毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
8月7日、日曜日
今朝、ラジオで 「 今日は立秋ですね。」 って言っていて、
えっ、立秋? と、
少々驚き、少々寂しくなり、そして少々新鮮な風を感じました。
そうかあ、8月になって、どんどん8月が進んでいるものねえ、じわりじわりと秋に
変わっていくのよねえ。
季節はきちんと巡っていく。世界がどうあれ、人類がどうあれ。
ありがたいことです。
一人で店番の本日、立秋の日曜日の営業時間もあと30分を切りました。
お客様が一段落した夕方から、店内 B.G.M. はジョー・ヘンダーソンです。
『 JOE HENDERSON / so near, so far 』
スモーキーなガラスのようなジョー・ヘンダーソンのテナーサックスが好きなの
ですが、このアルバムは、マイルス・デイビスに捧げられたもので、全10曲
全てマイルス・デイビスが演奏した曲なのですが、その選曲も渋いと思う。
スモーキーで派手さのないジョー・ヘンダーソンのテナーに、ジョン・スコフィールド
のエレキギターがもう最高に合っている。
エレキだし、どちらかというとフュージョン寄りのジョン・スコフィールドの
ギターを、今までは聴いていないし、今後も消極的だと思うんだけれど、
このアルバムのジョンスコはいいぞ!!
個人的には、6曲目の 「 teo 」が何とも好きです。
マイルスが、彼のプロデューサー、 テオ・マセロへと作曲したちょっと風変わりな
マイナー曲なのですが、ジョン・スコフィールドのギターソロが技巧的でありな
がらも情緒も豊かで、エレキならではのギュイーーンという伸びの抑揚素晴らしく、
くぐもった静かなジョーヘンのテナーととても見事に合っているのです。
本日も、たくさんのお客様が来てくださいました。
ありがとうございました!
間もなく、パスキューアイランド、閉店のお時間でございます。
新しい一週間、どうぞお健やかに~~!
残暑お見舞い 申し上げます。
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