70年代に週刊マーガレットに連載されたヒット作、川崎苑子『りんご日記』で、かわいい下着を奮発して買ってくれたママに、中学生のりんご(名前)が「ありがとう さすが昔の女の子、少女の中古!」と奇妙なお世辞(?)を言う場面がある。その言葉をうちの母が面白がって、いまだに、クラス会で会う人を「モト男の子」「モト女の子」と表現する。
未成年者による犯罪を年月が経って報道する際、相変わらず名前を伏せたまま、「元少年」と繰り返しているとなんともイライラする。すべての成人男性は「元少年」だろうが・・・。 せめて、「当時」少年にできないのか、それでも充分ヘンだけど。
いまmixiの「つぶやきネタ」で、「女子とは小中学生の穢れていない女の子のことだと思うのだが」というお題がある。
不純な小中学生だってたくさんいるだろうよ、という問題はこのさいおいておく。
「いいトシして女子なんて」という声もたびたび目にするし、わからんでもない。しかし「女子社員」とはまえから言うし「男子たるものは~」なんて使い方もあるし、女子、男子は大人でもかまわないはずなのだ。
「女子会」が「女性会」だと楽しくなさそうだと思う。「婦人会」だと堅実な生活のための団体のようだ。
(私が「女性」という言葉は嫌いだという主張はまえに書いた。奇特な方は 「女性」という言葉 でブログ内検索して下さい)
「女子のハマる男子マンガ」という記事があり、そのコメントの中に「青年誌のマンガを男子マンガと言うな」という声があった。これは、男子=男の「子」という感覚でとらえているのだろうか。でも「男性マンガ」という言葉は、・・・きもちわるい、「男マンガ」のほうがまだいい(主観)。これだと、内容が男っぽいと誤解されそうな気もするけど。
まあ、男ものは、少年・青年マンガという言い方をすれば無難なのでましである。「少年」の上の年齢は「青年」だとわかりやすい。
その点「少女」はそれがない。だから「レディスコミック」などどいう変な名称が作られてしまったのだろう。「少女誌」と対ならば「女性誌」もあるけど。
「女性マンガ」という場合、その中には少女マンガも含まれているのか?と一応確認が必要であろう。
その点では確かに「女子マンガ」のほうがわかりやすいと思う。
(同人誌注意書きなどでは「女性向け」がしばしば「BL」、ありていに言えば「ホモセクシャル要素あり」の意味で使われる、この用法、私は嫌いである)
いまどき、男向けでも女向けでもこだわらない読者は多いし、ジャンルを越境した作家も珍しくないし、どうしても区別しなければならないものでもない。
しかし、少女マンガを最も愛するモト少女の私としては、現役少女が少女マンガを読まず、このジャンルからのヒット作の少なさが残念でならないのである。
ここで終わらせると「マンガ」カテゴリー向けになっているようで変だけど終わる。
未成年者による犯罪を年月が経って報道する際、相変わらず名前を伏せたまま、「元少年」と繰り返しているとなんともイライラする。すべての成人男性は「元少年」だろうが・・・。 せめて、「当時」少年にできないのか、それでも充分ヘンだけど。
いまmixiの「つぶやきネタ」で、「女子とは小中学生の穢れていない女の子のことだと思うのだが」というお題がある。
不純な小中学生だってたくさんいるだろうよ、という問題はこのさいおいておく。
「いいトシして女子なんて」という声もたびたび目にするし、わからんでもない。しかし「女子社員」とはまえから言うし「男子たるものは~」なんて使い方もあるし、女子、男子は大人でもかまわないはずなのだ。
「女子会」が「女性会」だと楽しくなさそうだと思う。「婦人会」だと堅実な生活のための団体のようだ。
(私が「女性」という言葉は嫌いだという主張はまえに書いた。奇特な方は 「女性」という言葉 でブログ内検索して下さい)
「女子のハマる男子マンガ」という記事があり、そのコメントの中に「青年誌のマンガを男子マンガと言うな」という声があった。これは、男子=男の「子」という感覚でとらえているのだろうか。でも「男性マンガ」という言葉は、・・・きもちわるい、「男マンガ」のほうがまだいい(主観)。これだと、内容が男っぽいと誤解されそうな気もするけど。
まあ、男ものは、少年・青年マンガという言い方をすれば無難なのでましである。「少年」の上の年齢は「青年」だとわかりやすい。
その点「少女」はそれがない。だから「レディスコミック」などどいう変な名称が作られてしまったのだろう。「少女誌」と対ならば「女性誌」もあるけど。
「女性マンガ」という場合、その中には少女マンガも含まれているのか?と一応確認が必要であろう。
その点では確かに「女子マンガ」のほうがわかりやすいと思う。
(同人誌注意書きなどでは「女性向け」がしばしば「BL」、ありていに言えば「ホモセクシャル要素あり」の意味で使われる、この用法、私は嫌いである)
いまどき、男向けでも女向けでもこだわらない読者は多いし、ジャンルを越境した作家も珍しくないし、どうしても区別しなければならないものでもない。
しかし、少女マンガを最も愛するモト少女の私としては、現役少女が少女マンガを読まず、このジャンルからのヒット作の少なさが残念でならないのである。
ここで終わらせると「マンガ」カテゴリー向けになっているようで変だけど終わる。