ヨーグルトのこと

4年前の秋頃に カスピ海ヨーグルトをいただいた。
4年も続いているのだ、カスピ海ヨーグルト作り。
今では おいしくて、おいしくて、朝と夜二回食べる
ヨーグルトが楽しみ。
最初は 牛乳パックそのものを利用して 室温で発酵させてみたが、
室温が低かったせいか、何のせいか、うまく固まらず失敗。
試行錯誤の結果、、、容器は 1.5 リットル入りの長方形のプラスチック
コンテナーに決定。これを熱湯消毒して、種ヨーグルトと牛乳を混ぜ合わせる。
そして コンテナーのふたをのせて ( しっかり密閉しないで、のっけるだけ )
お風呂のふたの上へ!! バスタオルを2枚かぶせて1晩おく。
翌朝取り出してみると、、、プリプリの固めのヨーグルトが出来上がっているのだ。
昔、いとこがパン作りに夢中になっていた頃、パン種を上手く発酵させるために、
発泡スチロールの箱に入れてお風呂で発酵させていたのを思い出し、その日の
お風呂の熱を利用することを思いついたのだった。そして成功!!
はじめの頃は、実家でも作っていたので、種を少しわけてもらい、友達もやって
いたので、種を少しわけてもらい、自分のところのとで3種類の味を楽しんで
いたのだが、ある日、お風呂のふたが浅くしかのっていなかったため、発酵用の
容器をのせたとたんにふたが落ちて 湯船の中に沈没。1箱を瞬間的に助ける事が
できたので なんとかそれを今につないでいる。
ある時は お風呂行きの前に 容器をストーブの前で少し待機させていたら、
それを忘れて 足で蹴って、80%床にぶちまけてしまったり、真夏の朝、出来
上がっているヨーグルトをお風呂場から出すのを忘れて、夜 家に帰ってきて
あわてて出してみると、カスピ海菌の黄色い死骸一面に、、、なんてことも
あったのだ。 でも今やもう大丈夫 ( ホントに?! )。 ヨーグルトのあの
コクのあるホワイトにうっとり。朝 容器から木のスプーンで ボウルによそう
時のあの優しい重み。ほどよい酸味。 開封したてから、1箱終了 ( 10%以上
は、次の種として残して ) までの味の変化、、、自家製ならではの喜びに
満ちたヨーグルト作りは、気づいたら4年、しっかり 私の暮らしの一部なのだった。

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