晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

ペルセウス座γ群

2007年08月13日 | ペルセウス座流星群
昨夜はペルセウス座流星群の極大日。月齢は新月、天気は快晴!
こんな機会はめったにありません。我が家でも観測に行きました。
今回のメンバーは‥なんと家族全員です!全員で遠征して観望するのは
初めてのことです。場所は蔵王の上のほう。今回は星見エキスパートの
Sさんにご同行いただいて、観測地も含めてすべておまかせのお気楽流星観望会
とさせていただきました。

待ち合わせ場所の遠刈田温泉街でSさんを待っていると
温泉街の建物の間をヒトダマらしきものがスーッと‥
「今の見た!」「え~なに~」「炎がとんでいったぞ!」「どこ、みえなかったよ~」
「えーなんだろう?花火かな?」「あれ、足湯があるよ、入ろう!」「いいね~」
だれも真剣に聞いてくれません‥

数分後、Sさん到着。
「見ました?‥火球、すごく明るいのが木星の南側をとんでいきましたよー。
車の中から見えたほどだから、かなり明るい火球でしたよー」

(それだー!)「見ました。見ました。すごかったですね~」
と話が盛り上がったところで、観測地へ向けていざ出発。

標高が高くなるにつれて、星がきれいに見えてきました。
「わ~きれい、天の川見えるかな?」バリ君大興奮です。
「久しぶりだなぁ~2001年のしし座以来だなぁ」冷静な姉です。
そうです。娘は2001年のしし座大流星雨の目撃者なのです。

当時、小学4年生だった娘がどうしても行くと言い張って、
寒いから無理だと言う忠告を一切聞かずに強引に同行して
あの数え切れないほどの流れ星を見た驚くべき経験の持ち主です。

初めて見た流星群がしし座大流星雨って‥どうなの?って感じですが
一生心に残る思い出になっているようですね。

先導するSさんの車のウインカーが点滅しています。
どうやらポイントに着いたようです。

車を降りると‥満天の星空です。
「うわーすごーい!星だらけだ~」
南の空ではさそりと木星と天の川がすばらしい輝きを見せています。


「わー流れたよ!」

時刻はまだ21時を過ぎたところですが、すでに流れているようです。