レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

おかしゅうはなかばってん

2009-08-07 05:34:06 | 雑記
 私の母の姉(故人)の配偶者(故人)=つまり私には義理の伯父であるコワシさんの父ケイゾウさんは、先妻に死別し再婚した。コワシさんは先妻の子。先妻とケイゾウさんを知っているけどコワシさんを知らない人と、コワシさんの友だちが会話した。ケイゾウさんは大柄なので、
ケイゾウ知人「(コワシはふとかろ?」 (「ふとい」=大きい)
コワシ友人「んにゃ。こーまか」 (「こまい」=小さい)
先妻は美人だったので
知人「けど、顔はよかろ?よか男じゃろ?」
友人「んにゃ」
知人「おかしかか!?」
友人「おかしゅうはなかばってん、けしてよか男ではなか」

 このようなやりとり(舞台は熊本県玉名市)の存在をなぜ私が知っているかといえば、その友人自身がコワシさんのところに来て上記やりとりを、こげん言うといた、と報告したからである。
 なお、「おかしゅうはなかばってんけしてよか男ではなか」とは適切な評価であった。有名人でたとえれば、遠藤周作に似ていた。(遠藤さんに親しみを持つ理由の一つになっている)
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キャラグッズ

2009-08-05 05:44:09 | マンガ
パソコンを新しい品に替えたので、そのついでに机上を少し片づけた。すると、1月に買って敷いている『ヘタリア』グッズのデスクマット(A3サイズ)が見える状態になっている。いつまで続くか。
 このまえ、予約していたキャラソンCD『イギリス』をひきとり、8月に出るドラマCDを予約しにアニメイトに行ったら、Tシャツまで出ていた。「イタリア」と「日本」。Tシャツは余るほどあるし、どういう絵柄かわからないのでとりあえず買ってはいないが。アニメイトのHP見てもわからない。クリアファイルならな~、G8ぶんくらい種類があってもかまわないんだけど。
 私の好きなマンガで、そこそこヒット中のもので、グッズに向いているとすればほかになにか?『だめっこどうぶつ』だろう、かわいさ間違いなしだし、シンプルな絵だし。『聖おにいさん』もそれなりに。あれのカレンダーなんて出たら買うな。
 やっぱり、キャラグッズにしやすいためには、簡略化できる絵であることがけっこうだいじかも、と思う。刺激が強すぎないことも。

 『キウイケツキ ドラキウイラ』のくろだ美里に『バンギャル』というたまに載る作品がある。バンドの熱烈ファンの生態を扱った4コマ。それで、グッズはデカデカと名前や写真がはいっていたりすると使いにくいと言っていた。・・・まぁ、あまりにロコツだとナンだということもある。
 『炎の蜃気楼』の場合、ファンの年齢層が高めであることを意識していたのか、文房具はあまりなかったと思う。絵らしい絵が使われていたものがわりに少なくて、Mirage of Blaze のロゴと、バラの図柄(これがシンボルになっていた)の入った品が多かったような記憶がある。
 『間の楔』は、グッズなんてなかった、と思う。同人誌バージョン(絵:やぎざわ梨穂)のマグカップをいま机上でペン立てとして使っているけどーーあまり人目にさらしたくないので。『っポイ!』のマグカップはふつうに毎日使っている。
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角川のカバーが届いた

2009-08-02 05:47:10 | 
 今年の角川文庫の夏フェアは例によってブックカバーで、私が欲しい品は2、3種類。先月末に申し込んだ「クリア」がおととい届いた。なるほどひと月だ。このまえもう一つ(むしろプレゼント用に)「フェルメール」にした。あともう一つならばスヌーピーかな。8月の新刊では、田辺聖子さんの源氏物語本と、モンゴメリの『もつれた蜘蛛の巣』が出るのでそれでOK。

「角川 発見。ちょっくらぶ」

 新潮文庫は、マスコット人形が欲しくないので今年のフェアは無視。それとは無関係に買って、ムダになった応募券もあるけどね。来年はなんだろうか。

 集英社は、またもハチの携帯ストラップ。そもそも私には不用品であるうえ、不必要でも欲しいと思うほどかわいいわけでもないのでパス。もしなにか買うとしたら遠藤周作『父親』、有島武郎『生れ出づる悩み』。しかし後者は、カバーが今回のイメージキャラタレントの写真なのでそれが抵抗ある。
 これらの100冊から、面白いとひとに勧めるならば、『王妃の館』、『東京バンドワゴン』、『王妃の離婚』あたりだ。『漫画版 世界の歴史』の1巻がはいっている(「日本」も同様)、しかしこれの後半(モト本の2巻、ギリシア・ローマの巻)はあまり面白くはなかったと私は思う。どうせならば6巻がよかったと私情で思う。

 景品にしてほしいもの:タオル・手ぬぐい、クリアファイル、不織布のブックカバー(夏らしいデザインのもの各種)。

 カバーにヒトの写真はやたらと使ってほしくない。著者の肖像とか、演じた役者くらいならばまだわかるけど。
 太宰治の本が売れているらしく、売るための工夫はけっこうなことだと思うけど、角川文庫のあの写真は気に入らない。集英社文庫の『人間失格』『走れメロス』でのマンガ家起用カバーがはるかにマトモに見える。

 マンガ家起用の案、
『銀河鉄道の夜』は、「賢治オマージュスケッチ」シリーズを描いた白井恵理子、
『怖るべき子供たち』は(たしかマンガ化してたはず)萩尾望都。
太宰治は、佐々木倫子、今市子! 前者は、『おたんこナース』で、太宰そっくりの患者が来てウットリという話が出てきたので。後者は、太宰が主人公の小説の挿絵を描いたことがあるので(BLレーベルだけどBL話ではなかった。ほかに中原中也と小林秀雄、故人として間接的に芥川が登場していた)。
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