秋田書店の「プリンセスGOLD」は、3ヶ月出て一月休み、年に9号出るという変わった雑誌である。2004年の「新選組イヤー」をきっかけに買い始めてもう4年過ぎている。
今号、氷栗絵・和田原作の『CROWN』がようやく終わった。過去が明かされるほどに悪役のほうに同情が集まっていったのは、作品にとってよかったのか悪かったのか?和田原作のアクションものはたくさん読んだけど(浜田翔子、葉月暘子、いずれも絵は私の好みだ)悪役が容赦なく醜いことには驚く・・・。 『カンタレラ』、しっかりやってね。
『薬師アルジャン』、クライマックスも近そう。
なんだか、あれこれ終わる連載が相次いでいて、休刊?という不安も浮かぶけど、『エロイカ』がこちらに引っ越してくるという情報もあるからただの杞憂なのだろう。(それならばコミックスは買わずにすませられる) 確かに、「プリンセス」よりこちらのほうが違和感なさそうだ。あるいは「メロディ」。
「Flowers」に本編の載った『杖と翼』の番外編をPGでするのはなぜなんだ。
河村恵利さんがこのごろまた歴史もので嬉しい。新連載はの主人公はなんと、上杉景勝の妻菊姫!来年の大河が直江兼継だということも関わっていそうだな。史実を念頭におけば、景勝はもすこしゴツくないといかんのでは~とは思う。オトコマエに描こうとしていないことは理解できるけど(秀吉、家康のとき然り)。
「メロディ」(隔月刊)の8月号は、出てからもう2ヶ月たっており、来週はもう10月号が出るくらいなので、私が今月買ったものを最新号と呼ぶことにも抵抗がある。買ったのは、思いつき+『っポイ!』のクリアファイルがきっかけ。ならば前号も、ひかわさんの目当てで買えばよかった、と少々後悔している。
『大奥』は毎号掲載ではないが、これには載っている。えーと、3巻のラストで「家光」が男装をやめて、4月号(2月末発売、これは買った)で4代め「家綱」に代替わり、今号はこの続きなのだろう。
幕閣が男女同数で、てきぱきと政務を進めているのがいい感じ。
由比正雪の事件のあとの「大体ひとところに男どもがうじゃうじゃと集まって密談をしてる図なぞ考えただけでもああおぞましや」「あのなあ忠清、そちの生まれる前は男も女と同じくらいうじゃうじゃといたのじゃ!」が笑える。この気持ちはわかる、私も女子高になれた時期、校外で「わーやだ男がいる・・・」と思ったものだ。
千代姫=家綱、母に似てはいるけど母ほど美女ではないのがリアル(・・・というよりエライな作者、私の煩悩全開妄想ワールドならば、美形キャラに子孫を設定すればクローンのように美形量産になるのに。)
歴史上も4代目はカゲがうすいせいなのか、もう次は5代目に移る。さあ、「犬将軍」はどう描かれるか?
今号、氷栗絵・和田原作の『CROWN』がようやく終わった。過去が明かされるほどに悪役のほうに同情が集まっていったのは、作品にとってよかったのか悪かったのか?和田原作のアクションものはたくさん読んだけど(浜田翔子、葉月暘子、いずれも絵は私の好みだ)悪役が容赦なく醜いことには驚く・・・。 『カンタレラ』、しっかりやってね。
『薬師アルジャン』、クライマックスも近そう。
なんだか、あれこれ終わる連載が相次いでいて、休刊?という不安も浮かぶけど、『エロイカ』がこちらに引っ越してくるという情報もあるからただの杞憂なのだろう。(それならばコミックスは買わずにすませられる) 確かに、「プリンセス」よりこちらのほうが違和感なさそうだ。あるいは「メロディ」。
「Flowers」に本編の載った『杖と翼』の番外編をPGでするのはなぜなんだ。
河村恵利さんがこのごろまた歴史もので嬉しい。新連載はの主人公はなんと、上杉景勝の妻菊姫!来年の大河が直江兼継だということも関わっていそうだな。史実を念頭におけば、景勝はもすこしゴツくないといかんのでは~とは思う。オトコマエに描こうとしていないことは理解できるけど(秀吉、家康のとき然り)。
「メロディ」(隔月刊)の8月号は、出てからもう2ヶ月たっており、来週はもう10月号が出るくらいなので、私が今月買ったものを最新号と呼ぶことにも抵抗がある。買ったのは、思いつき+『っポイ!』のクリアファイルがきっかけ。ならば前号も、ひかわさんの目当てで買えばよかった、と少々後悔している。
『大奥』は毎号掲載ではないが、これには載っている。えーと、3巻のラストで「家光」が男装をやめて、4月号(2月末発売、これは買った)で4代め「家綱」に代替わり、今号はこの続きなのだろう。
幕閣が男女同数で、てきぱきと政務を進めているのがいい感じ。
由比正雪の事件のあとの「大体ひとところに男どもがうじゃうじゃと集まって密談をしてる図なぞ考えただけでもああおぞましや」「あのなあ忠清、そちの生まれる前は男も女と同じくらいうじゃうじゃといたのじゃ!」が笑える。この気持ちはわかる、私も女子高になれた時期、校外で「わーやだ男がいる・・・」と思ったものだ。
千代姫=家綱、母に似てはいるけど母ほど美女ではないのがリアル(・・・というよりエライな作者、私の煩悩全開妄想ワールドならば、美形キャラに子孫を設定すればクローンのように美形量産になるのに。)
歴史上も4代目はカゲがうすいせいなのか、もう次は5代目に移る。さあ、「犬将軍」はどう描かれるか?
悪役って、デブのフィビュラ様ですか?
先々月、アルカサル番外「地の果てへの道」目当てで購入しました。
この号だけでしかフィビュラを知らないわたしも、十分に彼女に同情できました。
ヒロインが、「王族の伴侶は血統ではなく資質による」と偉そうに反発していたましたが、あのフィビュラさま、ちゃんと資質も磨いていたじゃないですか。
祖国のために海外を知らねば!と外国に留学するなど、たんなる虚栄心だけで王妃になりたいのではないと伝わりました。
ヒロインさながらに「献身的に仕える騎士」も従えていて、ただの悪役ではないなあと感じていました。
それにしても、このまんが、氷栗さん作画でしたか。
素で気づきませんでした
ところで、「宝塚BOYS」はどうなりましたか?
史実通りなら、宝塚に男子部は定着せず、夢は叶わずの鎮痛なラストのはずですが、救いがあるように描いてくれたのかな。
『宝塚BOYS』は、次号で終わりです。
この素材、ジェンダーの点で中々興味深いと思います。女だけで演じるからこその宝塚だ、男なんかいらない!という感覚はサベツといえるのか?とか。「○○は男の世界だ、女なんか出てくるんじゃねぇ!」と排撃・サベツされて悔しい思いをした女たちは「宝塚男子部」よりもずっと多いのだとか。
ところで、ああいう華麗なミュージカルで「男女混合の舞台」、または「男だけで全部演じる舞台」があったとして、観客の需要はあるんだろうか、とふと思います。はたまた、女が男役、男が女役の舞台とか。
『セーラームーン』は、男役を女が演じたことはありますが、逆はなかったです。
「ウッウッ世間の風は冷たいわ・・・ そうじゃ、わしが若いころ宝塚の入団テストを受けたときもそうじゃった! ただ、男だというだけで落とされたのじゃ!」
懐かしの『ノストラ探偵団』より。
7+8特大号掲載の一回分しか読んでいませんが、あの外見にも関わらずフィビラの方に同情しました。
ヒロイン側にはややむかついたというか。
「王族の伴侶は血統ではなく資質」って、資質で選ばれたであろう、ヒロインの母が口にするならともかく、(おそらく)「王の娘」の「血統」をふりかざしているあんたが言っても説得力ないぜ、と思いました。(なにげに、パトラ子を連想しました)
「宝塚BOYS」の情報、ありがとうございます。
>この素材、ジェンダーの点で中々興味深いと思います。女だけで演じるからこその宝塚だ、男なんかいらない!という感覚はサベツといえるのか?とか。「○○は男の世界だ、女なんか出てくるんじゃねぇ!」と排撃・サベツされて悔しい思いをした女たちは「宝塚男子部」よりもずっと多いのだとか。
私自身は、「看護婦」の世界に男性看護士が入っても、「保母」の世界に男性保育士が来ても、家庭科教師に男性がなっても、ソフトボールで世界一を狙う男子だいても、問題ないと思いますし、世間の偏見にめげず頑張ってくれとも思います(でも、ほんの少し「女性の職場」に進出されるのが不快な気持もあります。気分的なものじゃなく、シェアの問題で)
でも、「宝塚歌劇団」は、やはり今のままでいてほしいです。
演技やミュージカルなら、他の劇団もあるでしょ、女だけの宝塚を壊すな、って感じです。
別に、ヅカのファンではありませんが。
(男子が定着していたら、他の劇団とたいして変わりない存在になっていたんじゃないかな)
『CROWN』、ヒロイン側の「資質」だって描こうとはしていたのでしょうけど、どうもフィビュラより説得力で劣っていました。これは、作者が余裕かました(敵も立ててやる)つもりで裏目に出たのか、それとも、作者も敵に肩入れしてしまったのかと読者としては首をひねってしまいました。