毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
眼鏡
2015-08-26 / 日々
私の視力は、長い間 揺るぎなく良好だったので、眼鏡とは全く縁がありませんでした。
ずっと眼鏡に憧れておりました。
そうですねえ、中学生の頃くらいからでしたかねえ、眼鏡の友達や、特に男子。
何となく知的で、何となく違って見えたんです、裸のまんまの目の人より洗練されている
感じ、眼鏡がないと見えないというハンディキャップの、軽い特別感。
かといって、眼鏡と視力、どっちをとるかと問われたら、そりゃあまあ視力だけど・・・
でももし視力補正が必要になったとしたら、その時はもう迷わずコンタクトレンズではなく、
きっぱりと 「 眼鏡プリーズ! 」 ですよ、モチロンッ! って心の中で宣言しておりました。
月日は流れ。
いよいよ私に 「 その時 」 が訪れたのです。
老眼。
虫眼鏡で凌いでいたのですが、発注書をまとめたり、ミシンの針に糸を通したり、レシピを何度
も確認したり、本を読んだり雑誌を見たり、小学校からのプリントに目を通したり、と、
両手を使っての作業で虫眼鏡では何とも対応しきれなくなってきたんです。
ああ、そろそろか。ああ、いよいよね。
周囲の眼鏡さん達にあれこれリサーチ、情報収集を重ね、ついに手に入れました!!
52歳の眼鏡デビューです。
憧れ続けてウン十年、やったーっ!! うれしい!!
、
実際眼鏡とともに暮らし始めたところ、
手元の作業用にあわせて作ってもらっているので、付けたり外したりなんです ( 普通
に視界を広げるとめまいが・・)。いわゆる ” メガネファッション ” 的にずっと
着け続けていることはないから、当初の若気の憧れイメージとは少々ずれましたし、
そんなに大はしゃぎするほどのこともなく、案外自分でも普通に道具として慣れてきて
おります。もう、大変に便利。
明るい茶色のボストン型、とっても着け心地もよろしくお気に入りです。
いかがでしょう? ワタシ。
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