レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

グスタフ3世

2009-09-16 05:55:34 | 歴史
 前々日曜あたりにテレビでたまたま『城 王たちの物語』が目についたので、途中からだけど見た。18世紀のスウェーデン王グスタフ3世の話。父王のころは貴族たちが大きな顔していて王権が弱く、教養高く野心家の王妃は弱腰な夫がはがゆく、息子に、強い偉大な王になるように期待、もっといえばプレッシャーかけまくりで育てた。そして実際に強い王となるが、その後も干渉してくる母をグスタフは宮廷から追放する。たびたびの戦争で費用がかさみ、貴族たちからとりたてるので不満分子が陰謀を企て、発覚して処刑者も出る、そんな不穏な空気の中、仮面舞踏会で王は暗殺される(1792年)--
 いや~ドラマチックだなぁ。途中で、ああこれは、中野京子さんの本でも紹介されていた、オペラの題材にもなったあれか、と思い当ったけど。
 この次の代で王家は終わり、フランスから新しく王が迎えられたというのは、ナポレオンの部下のベルナドットのことか。
 この番組は、NHKハイビジョンで放映され、たまに総合での再放送があるのかな? 上記のは総合ではなかたはずだけど、まえに別の回を録画したことがあると思う。DVD出たら買うぞ。『ヨーロッパ城物語』でも。
 あ~、こういう世界を少女マンガでどんどんやってくれないものか。
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