私はイタリアに行ったことはない。しかし、ニュースなどでサン・ピエトロ広場とかシスティナ礼拝堂なんて出てくると、懐かしい、と思ってしまうのは『エロイカ』のせいだ。
東西冷戦を背景にしたスパイアクションコメディの名作『エロイカより愛をこめて』の第8話『来た、見た、勝った!』はローマが舞台。任務のため、広場にアクシュミな落書きをして、タイルを剥がす作業に紛れて穴にもぐり、法王庁に侵入。
この話は80年、そしてここで登場させられているヨハネ・パウロ2世が来日したのって確か81年だったな・・・。 「ローマ法王」なんて歴史上の人物のような感じがしていたけど、いまもいるんだなぁ、という驚きを感じたものだ。
「ドケチ虫」ジェイムズ君が、「自転車泥棒」で警察に捕まってしまうのだが、これはたぶん、昔のイタリア映画の名作『自転車泥棒』を意識した遊びなんだろう。(私は見たことないが。ずいぶん暗い話らしい。)
私が思う『エロイカ』の黄金期は、第9話『アラスカ最前線』とその前後。プリンセスコミックスでいえば3巻から5巻、広くとるなら11話『9月の7日間』あたりまでだな。
あのマンガを布教するときには、1巻をとばして貸すのがある種ジョーシキになっている。3巻からでもいいと思う。実際、6話『イン・シャー・アッラー』から、それまでの季刊から月刊の「プリンセス」本誌に移動したので、初めての読者にもわかりやすいつくりになっているから。
現在、新刊が出たら私はとりあえず買い、話が一区切りついたところでまとめて読むことにしている。先月出た34巻で、32巻からの話が終わっているので読んだ。
番外編で、金持ちマダムの道楽のビデオ製作に、伯爵と少佐が出演させられるはめになっている。
私も似たようなことを、大昔(ハマリたての高校時代)想像したものだ。とある有名映画監督にスパイの疑いがあり、それを捜査しなければならない。新作のアクションものが主演者を一般から募集するので、少佐がそれに応募させられる。一方、ジェイムズ君はギャラ目当てで伯爵の写真その他を勝手に応募している。少佐はしぶしぶ、伯爵は結構ノリノリの撮影模様ーー、なんてシチュエーションを。
(私は劇中劇という設定好きだ)
こんなネタはどうだ、こーゆー場面が見たい、と周囲のファン仲間と話がはずんだ懐かしい日々である。
東西冷戦を背景にしたスパイアクションコメディの名作『エロイカより愛をこめて』の第8話『来た、見た、勝った!』はローマが舞台。任務のため、広場にアクシュミな落書きをして、タイルを剥がす作業に紛れて穴にもぐり、法王庁に侵入。
この話は80年、そしてここで登場させられているヨハネ・パウロ2世が来日したのって確か81年だったな・・・。 「ローマ法王」なんて歴史上の人物のような感じがしていたけど、いまもいるんだなぁ、という驚きを感じたものだ。
「ドケチ虫」ジェイムズ君が、「自転車泥棒」で警察に捕まってしまうのだが、これはたぶん、昔のイタリア映画の名作『自転車泥棒』を意識した遊びなんだろう。(私は見たことないが。ずいぶん暗い話らしい。)
私が思う『エロイカ』の黄金期は、第9話『アラスカ最前線』とその前後。プリンセスコミックスでいえば3巻から5巻、広くとるなら11話『9月の7日間』あたりまでだな。
あのマンガを布教するときには、1巻をとばして貸すのがある種ジョーシキになっている。3巻からでもいいと思う。実際、6話『イン・シャー・アッラー』から、それまでの季刊から月刊の「プリンセス」本誌に移動したので、初めての読者にもわかりやすいつくりになっているから。
現在、新刊が出たら私はとりあえず買い、話が一区切りついたところでまとめて読むことにしている。先月出た34巻で、32巻からの話が終わっているので読んだ。
番外編で、金持ちマダムの道楽のビデオ製作に、伯爵と少佐が出演させられるはめになっている。
私も似たようなことを、大昔(ハマリたての高校時代)想像したものだ。とある有名映画監督にスパイの疑いがあり、それを捜査しなければならない。新作のアクションものが主演者を一般から募集するので、少佐がそれに応募させられる。一方、ジェイムズ君はギャラ目当てで伯爵の写真その他を勝手に応募している。少佐はしぶしぶ、伯爵は結構ノリノリの撮影模様ーー、なんてシチュエーションを。
(私は劇中劇という設定好きだ)
こんなネタはどうだ、こーゆー場面が見たい、と周囲のファン仲間と話がはずんだ懐かしい日々である。
いつも読んでます。エロイカも時々読んでます。
昔、路上で“どれでも一冊100円セール”で5巻まで買いました(笑)。
たぶん貸本屋の在庫整理だったのでは? そういえば今では全く見ませんが、小さい頃は漫画は買うものではなく借りるものだった…。
話がそれましたが、3年前に初めて広場に行った時、もちろんエロイカを思い出してジーン………としたかったのですが、何かの準備(たぶんイースター)でパイプ椅子がビッチリ並べられていて地面が見えず、悲しかったです。第8話は今でも読むと笑いが止まらないですね~。第9話も内容充実の傑作です。
あとインスブルックに行く前に『是非!』とファンに勧められてブック・オフで買った少佐がチロリアン・ダンスを踊る話も大好きです。青池先生も気に入ったようですが、いろいろと気持ちのいい町で私も大好きです。
そうですか、一巻は貸さないものなんですか~。一巻にしかない独特の雰囲気が好きですが、言われてみればその通りですね。家の周りを走るシーザーは可愛いんですけどね(笑)。
長々と失礼しました。
これからもBlogを楽しみにしてますvv
「シーザー」という名前で私の頭に浮かぶのはまず「オレはやるぜ オレはやるぜ」です。
もしも『エロイカ』が最初の路線のまま進んでいたら、その後の青池世界もかなり違うものになっていたでしょうね。
ご訪問ありがとうございました。私も貴ブログをお訪ねしております。今後も楽しんでいただければ嬉しいです。
中高年ヲタ道をめざす、40代・マーケティングプランナーです。
楽しい記事にコメントお邪魔させていただきます。
>あのマンガを布教するときには、1巻をとばして貸すのが
>ある種ジョーシキになっている。3巻からでもいいと思う。
なるほど!
高校生の息子が最新刊から読み初めたので
1巻からひっぱりだして読ませたのですが、のけぞってたなぁw
『来た、見た、勝った!』懐かしいです!
大胆な展開は「ダ・ヴィンチコード」顔負けだったかも。
あの頃は、伯爵にまだ貞操の危機を感じる少佐が可愛かったなぁ・・・
34巻も楽しかったです。「アルカサル」完結にむけて
エロイカは半年間お休みして再開のようなので
その間に読み直すのもいいかもしれないなぁ、と思いつつ。
よかったらこちらにも遊びにいらしてくださいませ。
伯爵に腕力で負けるはずないのに警戒してる少佐がサド心をくすぐってくれました。
いまの絵と1巻ではほとんど別人ですからね。時々年齢のことも読者間で話題になりますが、「それは言わない約束でしょ」がファイナルアンサーに違いない。私個人は、サザエさん化がどうしても受け入れられないので、早いとこ終わってくれないかな、が本音ですが・・・。
もしも『アルカサル』が、「完結編」がウケてこちらの要望がどっときたりしたらどんな展開になるのだろう、ともちょっと思います。