レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

来月のコミックスの購入、サイズの話

2014-01-12 07:11:38 | マンガ
 来月の新刊コミックスリストをチェックしたところ、買う予定は4冊、BO待ち4冊。
 集英社から『大正浪漫鬼さんやめてえぇっ!』1巻by日丸屋秀和 は、460円という値段からすると新書サイズのものだろうか、これまでA5しかなかったので多少新鮮な感じ。
 宙出版から、画:原ちえこ 原作モンゴメリで『ふたりの乙女と恋の結晶』ーーもともとは『もつれた蜘蛛の巣』である。たいしていい改題とも思えない。ロマンスらしくすることが条件に違いない。
 『薔薇のジョゼフィーヌ』は4巻で「完」となっている。え、もう終わりでは駆け足過ぎないか?
 『アド・アストラ』は5巻が出る。ハンニバルとスキピオなんてメジャーな題材でもなさそうだと思うけど、続いているのだなぁ。

 「コミックス」で最も一般的なサイズは新書版で、次いでB6。180~200ページが標準であろうと長いこと思ってきたが、B6サイズについてはこのごろ若干薄いものがけっこう目立ってきているのではないか。4コマだとまずA5版。4コマは一回のページが少なくてたまるのに時間がかかるので、1冊を薄くして出るペースを早くすることもそれなりに良さがあるとは思う。
 その反面、本のサイズが小さいならば薄く、大きいならば厚く、そのほうがバランスがとれるのではないのか?という気持ちもある。昔の、つまり70年代のマンガ文庫ブームのときには、「コミックス」よりも薄い文庫版が平気で出ていた。
 このときの文庫『ベルばら』の編集はひどいものであったーー中扉やカバー絵が内容とてんで一致していないーーと思うが、9巻10巻の併録をばっさりと落としていたことだけは大いに誉めたい。「コミックス」だと表題作以外をページ合わせに載せたりするけどそういうのがなかった。 このころの漫画文庫は、150ページくらいの薄いものもあったのだ。
 しかし今ではむしろ「コミックス」よりも文庫のほうが厚いことが標準、これはヘンだと私は思う。単価が安いと出しにくいからなのだろうなぁ。

 かつて、とある同人誌を予約していて、予定よりもページが減ってサイズがB5からA4になったことがあった。内容はやはり良かったのであるが、ーーページが減ったぶん値段を下げて返金するのが面倒でサイズ大きくしたのだろうかと思った。大きいと収納しにくくてイヤだ。
 『ヘタリア』の画集、まずA4(B4?)で出て、あとで「普及版」がA5版で出た。第2弾はぜひ出してほしいとは思うが、初めから「普及版」にしてくれと言いたい。
コメント
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