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晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

7月17日の土星

2023年07月20日 | 土星
スターリンク衛星観望後の深夜、梅雨の晴れ間が広がっていたので土星を撮影しました~。

 撮影を開始したのは日付が変わった0時過ぎ… 空は雲量0で気流はそれほど悪くはないように見えましたが、写りはなぜかイマイチでした~。今回の撮影はADCを入れなかったのでRGB AlignはAutoStakkert 3におまかせしたのですがそれがイマイチの要因かも…です。


ファーストショット 撮影時高度31° 光度 0.7等 視直径 18.5" 輝面比 1.00

2023/07/18 0h17m51s Shutter=42.00ms Gain=345 (57%) Duration=90s 25% of 2143frames


 1時48分の土星です。気流はやや荒れたのですが発色は若干ですがいい感じでした。

2023/07/18 1h48m53s Shutter=39.03ms Gain=350 (58%) Duration=120s 25% of 3075frames


2時04分撮影(高度40°)の土星、気流が悪くなったのでこれがラストショットとなりました~。

2023/07/18 2h04m09s Shutter=15.11ms Gain=429 (71%) Duration=90s 25% of 2143frames

撮影時の天気図はこんな感じでした。これを見ると気流がいい状態ではないことが分かりますね。



 こちらは昨年7月1日に撮影した土星です。2022年は6月29日に暫定梅雨明け発表があってこの頃は気流が安定していたようですね。今年の画像と比べると環の傾きの違いが分かります。

2022/07/1 0h20m18s Shutter=83.13ms Gain=294 (49%) Duration=120s 25% of 1444frames


こちらは2022/7/1-7/2の天気図です。え?40℃以上6地点!?だったの …

そんなに暑かったかな~、まさに喉元過ぎれば熱さ(暑さ)忘れるですね。

本日(7/20)気象庁が「中国、近畿、東海が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。今年の梅雨明けは梅雨前線が北上するパターンではなく南下して消滅するパターンのようですね。

…ということは、まもなく関東、そして東北地方の梅雨明けも近い感じがしますね。ワクワク…


30cmドブソニアンで土星を撮影

2022年11月08日 | 土星
実験的に30cmドブソニアン(追尾なしの固定撮影)で土星を撮ってみました~。
目的は広い写野と大口径30cmで土星の衛星がどれだけ写るかを確かめることです。

結果はこんな感じでした~。ハイペリオンとイアペタスはちょっとあやしいかも…です。

2022/11/7 18h36m41s(JST)  Diameter=17.00" Magnitude=0.75
DOB 30cm + ASI290MC Shutter=100.0ms Gain=491 (81%) Autostakkert3 75% of 451


こちらは19時18分頃に撮影した木星です。カリストは画角の外なので写っていません。

2022/11/7 19h18m26s(JST)  CMI=37.2° CMII=54.1° CMIII=355.8°
DOB 30cm + ASI290MC Diameter=46.77" Magnitude=-2.76
Shutter=2.245ms Gain=204 (34%)  Autostakkert3 75% of 1394

30cmドブソニアンの固定撮影は少々気流が悪くてもそこそこ写るので楽しいですね。

10月26日の土星

2022年10月28日 | 土星
10月26日の土星撮影記録です。
 この日は移動性高気圧がゆっくり移動したため朝までいい天気が続きました。

 日没時刻は16時46分で薄明終了は18時13分ですが、17時30分過ぎには土星が見えてきたので早めに撮影開始です。まだ時間が早いこともありますが心なしか土星が暗く見えたので光度を確認すると…

 ふむ、0.6等です。8月15日の衝の頃は0.3等でしたのでやはり暗くなっていますね。視直径も衝の時は18.8" だったのですが、今は17.4”です。だいぶ地球から遠ざかったようですね。

 こちらがファーストショット。今の時期にしては気流が落ち着いているほうです。

2022/10/26 17h42m24s Shutter=44.58ms Gain=350 (58%)  25% of 3000frames

 北半球の一番色が濃いベルトNEB(北赤道縞)と北極の色が暗くなっているところNPR(北極地方)も確認できます。カッシーニの空隙も確認できますが、やはり夏場に比べると写りはかなり悪くなっています。

2022/10/26 18h05m02s Shutter=42.72ms Gain=355 (59%)  50% of 4000frames



 やぎ座にある土星は12月まで南西の空で見ることはできますが、高度が低くなるので2022年の撮影は今夜がラストになるでしょう。今年は通算で土星を7回ほど撮影しましたが、一番良く写ったのはいつだろうと思って調べてみたら… 


ベストフォト2022は、7月2日に撮影した今年のファーストショットでした。(photo
この時の土星の光度 は 0.6等で 視直径は 18.2"です。
2022/07/02 0h19m08s Shutter=83.19ms Gain=294 (49%) Duration=120s 90% of 1444


 で、2022年のベスト2は、8月21日に撮影したC冠が写った土星です。(photo
この時の光度は 0.3等、 視直径は 18.8"でした。ちなみに衝(8/15)の時と同じ光度・視直径です。

2022/08/21 23h30m20 sShutter=74.47ms Gain=294 (49%) Duration=240s 50% of 3223frames


 来年の土星は「2025年・環の消失」の2年前になるので輪の傾きがだいぶ小さくなります。その分、今まで見えなかった南半球が見えるようになるので「南半球の色と縞模様の観察」がポイントですね。


10月15日の土星

2022年10月17日 | 土星
 10月15日ブログの続きです…

 中国宇宙ステーションの撮影が終わって機材を片付けながら南の空を見ると、まだ薄明中の空ですが土星がキレイに輝いていました。どれどれ今日の土星はどんな感じかな~と30cmドブで覗いてみると、

 おっ、気流はそんなに悪くないようです。アイピースをPHOTON 5mm(300倍)にチェンジしてみてみるとやや離れたところに衛星タイタンが、そして土星の環を取り巻くように小さな衛星が3つ並んでいるのが見えます。

 ほほう、ステラナビで調べると衛星レア、ディオネ、テチスですね。ほかにエンケラドス(11.7等)とミマス(12.9等)もあるようなので、アイピースをいろいろと変えてじっくり見ましたが確認できずでした。


 望遠鏡では下図と全く同じように見えたので目を皿にしてエンケラドスを(ミマスは無理なので)探したのですが私の目では見つけることができませんでした。ざんねん~

 気流はいいと言ってもWindy予報によると250hPaの風速は50m/sです。夏場は10m/s前後なのでそれに比べたら猛烈な台風級ですね。それでも明日以降は、60m/s、70m/s、80m/sと日増しに風速が増していくのでこの時期としてはベストといえます。


10月15日の土星(Diameter=17.66" Magnitude=0.64)


2022/10/15 19h23m Shutter=50.81ms Gain=351 (58%) 50% of 2000feames
μ210+Powermate2× ADC ASI290MC


衝から2か月が過ぎた土星

2022/10/15 19h38m Shutter=36.49ms Gain=351 (58%) 50% of 5000feames
μ210+Powermate2× ADC ASI290MC

10月15日の天気図で~す。


 さて、土星は10ショットほど撮影しましたが気流が良くならなかったので撮影は早々と終了として、30cmドブでM57リング星雲の観望です。こと座のM57環状星雲は視直径が83"×59”で光度は9.3等級なので光害のある仙台郊外でもはっきり見えます。

 このままメシエ巡りをしたいところですが今日の月出は20時15分です。そろそろ月明かりの影響が出てきているので星雲探訪は次の機会として木星に望遠鏡を向けてみました。

 次回のブログに続く…




9月30日と10月1日の土星

2022年10月02日 | 土星
9月30日と10月1日に観望した土星の撮影記録で~す。

 9月30日は18時30分頃から準備を始めて、撮影前に眼視で土星を観望しました。久々にアイピースを全部出して見てみましたが、やはり谷オルソが一番キレがあって手持ちではダントツですね~。お手頃価格だったのでもっと買っておけばよかったな~と思っても生産終了なので後の祭りですが…

 さて、本日の土星の南中は20時29分です。お急ぎモードで撮影システムにチェンジして土星をPCモニターに写したところ… ほひょ、土星のすぐ下に明るい星が見えます。

 はて、これは土星の衛星かな? かなり明るいけど… と思ってステラナビで確認すると、衛星タイタンでした。タイタンは明るさが8.3等級で直径は地球の月より大きく、太陽系ではガニメデに次いで2番目に大きい衛星なので、そりゃ目立つわけです。ナットク~。

 と、いうことで土星本体の撮影前に衛星の写真を撮ってみました~。

 今日は明るい衛星が近いところでいい具合に散らばってたのでうまく撮影できました。ラッキー!


 さて、土星本体の撮影ですが、今日も高気圧に覆われていて気流は見た目にもいいのですが、どの動画をスタックしてもなぜかうまくいきませんでした。アライメントポイントを変えていろいろとやってみたのですがどーしてもダメでした。

19時24分撮影(撮影時高度33°)


 このあと木星も撮影したのですが、そちらもシャキッとしない画像だったので気流の影響もあると思いますがピントズレなどの光学的な問題があったのかもしれません。

 9月30日21時の天気図はこんな感じでした~。


 ここからは10月1日の土星画像です。こちらでは像のブレや偽空隙なども現われずほぼイメージどおりの土星を撮影することができました。



2022/10/1 20:40 μ210+Powermate2×+ADC ASI290MC 
Shutter=42.09ms Gain=362 (60%) 50% of 4000flames

  昨日の撮影で衛星を写すことができたのでこの日も調子に乗って撮影に挑戦したところ…なんと不透明な大気で覆われたタイタンがそれっぽい色で写っていました~。ビックリ!(拡大画像→photo


 タイタンは液体メタンの雨が降っていて、その浸食作用で河川、湖、海が存在する一見すると地球のような地形が広がっている衛星です。NASAがドローンを飛ばして探査するドラゴンフライ計画を2034年にタイタンに到着することを目標に進めていますので近い将来タイタンの様子を映像で見ることができそうですね。ワクワク…




 こちらは10月1日21時の天気図です。

 9月30日よりは10月1日の方がシーイングが良かったのでこの後に撮影した木星は模様がよく写りました。その様子は次回のブログで~。

8/21-8/22の土星・木星・火星

2022年08月25日 | 土星
 8/21-8/22の3惑星撮影会の記録で~す。

 この日は長い夜になりました。というのもこの日は19時36分にXー37B、19時53分にCSSの通過があったのでSCW予報を見て夕方から準備に入ったのですが18時30分にドン曇りになって撮影はキャンセル!

 ところが、夕食後にCSSの通過だけでも雲間から見ようかなと思って外に出ると… なんと雲がありません! なんだこれ拡大撮影できたよね…と思いながら双眼鏡を取りに行って空を見上げたのですがCSSはすでに東の空低いところを通過中のようで見ることができませんでした。トホホ…

 しか~し、この状態なら今夜は土星の撮影ができそうです。SCWでは夜半に海霧が海岸から流れてベタ曇りになる予報だったのでどうかなぁ…と思ったのですが、ラッキーなことに一晩中ほぼ雲量0で朝方の火星も撮影することができました。

 最初のターゲットである土星は22時過ぎから準備を開始して撮影を始めたのですが23時30分頃に突然気流が落ちついて、わずか30分だけですが今シーズン最良の土星を撮影することができました。

その時に撮影した土星が以下の写真です。

23時30分撮影50%スタック


 上記写真ではB環の内側にC環らしきものが写ってます。これまでC環を写したことがなかったので、これが本物であれば初撮影となるのですが、はて、どうでしょう?

23時52分撮影50%スタック


23時57分撮影50%スタック画像

 
23時57分撮影60%スタック画像

 土星は南北を逆にしただけで雰囲気がガラリと変わるので同じ写真で二度楽しめますよね。下から見上げるアングルはなんとなく探査機が撮影した写真っぽくて個人的には好みです。


 さて、気流の変化の様子ですがこちらが23時10分頃の動画で

 これが気流が落ち着いた23時30分頃の動画です。


 気流が落ち着く瞬間は何の前触れもなく突然やって来ますが、
気流が悪くなる瞬間もまた然りです。

 気流が良いうちに木星も撮影しようと望遠鏡を向けた時はすでに遅しで
モニター上に写った木星は下の動画のようなさざ波状態でした。

24時15分頃に撮影した木星

 しか~し、大赤斑がちょうど真ん中で、しかも近くに衛星イオもあって
これぞ木星!といえる写真が撮れたので、超ラッキーでした。(^^)/

 気流はさざ波状態ですが模様がこの程度見える状態は仙台としては
かなりいい方で、画像処理するとそこそこ模様が浮かび上がります。

24時11分撮影50%スタック




24時13分撮影50%スタック




24時15分撮影50%スタック



 木星の撮影は02時過ぎまで続けましたが気流は悪くなる一方で、結局この3枚が本日のベストフォトとなりました。さて、そろそろ火星の高度が上がってきたので望遠鏡を火星に向けてみると…

 残念ながら気流はご覧のとおりブルブル状態でした… (_ _) 
期待はしてなかったので想定内ではあるんですがね~

 本日の火星は光度 0.0等 視直径 9.2" 輝面比 0.85です。まだまだ小さいですね。距離は1.1auです。最接近の12月には距離0.54au、光度 -1.8等 視直径 17.2" になるので楽しみですね。


02時20分撮影25%スタック

 WinJUPOSを見ると子午線の湾(アリンの爪)が正面にあるようですが、ぜんぜん分かりませんね。火星は今後に期待しましょう。


 さて、長時間にわたって楽しめた3惑星撮影会でしたが、今日の撮影はこれで終りではありません。この後、ISSの好条件通過が控えています。日の出10分前のDaylightパスですが、最大仰角77度、明るさはー3.6等級、距離429kmの好条件イベントです。

 惑星を撮影したμ210の撤収と拡大撮影用のドブ設置を終えた時刻が03時過ぎ… ISS通過まではまだ時間があるのでここで仮眠です。望遠鏡とPCなどの周辺機器にシートをかぶせて準備終了です。
では、みなさんおやすみなさ~い。


(おいおい、だいじょうぶなのか~? 今寝て、ホントに起きられるの? 気づいたら太陽がまぶしかったってことになるんじゃないの~?) 

 …とご心配のあなた! 大丈夫です。ちゃんと起きて撮影しましたよ。
その様子は次回のブログで~ 



8月19日の土星

2022年08月20日 | 土星
久しぶりに快晴になったので土星を撮影しました~。

 昼間は快晴でしたが夜には薄雲が出る予報だったので、日没直後から撮影の準備をして待っていたのですが… 眼視で夏の大三角が見えた時にはすでにアルビレオが確認できないほどの薄雲が広がっていました~。

 そんなこんなで20時過ぎで土星の高度がまだ20°の時に早々と撮影した土星が上の写真です。大気分散はADCで目立たないようになっていますが、高度が低いことと広がった薄雲で撮影に耐えられる条件ではありませんでした。

 ということで、土星の高度が30°を超える21時30分過ぎに撮影を再開したのですが、薄雲は徐々に厚くなり、雲が出れば気流はよくなるよね~という期待もみごとに裏切って条件は悪くなる一方でした。

21時39分の土星はこんな感じで…(gifアニメ
これをスタックした画像がこちらで(photo
それをレジスタックス等で画像処理しても…この程度でした。(photo
2022.8.19 21h39m Gain=385 (64%) Shutter=25.76ms Duration=120s
Diameter=18.67" Magnitude=0.30 CMI=216.3° CMIII=267.4°

 衝を過ぎたばかりのキレイな土星を撮りたかったのですが夏の気流は終わってしまったようです。梅雨明け直後の7月1日に撮影した土星は下のような感じでしたので、明らかに季節が夏から秋へ進んでしまったと言えますね~。

動画(gifアニメ

スタック画像(photo
レジスタックス画像(photo

 南三陸町で歌津魚竜の化石を見ていた昼間は今シーズン最高の青空だったので、今夜は惑星撮影会ができるぞ~ と思ったのですが、木星と火星は1ショットも撮影できずに撤収となりました。ざんねん!






注:世界最古の魚竜が眠る歌津館崎の魚竜化石産地及び魚竜化石群は国の天然記念物に指定されているため海岸にある石や植物を持ち出すことは法に触れることであり一切禁じられています。駐車場では南三陸町教育委員会からのお知らせとして注意喚起が常時流れています。アクリル板で保護されている魚竜化石がある場所は満潮時や波が荒いときは近づくのが難しいため見られないことがあります。





8月27日の木星・土星

2021年08月28日 | 土星
8月27日に撮影した土星と木星で~す。
気流が良くなかったのでイマイチの土星と木星でした。

衝から1か月近く過ぎたので土星本体の影が輪にかかっているのが分かりますね。

本日の土星データ Diameter=18.33" Magnitude=0.32

2021/8/27 20h53m55s(JST) CMI=107.4° CMIII=241.2°
180sec Shutter=95.64ms Gain=350 (58%) Autostakkert3 50% of 2060


こちらは衝から1週間過ぎた木星です。(Diameter=48.96" Magnitude=-2.87)

2021/8/27 21h20m45s(JST)  CMI=263.4° CMII=14.0° CMIII=199.4° 
Duration=90s Shutter=14.70ms Gain=332 (55%)Autostakkert3 50% of 6125


De-rotationしてみましたが気流が良くないのであまり変わりませんでした~。(^^ゞ


中央時刻 21h20m(JST)

8月3日の土星

2021年08月03日 | 土星
 昨日8月2日が今シーズンの土星衝でしたが天気に恵まれず撮影できませんでした。残念~。
今日も曇る予報でしたが今のところ晴れているので早めの撮影スタートです!

…といっても20時40分現在の土星の高度は20°です。普段なら撮影しない高さですがとりあえずチャレンジしてみましょう。今日の観測ポイントはハイリゲンシャイン効果です。

 土星衝当日はハイリゲンシャイン効果で環がいつもより明るく光る様子が観測されます。今日は衝から1日過ぎていますがはたしてハイリゲンシャイン効果は見られるのでしょうか。早速撮影開始です。


本日のファーストショット(20時49分)Diameter=18.52" Magnitude=0.18 

2021/8/3 20h49m33s(JST)CMI=0.7° CMIII=218.8°
240sec Shutter=78.83ms Gain=350 (50%) Autostakkert3 50% of 3045

 気流が良くありませんね~。まだ高度20°なのでしょうがないですね。心なしかB環が明るい感じがしますが…もう少し待つことにしましょう。



時間は23時を過ぎました。どうでしょう? 環はいつもより明るくなっているでしょうか?

2021/8/3 23h42m01s(JST)CMI=101.9° CMIII=315.9°
240sec Shutter=38.98ms Gain=389 (50%) Autostakkert3 50% of 5950


こちらは本日のラストショットです。気流はかなり落ち着いています。

2021/8/3 24h10m15s(JST) CMI=118.4° CMIII=331.8°
240sec 43.34msGain=389 (64%) (50%) Autostakkert3 50% of 5538


単独ではハイリゲンシャイン効果がよく分からないので7月16日に撮影した土星と並べてみました。





 7月16日の土星と比べてみると8月3日の方がA環とB環の輝度差が大きいような感じがします。A環の変化は分かりにくいですがB環が明るく見えているのが分かりますね。

 以上、土星のハイリゲンシャイン効果レポートでした~。

7月18日の土星

2021年07月21日 | 土星
7月18日に撮影した土星で~す。
本日の土星データ Diameter=18.45" Magnitude=0.25

今回はカッシーニの空隙がシャープに写るように撮影&画像処理したのですが、
どーも、うまくいきません。まー、今後の継続課題ですね。


2021/7/18 23h17m44s(JST) CMI=257.5° CMIII=288.2°
240sec Shutter=60.77ms Gain=350 (58%) Autostakkert3 50% of 3949



2021/7/18 23h46m49s(JST) CMI=273.1° CMIII=303.2°
180sec Shutter=62.64ms Gain=350 (58%) Autostakkert3 50% of 2874




2021/7/18 23h52m38s(JST) CMI=278.0° CMIII=307.9°
240sec Shutter=63.26ms Gain=350 (58%) Autostakkert3 50% of 3795


今日はとても気流が良くて気持ちはすでに木星にワープしているので土星の撮影は以上です!