ポケモン その1 / 破壊の繭とディアンシー



息子との夏休みの映画は、ポケモンの映画でした。

『 破壊の繭とディアンシー 』。

意外なことに、面白かったのです。

まあ、ファンの子供たち ( と親御さん ) にはお馴染みのポケモン映画なりのお約束的

な話の展開らしいですが、初めての私には、かなりバランスよくまとまっている作品と

感じました。クリアーで完璧なキャラクター造形、さすが日本が誇る 『 Pokemon 』!!

可愛さと生真面目さがきっちりと計算され尽くされているキャラクターデザインで、素晴

らしいでのす。テレビで観るポケモンよりずっと良かったのは、やはり大スクリーンとゆ

ったりシートと暗闇という劇場効果でしょうか。

生命を司るゼルネアスと破壊を司るイベルタル、この2体の対決に、宮崎駿の 『 ものの

け姫 』 がだぶり、なななんとっ!!私は今回のポケモン映画の方に賞杯を与えていた!

『 もののけ姫 』から ” 思想 ” とか ” 哲学 ” とか ” 気味悪さ ” を引くと、

『 破壊の繭とディアンシー 』 になる・・・・って乱暴すぎ、無知すぎ??

深いことをあっさり、さっぱり、単純に。可愛く。それでいて作品のクオリティは完璧。

ポケモン、結構凄いです。

伊達に二十数年旅し続けてはいないね。

600体超えのポケモンたちを熱く支持し続けた世界中の子供たちのアンテナは健全だと

感じ、なんだか嬉しくなって劇場を出たオバサンは、このようなトンチンカンな感想をこ

こに述べ立てるのでした。









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