「大徳寺」には日本料理の粋の全てが詰まっています。日本料理は「だし」が命ですが、土佐の鰹節、北海道の利尻昆布と最高級品が使われています。
 まずは「先付」です。切り干し大根です。


 次は「お造り」です。鮪や鰤が新鮮です



 次は「煮物」です。蟹のがんもです。ヌメっとした食感が見事です。


 次は「点心」です。こちらの点心はいつも色合いが鮮やかですが「師走の大徳寺」は少し地味です。しかし、味はいつもながら基本ができた素晴らしい出来栄えです



 次は「椀盛」です。そばの白玉です。こちらも食感が見事です


 次は「食事」です。自家製じゃこご飯で、香の物が付きます。



 最後は「甘味」です。ご馳走様でした。


★寿白
  所在:千代田区九段南1-4-1
  電話:03-3222-0505
  品代:大徳寺3,990円


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