レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

富士山

2011-01-19 10:53:48 | 雑記
きのう授業のあと、別の校舎に寄るためにキャンパス内を移動していたら、進行方向に白い山が見えた。---あれは富士山なのか? 初詣に寒川神社に行く途中でも天気が良ければ見えるし、千葉県木更津市にいたころも小学校の校庭から見えていた。千葉県よりも神奈川県のほうが静岡に近いのだから、湘南キャンパスから見えても不思議はないのだ。地図で見ると、富士山は真西の方角にある。そして確かに昨日の移動は東から西へだった。  驚いたのは、この大学に行って20年近いのにいまさら気がついたということ。
 高橋義人『ドイツ人のこころ』によると、ドイツ人の性格を語るに重要な五大要素として、キリスト教、ライン河、イタリア、菩提樹、クリスマスを挙げていて、日本だと相当するのが (後ろから)正月、桜、中国、富士山 (「キリスト教」にあたるのはなんとしてあったか記憶不確か。儒教か仏教か神道か、このあいまいさがいかにも日本ではある)だった。 ライン河は、ナショナリズムともロマンティシズムとも結びついている。富士山に、私個人はさほどの思い入れがあるわけではないのだが。遠足かなにかで「五合目」まで行ったきりかな。
 さくらももこの出していた雑誌の名前が「富士山」だった。飼っていた豆柴犬の名前が「フジ」だった。たいへんにあいくるしい写真が掲載されていたなぁ。
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