ジャズライブ ありがとうございました。




穏やかに晴れて暖かな一日、ぬくもりのある空気が日没後もまだたっぷりと残っている

ような月曜日の夜。ジャズライブ、今回も無事終了いたしました。

ご参加下さった皆さま、ありがとうございました。

飛び石連休のなか一日の就労日というせいか、いつもよりお客様はやや少なめでした

が、演奏者と聴き手の皆さまとの距離がより一層近く感じられた今回でした。

演奏曲目は、


   ・It's only a papermoon

   ・Blue monk

   ・Don't Blame me

   ・Tennessee waltz

   ・Bohemia after dark

   ・Autumn Leaves

   ・Lotus Blossom ( Encore )


「 イッツ オンリー ア ペーパームーン 」 のお馴染みの軽快な曲での口開けもよろし

く、一曲ごとに奏者も私たち聴き手もじわじわと体制が整い、心はほぐれつつも耳は

集中力を増してゆきます。演奏が終わるごとの拍手の音が大きくなってきて、

「 ボヘミア アフターダーク 」 のソロで 「 ジャズっていいなあ 」と、音楽の中に

深く潜り、「 枯葉 」 のテーマで最高潮。ベースの絃がビンビンと早弾きされ、めく

るめくサックスのソロ。素晴らしいノリでしたね。

秋の曲、ということで強くリクエストしたこの 「 枯葉 」、二人は速いテンポで、熱

く仕上げてくれました。スタンディングオベーション!拍手喝采で終了。


生み出された瞬間に消えてしまう生演奏での音楽。

でも、聴き手にとっては、その音が生まれる場に立ち合って、巡る想いや、会場の雰囲

気、季節感をその音楽に混ぜ合わせ、自分だけの特別な時間を過ごすのです。

心の中に ( 耳の中に )レコーディングしながら・・・。

大人ならでは、ライブならではの、また、ジャズにこそふさわしい素敵な体験だと思い

ます。

連れ立ってのご参加、お一人でのご参加、みなさん毎回それぞれですが、約40~50

分のこの特殊な時間の間は、きっかりと完全な孤独。

この非日常感は、まさに、音楽の贈り物といえましょう。


さあ、次は、冬の初め頃。

短くも、素晴らしい ” 孤独 ” のひとときを、とびきりのジャズとともに味わいに

いらしてください。

心よりお待ちしております。






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