7月22日の早朝、ねむい目をこすり窓の外を見ると…、
ふひゃ~、ドン曇りです。急いでテレビを付けて天気予報チェックです。
CCTV(中国中央テレビ)に合わせると本日の日食特集の最中です。
ほっ、天気予報が始まりました。え~と、上海は…「雨後大雨!」
杭州は「降雷雨!」…、絶望的な予報です。
安吉ではまだ雨が降っていません。しかし、ここは杭州の近く…。
晴れる可能性は、ほとんどないでしょう。トホホ…
観測の途中で降られたら機材がずぶ濡れです。
機材を準備するのは様子を見てからにしようか…。
朝食のあとでそんなことを考えていたら、近くのホテルに宿泊したツアー
客がバスでご到着です。おっと、早速機材のセッティングをしています。
その瞬間、観測魂に火がつきました!「バリ君!準備開始だ~」
ただいまの時刻は06時50分、日食まであと1時間30分です。
「おお~!太陽だ~」
準備開始から30分後の07時20分、太陽の光が差し込んできました。
「ひょっとしたら晴れるかも…」
かすかな期待を胸にバリ君も機材チェックです。
こちらも機材にアルミ箔を巻いて準備完了です。
完全に晴れモードの準備です(笑)。周りでは様々な情報が飛び交っています。
「上海は雨らしいぞ。」「中国当局が人工降雨ロケットを打ち上げたらしい…」
「上海が雨!?、安吉の天気は完全に好天に向かっています。」
「雲が薄くなって青空が見えてきました…、不思議です。」
こちらは気温変化測定用のデジタル温度計
07時50分現在の気温は30.7度、曇っていたので気温が低めです。
さあ~、準備は整いました。
時刻は08時10分、第1接触まであと10分です。
空の状態は、こんな感じ…
薄雲がありますが十分です。さあ、いよいよ始まります!
「まもなく第1接触で~す」スタッフの声が響きます。
みんな固唾をのんで太陽を見つめています。一瞬の沈黙のあと…
「欠けた~!」「ついに始まったぞ~」「欠けてる欠けてる!」
歓声が一斉にあがりました。「おお~欠けてる!月がやってきた!」
「第1接触直後の太陽」
2009.7.22 08:21:06 BORG60 F5.4 NIKON D90 ISO200 1/250
「第1接触10秒後の太陽(食分0.00)」
撮影者コメント:そこに月があることを実感しました。
やがて、この月が太陽をすっぽり覆い隠すのかと思うと
体中がゾクゾクしました。皆既まであと70分あまり…
最高の天文ショー、スペクタクルドラマの始まりです。
と喜んだのもつかのま…、直後から雲がモクモクと湧いてきて
なんと15分後には全く太陽が見えなくなってしまったのです。
「人工降雨ロケット打ち上げの影響か~」
続きは「日食観測ツアー ~3日目~ 観測編」で…。
ふひゃ~、ドン曇りです。急いでテレビを付けて天気予報チェックです。
CCTV(中国中央テレビ)に合わせると本日の日食特集の最中です。
ほっ、天気予報が始まりました。え~と、上海は…「雨後大雨!」
杭州は「降雷雨!」…、絶望的な予報です。
安吉ではまだ雨が降っていません。しかし、ここは杭州の近く…。
晴れる可能性は、ほとんどないでしょう。トホホ…
観測の途中で降られたら機材がずぶ濡れです。
機材を準備するのは様子を見てからにしようか…。
朝食のあとでそんなことを考えていたら、近くのホテルに宿泊したツアー
客がバスでご到着です。おっと、早速機材のセッティングをしています。
その瞬間、観測魂に火がつきました!「バリ君!準備開始だ~」
ただいまの時刻は06時50分、日食まであと1時間30分です。
「おお~!太陽だ~」
準備開始から30分後の07時20分、太陽の光が差し込んできました。
「ひょっとしたら晴れるかも…」
かすかな期待を胸にバリ君も機材チェックです。
こちらも機材にアルミ箔を巻いて準備完了です。
完全に晴れモードの準備です(笑)。周りでは様々な情報が飛び交っています。
「上海は雨らしいぞ。」「中国当局が人工降雨ロケットを打ち上げたらしい…」
「上海が雨!?、安吉の天気は完全に好天に向かっています。」
「雲が薄くなって青空が見えてきました…、不思議です。」
こちらは気温変化測定用のデジタル温度計
07時50分現在の気温は30.7度、曇っていたので気温が低めです。
さあ~、準備は整いました。
時刻は08時10分、第1接触まであと10分です。
空の状態は、こんな感じ…
薄雲がありますが十分です。さあ、いよいよ始まります!
「まもなく第1接触で~す」スタッフの声が響きます。
みんな固唾をのんで太陽を見つめています。一瞬の沈黙のあと…
「欠けた~!」「ついに始まったぞ~」「欠けてる欠けてる!」
歓声が一斉にあがりました。「おお~欠けてる!月がやってきた!」
「第1接触直後の太陽」
2009.7.22 08:21:06 BORG60 F5.4 NIKON D90 ISO200 1/250
「第1接触10秒後の太陽(食分0.00)」
撮影者コメント:そこに月があることを実感しました。
やがて、この月が太陽をすっぽり覆い隠すのかと思うと
体中がゾクゾクしました。皆既まであと70分あまり…
最高の天文ショー、スペクタクルドラマの始まりです。
と喜んだのもつかのま…、直後から雲がモクモクと湧いてきて
なんと15分後には全く太陽が見えなくなってしまったのです。
「人工降雨ロケット打ち上げの影響か~」
続きは「日食観測ツアー ~3日目~ 観測編」で…。